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ウィーンのワイン酒場、ホイリゲを体験してきました!
オーストリアの首都、音楽の都「ウィーン」は芸術文化だけでなく、食文化・中でもワインに関して古くから発展しているのをご存じでしょうか?実は、ワインが有名なのはフランスやイタリアだけではありません。
ホイリゲとは?
ウィーンには「ホイリゲ」と呼ばれるワイン酒場が多く存在します。日本の大衆居酒屋のような気軽に楽しめる雰囲気があり、現地に住む人々を中心に連日昼間から賑わっています。また、「ホイリゲ」は今年のワイン、新酒という意味もあります。
かつて17世紀後半にオスマン帝国との戦争でワインを入手しにくくなったウィーンでは、人々がホイリゲ(今年の新酒)を求めて郊外の農家に自家製ワインを買い出しに行くようになりました。以来、自家製「ホイリゲ」と料理を自宅の庭等で提供する居酒屋を「ホイリゲ」と呼ぶようになり、今でも大衆ワイン酒場として人々が集います。
では、実際に現地のホイリゲへ!
こちらが入口。訪れる人は、市内から循環しているバスやタクシーを利用して訪れます。
それでは早速中へ入ってみましょう。入場の際にチェックは特にありませんので、そのまま木組みの門をくぐりいざ「ホイリゲ」体験へ♪
昼間のように見えますが、これでも既に19時。観光客はまばらで、現地在住の人々が日曜日のひと時を楽しんでいます。盛り上がってくるのはまだまだこれからです。
まずはお通しのパン。ドイツパンにトマトやバジル、ガーリックのペーストが塗ってあり、いくつでも食べられそうです。「ホイリゲ」では白ワインが主流。冷えた白ワインを注いだら、さあ乾杯です。
やはりアルコールには揚げ物がぴったり。ウィーンで有名なウインナーシュニッツェル、鶏のから揚げが大皿でふるまわれます。
ズッキーニやナス・マッシュルームのフリッターも大皿にこんもりと盛られます。
大皿から料理を取り分け、雰囲気を味わいながら食事を楽しみます。ワインが進むメニューが多く、会話も弾みます。
アルコールも入り、ワインのデキャンタが空くころには、人見知りの方でも打ち解ける位に親交も深まっているはずです。
明るかった空も、気付くと暗くなってきました。夜遅くまでバスが運行していますので、バスやタクシーを利用し帰路へ。
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