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憧れのペトラ遺跡に大感動!さらに聖地エルサレムや死海での浮遊体験・・イスラエルとヨルダンに魅了されました!
なんとなく、「興味はあるけど、治安が心配...家族にも反対されそう」というイメージのある国々だと思います。私も同じような思いを持っていましたが、実際に訪れてみて、イメージが180度変わりました!!実際に行ったからこそお伝えできる、イスラエルとヨルダンの魅力をご紹介させていただきます。
目次
イスラエル編
イスラエルは四国ほどの小さな国ですが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地である「エルサレム」をはじめ、旧市街の城壁に囲まれた美しい建物やそこに刻まれた歴史、地中海に面したリゾートエリア、南部の沙漠地帯、ヨルダンとの国境に位置する「死海」など、見所は盛りだくさんです。
その中でも、訪れる旅行者の多いエルサレムとベツレヘムをご紹介します。
壁に囲まれた旧市街
古来から破壊と再生の繰り返されてきた地です。
嘆きの壁
ユダヤ人にとって最も大切な祈りの場、訪れる人々は願いを記した紙切れを壁の石の隙間に埋め込んでいきます。みなさんもぜひお願い事をしてみてください。
男性と女性用のスペースが仕切られており、男性は「キッパ」と呼ばれる小さな帽子を被ります。いただいたキッパは、お土産として持ち帰ることができます。
ヴィア・ドロローサ
イエスが十字架を背負って刑に処されるため歩いたとされる道で、全長は約1km。第1ステーションから第14ステーションまであります。ぜひ、みなさんも歴史を感じながら踏みしめてみてください。
聖墳墓教会
十字架から降ろされたイエスの聖骸に香油を塗った地です。今でも乳香の香りが残っており、訪れた人々は自身のハンカチ等に香りを擦り付けて持ち帰ります。
イエスの墓がある最も重要な巡礼地です。
聖誕教会(ベツレヘム)
イエスが生まれたとされる地で、「イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕
オリーブ山から眺める岩のドーム
エルサレムのシンボルにもなっている岩のドーム。標高825mのオリーブ山からは、城壁に囲まれた美しいエルサレム旧市街が一望できます。
主の泣かれた教会
教会のドームは涙の粒をかたどってあり、教会内の窓からはエルサレム市街を一望できます。
ゲッセマネの園
オリーブ山の麓にあるイエスゆかりの庭園。園内にははるか昔から受け継がれてきたオリーブの木が並んでいます。
万国民の教会
イエスが最後の夜を苦悶しつつ祈って過ごした教会。モザイクのファサードが特徴的です。
ダビデ王の墓(シオンの丘)
こちらは墓の入口にあるダビデ王の像。
石棺はダビデの星が刺繍されたビロード布に覆われています。
鶏鳴教会
天井には美しいステンドグラスが見られます。
世界遺産「マサダ遺跡」
イスラエルとヨルダンの国境超え
エルサレムの標高は約800m。ヨルダンとの国境に向かう途中に海抜0mの地点があります。
かつては、イスラエルの入国スタンプが押されていると、近隣の中東諸国への入国ができなくなるかも?と懸念のあった入国スタンプですが、現在はこのような入国カードと出国カードが発行されるため、パスポートへのスタンプはなくなっています。
ヨルダン編
なんと言っても古代神秘の世界遺産「ペトラ遺跡」が最も有名です。その壮大さは圧巻で、訪れた人々の期待を裏切らないところです。また、一生に一度は体験したい、地球上最も低い所に位置する「死海」での浮遊体験も楽しめます。
ネボ山
モーゼ終焉の地とされる場所。お天気が良ければエルサレムまで望むことができます。
聖ジョージ教会
古代エルサレムを描いたモザイクの地図が今でも一部残っています。
ついにペトラ市内へ!!
夜のペトラ市内。お天気が良ければ綺麗な星空も見ることができます。
こちらは朝、ペトラ市内のホテルからの眺めです。
ペトラ遺跡
荒れ果てた砂漠の地に突如出現する古代都市ペトラ。長い間歴史の闇に隠れており、忘れられた都とも呼ばれていましたが、1812年スイス人探検家により発見され、「バラ色に輝く古代都市」として今や中東を代表する遺跡になっています。
シーク(岩の割れ目)の入口から奥へと進みます。
岩と岩の隙間からついにエルハズネが見えてきます。
ついに!!!
ペトラ遺跡の代名詞ともいえる、某有名映画の舞台にもなった「エルハズネ」、アラビア語で宝物庫という意味。
写真を見て以来、いつか実際に行って見てみたいと思っていた憧れの場所・・。
実際に目の当たりにして、想像をはるかに超える迫力にとても感動し、気づけば頭の中であの有名な映画のテーマ曲が流れていました。
また、実際に行って驚いたことは、ペトラ遺跡の規模の大きさ!有名な「エルハズネ」の遺跡はペトラ遺跡のほんの一部なのです。
炎天下の中、ついつい気分が高まり、岩山を登って数時間、遺跡の中を歩き続けていました。
間違いなく、今回の旅の最大のハイライトになりました。
日陰は冷んやりしますが、日差しが強く砂埃もあるため、サングラスと帽子は必須です!現地の人が頭に巻いている「クーフィーヤ」と呼ばれる布を巻いてもらいました。
中東でよく見かけるサンドボトル、お土産にいかがでしょう?
ペトラ遺跡はとにかく広大です。全て見るには数日はかかると言われるほど。少し高台からの景色です。広大さがお分かりいただけますでしょうか?
死海
海抜マイナス420mの「世界で最も低地にある」塩水湖。塩分濃度が通常の約10倍もあり、プランクトンや魚が生息できないことから「Dead Sea=死海」と呼ばれています。
高い塩分濃度濃度のおかげで、どんな人でも必ず浮ける不思議な湖です。
たくさんのミネラルを含んだ死海の水は健康や美容にも効果が高いと言われていて、一度死海に入ると10歳は若返る!?とも。ぜひ泥パック体験もお試しください♪
死海の水を利用した化粧品なども有名です。
そんな死海ですが、近年の開発により1年で1mもしくはそれ以上のスピードで水位が下がっているらしいです。
死海のホテル
番外編(食事・お土産・花)
イスラエルとヨルダンの食事
予想以上に野菜が豊富で嬉しかったです。イスラエルの食糧自給率は90%以上なんだとか。
ビュッフェスタイルの食事が多く、野菜も味付けされていて食べやすいです。大きな実の新鮮なオリーブもおすすめです。
お酒もほとんどのホテル、レストランで飲むことができます。
お土産
<AHAVA>
<SABON>
イスラエル産の死海のミネラルが含まれた化粧品がおすすめ。特に有名なのが、オリーブ石鹸や、現在日本では取り扱いのないAHAVAと日本でもお馴染みのSABON。日本で買うよりお安く購入できます。また、ビールやワインもおすすめです。
<マックスブレナーのチョコレート>
日本でも人気のマックスブレナーのチョコレートも空港で購入できます。
野生の花
季節により、異なる花が見られます。
- 1月:アーモンドの花
- 2月:シクラメン
- 3月:春の花
- 4月:ルピナス
- 5~6月:ジャカランダ
いかがでしたでしょうか?宗教の聖地エルサレムの独特な世界と圧巻のペトラ遺跡、不思議な死海での浮遊体験・・すっかりイスラエルとヨルダンにはまってしまいました。
ぜひみなさんもこの素敵な国々を訪れていただければ幸いです。
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M.S
- 旅行会社勤務。「働きながら世界を旅する」が目標です。