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寒い日はポカポカ温まる「ほうとう」を食す!
3月に入り、幾分暖かいかな~という日もぼちぼち出てきましたが、まだまだ山梨は寒い日が続いています。山梨に限らず寒い日の夕飯といえば、鍋料理というお宅も多いのでは。我が家では週に3日はお鍋の日(笑)ここ数年、スーパーに買い物に行くと、鍋つゆの種類の豊富さに驚きます。それだけ、食卓を鍋で囲むお家が増えているってことですね。
肉鍋、魚鍋、野菜鍋、、、、といろいろありますが、ここ山梨といえば、そう、ほうとう鍋が定番です。ほうとうは、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。2007年には、農林水産省が全国の「食べたい!食べさせたい!ふるさとの味」の中から選定した「農山漁村の郷土料理百選」の1つに選ばれています。(ちなみに山梨県からは「吉田うどん」も選ばれています)。
ほうとうは別に鍋でなくてもOKなのですが、やはりいろんな具材を入れて楽しむにはやっぱり鍋がおすすめです。
スープは、甲州味噌を使用。米麹と麦麹を混ぜ合わせ絶秒な甘味が特徴。最近は、米麹のみの信州味噌なんかも使われるようになりました。具材は白菜やニンジンといった野菜が中心なのですが、カボチャが入るのが他の鍋とは異なる大きな特徴かも。カボチャの甘味が味噌と相まって、これまたとっても美味しく仕上がるのです。
ほうとうの具は野菜のみが基本といわれていますが、最近は鶏肉や豚肉、油揚げなんかも入れるなど、バリエーションも豊富になりました。
そして、麺は平太麺を使用。モチモチした食感が特徴で煮込むととろとろになるのが特色。うどんと違って塩を練りこまないので、あらかじめ麺をゆがく手間が省けそのまま生麺を鍋に入れて煮込めるので、とても重宝されています。
夏場は冷やしほうとうもあるので、考えてみれば一年中食べられる郷土食になりました。甲府市内でもほうとうの専門店がたくさんあるので観光の合間にぜひ立ち寄ってみてください。
また県内ではほうとうに関するイベントなどもあり4月には昇仙峡ほうとう祭りが開催されます。
第10回昇仙峡ほうとう祭り
- 日付:2019年4月13日(土)・4月14日(日)雨天決行
- 時間:午前11時〜午後3時
- 会場:甲府市営昇仙峡滝上駐車場
- お問い合わせ:主催 / 昇仙峡魅力づくり協議会 後援 / 昇仙峡観光協会
- TEL:055-287-2111
- HP:昇仙峡観光協会
※2020年に続き、2021年の昇仙峡峡ほうとう祭りの開催は中止になりました。詳細はHPにてご確認ください。
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カツオ
- 自営の仕事を息子にシフトしつつ、趣味のドライブに費やす時間を増やす日々。
ドライブ+温泉、体験、食べ歩きにとなにかと忙しい。