絶景と美味しい料理を満喫♪カプリ島にあるおすすめの隠れ家的レストラン

カプリ島と言えば「青の洞窟」が有名な南イタリアの島。今回私がおすすめしたいレストランは、青の洞窟と同じアナカプリ地区に位置する、海が見渡せるレストラン。

カンパニア州のモッツァレラチーズや魚介を使った郷土料理と共に、カプリの絶景も楽しめます。青の洞窟と同じエリアにあるため、洞窟観光の後にすぐ立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

カプリ島の二つの町「カプリ」と「アナカプリ」について

カプリ島は10.36平方キロメートルあり、その面積は日本でたとえると東京都の中央区(10.21平方キロメートル)や、大阪府の北区(10.34平方キロメートル)と同じぐらいの大きさです。

そんなカプリ島はリゾート地として高い人気を誇り、次に紹介する2つの町が主な観光スポットとなっています。

カプリの町

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カプリ島には、「カプリ」と「アナカプリ」という二つの町があります。カプリには、ナポリやアマルフィからのフェリーが到着するマリーナグランデ港があり、青の洞窟への船も同じ港から出ています。

カプリに着くとレストランやお土産屋が軒を連ね、町の中心にはホテル、レストラン、おしゃれなショップやカフェも多く、散策やお買い物にもぴったり。人も多く賑やかで、優雅なリゾート地の雰囲気です。

アナカプリの町

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カプリと反対の西側に位置するのが、アナカプリの町。カプリからはバスかタクシー、またはケーブルカーで移動できます。アナカプリには、青の洞窟やソラーロ山(Monte Solaro)など自然が作り出した絶景スポットが多く存在します。

もちろんホテルやレストランもありますが、カプリに比べると数は少なく、住宅やスーパーなど日常感も垣間見られるゆったりとした雰囲気。ショッピングよりも、のんびりと町中の散策を楽しみたいという方にはこちらがおすすめです。

アナカプリ地区にある穴場レストラン「ジョルジョ・アル・クッチョロ」

そんなのんびりとした空気が魅力のアナカプリ地区で見つけたのが、素晴らしいオーシャンビューとグルメを同時に楽しめるレストラン。

少し分かりにくい場所にあり、「隠れ家的レストラン」と言えるのですが、旅行者にとって嬉しいサービス(後述)もありますので、カプリ島を訪ねたときはぜひチェックしてみてください。

ロケーション

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レストラン「ジョルジョ・アル・クッチョロ(Giorgio al cucciolo)」へ行くには、青の洞窟もしくはアナカプリのバス停からくねくねと曲がった道を進み、さらに住宅などがある狭い道を通ってたどり着きます。

こんな所に本当にレストランがあるの?と思っていると、道が開けた場所にレストランが現れます。地元の人でなければ見つけられないくらい、のどかな町並みの中にポツンとレストランが建っています。

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席に着くと海と空が広がる、美しいパノラマが待っています。周りに何もないため、店内はとても静か。心地よい風や日差しを感じながらゆっくりと食事できます。

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店内は、室内席とテラスに分かれています。室内もテラスも窓際の席は人気なので、予約して行くことをおすすめします。

お料理

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メニューはカプリやナポリ~ソレントなど、この地域の郷土料理が中心。名産の水牛のモッツァレラチーズをつかった前菜や、魚介を使ったメニューがおすすめです。

海が近いだけあって、前菜からパスタやメイン料理に至るまで、魚介メニューが多くて日本人には嬉しいですね。

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私が夏に訪れた時は、メニューにないイカ墨を練りこんだ自家製パスタに、エビとカボチャの花(※)を添えたパスタがありました。その時獲れた魚介類を使ってメニューにない一皿を提供してくれることもあるので、注文の際に聞いてみるのも良いでしょう。

※註:イタリアでは、カボチャ(またはズッキーニ)の花は一般的な食材とされています。イタリア語では「Fiori di zucca」と呼ばれます。

おすすめの時間帯と便利な送迎バス

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南イタリアでは、昼食は13時以降、夕食は20時以降が当たり前。そのため、その時間より少し早めに行くと比較的空いていて、ゆっくり食事ができます。人が少ないときに訪ねると、静かな時間と景色を独り占めしているような気分に。

特に夕食は早めに行くと、刻々と表情を変える美しい夕暮れを見られます。昼間の一面真っ青な風景も素敵ですが、沈みゆく夕陽を眺めながらの夕食も、とてもロマンチックです。

送迎車があるから安心

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分かりにくい立地ではありますが、実はこちらのレストランは、便利な無料送迎車が運行しています。アナカプリのバス停~レストラン間と、青の洞窟~レストラン間を送迎してくれます。

店名「Giorgio al cucciolo」と書かれた赤い車が目印。送迎は要予約なので、必ず事前にお店へ伝えておきましょう。送迎車の予約はメールか電話で、英語も対応しています。

青の洞窟と一緒に、グルメと絶景も満喫しよう!

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カプリ島と言えば青の洞窟ですが、そちらで海からカプリ島を眺める素晴らしい景色を楽しんだ後は、陸側から絶景とお料理を一緒に楽しんでみるのはいかがでしょうか?

カプリならではの美しいブルーの景色を、美味しい料理やワインと一緒に満喫してみてくださいね。

基本情報

名前:Ristorante Giorgio al Cucciolo(リストランテ ジョルジョ・アル・クッチョロ)
公式サイト:http://www.cucciolocapri.com/
住所:Via La Fabbrica 52
TEL:081-8371917

※季節営業...レストランが開いているのは、残念ながら夏季(4~9月頃)のみ。冬のシーズンオフの時期はクローズします。開店・閉店の日程は年によって異なるので要確認。
※メニューや営業期間・送迎サービスなどは2017年9月時点のものです。

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写真:La luce del Sud

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La luce del Sud

人々の生活スタイルや風景に魅せられ、イタリアへ。現在は南イタリア・アマルフィ海岸にある小さな町に住んでいます。個人旅行のアテンド・各種視察のコーディネートや通訳をしています。

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