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旅行前に知っておきたい!南イタリアの季節別イベント情報(年間カレンダー付)

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記事投稿日:2017/03/07
最終更新日:2017/08/14

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出発前に季節ごとのイベントや注意事項を確認しておけば、旅行をさらに楽しく、安心して堪能できます。筆者の住む南イタリアを中心に、イベントやホテルに関しての情報やおすすめの町を季節ごとにご紹介しましょう。

イタリアは四季の違いがハッキリある国

花々が咲き始める春、太陽が輝く夏、グルメの秋、ロマンチックな冬......イタリアは日本と同じように、はっきりとした四季の違いがあり、どの季節に訪れても四季それぞれの美しさと魅力を感じることができます。

また、出発前に季節ごとのイベントや注意事項を確認しておけば、旅行をさらに楽しく安心して堪能できます。筆者の住む南イタリアを中心に、イベントやホテルに関しての情報やおすすめの町を季節ごとにご紹介します。

春 ~プリマヴェーラ(primavera)~

写真: la luce

写真: la luce

イタリア語で「春」は「プリマヴェーラ(primavera)」。南イタリアでは、初夏に近づくと海水浴のシーズンも始まります。

3月(marzo)

気温も少しずつ暖かくなり始め、3月末の日曜日には冬時間から夏時間に切り替わります。3月の南イタリアは、天気が良い日は半袖でも過ごせるくらいに暖かくなります。でも、この時期は気温の差が大きく朝晩は冷え込むので注意が必要。薄手のジャケットや羽織りものがあると便利です。

また、3月8日は「女性の日(Festa della donna)」。この日は、男性から女性にミモザの花をプレゼントします。この時期に町を歩くと、ミモザを模したケーキやかわいいディスプレイ、綺麗に色づいた黄色いミモザを見かけることができます。

4月(aprile)

4月の一大イベントといえば、キリストの復活を祝うお祭『パスクア(Pasqua)』。(※毎年日付が変わります)パスクアはクリスマスと同じく、キリスト教の国イタリアにとって重要な日です。この日の前後は、ほとんどのお店がお休みになります。

このパスクアに欠かせないのが、卵形のチョコレート「パスクアの卵(Uova di pasqua)」。チョコレートの中には、おもちゃやプレゼントが入っており、この時期はパスクアの卵が町中に並びます。大きさはさまざまで可愛くラッピングされているため、お土産にもぴったりです。

※編集部註...パスクアはイタリア版イースターです。本文でも述べられていますが、開催日が「春分を過ぎた最初の満月の後の日曜日」と変動的です。また、アメリカのイースターとは過ごし方が異なり、カトリック圏であることを彷彿とさせる儀式が各地で行われています。

5月(maggio)

南イタリアでは、5月後半から海水浴を楽しむイタリア人でビーチが賑わい始めます。この時期のビーチは暑すぎず混み過ぎず、のんびり日光浴しながら美しい海を楽しめる穴場の時期。アマルフィやカプリ島を訪れる際は、ぜひビーチにも立ち寄って美しいブルーの海を満喫してみてください。

ただ、この時期でも日差しは強く日焼けしやすいのでサングラスや帽子、日焼け止めもお忘れなく。

春に旅行するときにおすすめの町:アマルフィ(Amalfi)

写真: la luce

写真: la luce

冬季は運休していたアマルフィ直通のフェリーも、毎年4月から開港します。風を切って走るフェリーからは、海岸沿いに点在する小さな村や昔の見張り台などが次々と現れ、眺めているだけで楽しめます。夏のシーズンで混み合う前に、ゆったりとアマルフィ海岸の眺めを楽しんでみてくださいね。

夏 ~エスターテ(estate)~

写真: la luce

写真: la luce

南イタリアの夏は、本格的なバカンスシーズン!ビーチが賑わい、お祭りが催され、テラス席が心地よい季節です。

6月(giugno)

日差しが強くなり、週末はビーチが混み始め夏の訪れを感じる時期です。遺跡など、日陰が無い野外の見学には水分補給・紫外線対策が必須です。日陰に入ると涼しく過ごしやすいため、この時期のランチやディナーはテラス席のあるレストランがおすすめ。風景を眺めながらゆっくりと食事を楽しめます。

夜でも店の外にテーブルや椅子を並べるお店が多いため、アペリティーボ(Aperitivo ※)を楽しむのもおすすめです。

※編集部註......アペリティーボは「食前酒」の意味。現在はディナータイムの前に行われるお得なハッピーアワーに近しいものとして営業される、イタリアのパブの習慣を指します。

7月(luglio)

いよいよ夏のバカンスシーズン到来! この時期はイタリア人もバカンスの計画で頭がいっぱい。町中がワクワクした雰囲気に包まれます。この時期は町中よりも、海沿いのリゾート地がおすすめ!カラフルな花が咲き、真っ青な空に透き通るビーチが待っています。国内外から観光客が訪れることで町も賑わい、日も長くなっているため夜間の散策も楽しめます。

8月(agosto)

8月15日は聖母マリアの被昇天祭「フェッラ ゴスト(Ferragosto)」。この日は各地でイベントが行われたり花火が打ち上げられたりとイタリア中でお祭りが行われます。15日の前後2週間ぐらいが、イタリアのバカンスのピークです。

この時期は観光地やリゾート地はもちろん、人気のホテルやレストランも観光客で混み合うため、もし旅行に行くならば早めの予約をおすすめします。電車等の公共機関も混み合うため、事前にチケット購入しておくのがベターです。

夏に旅行をするときにおすすめの町:カプリ島(Capri)

写真: la luce

写真: la luce

カプリ島は、夏の南イタリアの定番スポット。シーズン中はホテルの金額も上がり観光客で混み合いますが、それでも行く価値あり。白い町並みにカラフルな花が咲き真っ青な海が広がる風景は「美しい」の一言です。青の洞窟だけでなく、ショッピングやビーチ等、カプリ島内の散策も楽しみましょう。

秋 ~アウトゥンノ(autunno)~

写真: la luce

写真: la luce

日本に同じく、イタリアも秋はさまざまな味覚を堪能できる季節。収穫を祝うお祭りや、芸術祭などが各地で催されます。

9月(settembre)

夏の暑さもひと段落し、秋の雰囲気になりつつある時期。市場やレストランにはアーティチョークやポルチーニ茸など秋の食材が並んだり、ブドウの収穫が始まったり......秋の味覚が満載の季節です。また、夏季から9月にかけては、イタリアの各町で「サグラ(Sagra)」と呼ばれる収穫祭が開催されます。

サグラは、その土地のワインや茸・チーズ等のその土地の特産品や「食」をメインにした美味しいお祭りです。地産地消を大切にするイタリアならではのお祭り、この時期にイタリアを訪れるならぜひ参加してみてください!(※)

※ライター註......サグラのイベント情報は、各町のHPやフェイスブック、町や駅にポスターが張り出されます。訪れる町の情報をこまめにチェックしてみてくださいね。

10月(ottobre)

10月末の日曜日にサマータイムが終わります。ローマでオペラが開幕したり、シチリアのタオルミーナで芸術祭が開催されたりと、イタリア全土が芸術の秋に包まれます。

夏のシーズンが終わり、クリスマスで賑わうまでのひと時の静かな時期。この時期に劇場へ足を運び、オペラやコンサートを鑑賞してみてはいかがでしょうか。

11月(novembre)

降水量が多くなり、朝晩の冷え込みも始まる11月は、折り畳み傘や帽子、マフラー、手袋などを持参していくと安心です。

11月下旬から翌1月上旬までは、イタリア各地で『クリスマス市(メルカティーニ・ディ・ナターレ)』が開かれます。食材やリキュール、お菓子やクリスマスグッズなどが並び、市場を歩くだけでも楽しめます。

秋の旅行におすすめの町:ポジターノ(Positano)

写真: la luce

写真: la luce

坂や階段が多く、中心地まで車が入れないポジターノ。暑さや人が多いと歩きづらく疲れてしまいますが、夏のシーズンが終わり観光客も少しずつ減ってくる秋は、散策にぴったり。

ただし、冬季になるとレストランやお土産屋は休業するところが多いので、秋までに行くのがおすすめです。

冬 ~インヴェルノ(inverno)~

写真: la luce

写真: la luce

イタリアにとって、冬は1年で最も重要な時期。クリスマスを祝うロマンチックな雰囲気は素晴らしいものですが、観光客の方はいくつか注意が必要です。

12月(dicembre)

イタリア語でクリスマスは「ナターレ(Natale)」。キリスト教の国であるイタリアにとって、クリスマスの時期は1年で最も重要なものです。町にはイルミネーションが輝き、大きなツリーが飾られたりクリスマスマーケットが出たりと、町中がロマンチックな雰囲気に包まれます。

ただし、お店やレストランなどは12月24、25、26日がお休みになるところがほとんど。この期間はレストラン探しに苦労しますので、事前のチェックと予約をお忘れなく。

1月(gennaio)

イタリア全土で花火が上がり、賑やかなカウントダウンと共に新年を迎える1月。日本とは違い、イタリアのお正月にはあらたまった様子や厳かな雰囲気は無く、新しい年を賑やかにお祝いします。祝日は基本的に1月1日のみで、2日から通常営業にするお店がほとんどです。

ちなみに、1月上旬からはイタリア全土でセールの始まり!ショッピングするならこの時期が狙い目です。

2月(febbraio)

イタリアの1~2月は、日本と同じく最も寒い季節。北部では雪も降り、かなり乾燥しやすい季節です。石造りの建物や部屋はとても冷えるので、しっかりと防寒対策をしてくださいね。2月はシーズンオフのため、ホテルや航空券はかなりお得! 観光客も少なくなるので、混雑を気にせずのんびりと町を散策したい人にはぴったりの季節です。

ただし、この時期は観光名所やレストランもシーズンオフのため閉まっていることが多いので、営業時間の事前確認は必須です。

冬の旅行におすすめの町:サレルノ(Salerno)

写真: la luce

写真: la luce

日本ではあまり知られていないサレルノですが、ナポリやポンペイ遺跡、アマルフィへのバスや電車が通っておりアクセス抜群。毎年12月頃から2月初旬まで、町全体を光で彩るイルミネーションイベント「ルーチ・ディ・アルティスタ(Luci dell'artista)」が開催されます。

イタリア国内では有名なイベントで、毎年イタリア国内外から多くの人が訪れます。つい写真を撮らずにはいられない、光に包まれた幻想的な町並みをぜひ見てみてください。

イタリアの四季やイベントのイメージはつかめたでしょうか?レストランの閉まる時期やイベント時期をチェックして、目的に合わせた安心で楽しいイタリア旅行を満喫してくださいね。

執筆・写真:Italyii ライター la luce

南イタリアの年間イベントをまとめました!

ライターのご紹介を元に、南イタリアで起こる1年のトピックを、気候・イベント・ポイントの3点からまとめました!こちらの画像が、みなさんの旅の計画の参考となれば嬉しいです!

作成:Italyii 編集部

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