ニューヨークの夏といえばコレ!(食べ物編)

ニューヨーカーに、「夏の食べ物は?」と聞くと、ほとんどの人が「スイカ」と答えます。これは日本とあまり変わりないですね。

夏になるとスーパーの入口付近に、大きなスイカがゴロゴロと積み上げられます。

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しかし、アメリカ独特の夏の食べ物はというと、やはりバーベキューでしょうか。

アメリカでは、夏の始まりと言われる6月のメモリアルデーから、つい先日終わった独立記念日、夏の終わりと言われる9月のレイバーデ―まで、夏の祝日には庭でバーベキューをするのが定番です。

祝日だけでなく、人が集まればバーベキュー。集まらなくても、家族だけでバーベキュー。

一軒家に暮らす人は、必ずといっていいほどバーベキューグリルを持っていて、夏は、ハンバーガーを焼くのも、ホットドッグを焼くのも庭に出したバーベキューグリルだったりします。

日本にもバーベキューグリルを持っていてビーチやキャンプでバーベキューパーティーをする人たちはいますが、あれはだいたい焼肉ですよね。でも、アメリカの場合、バーベキューと言えば主に豚肉のスペアリブ。

それでもやはり、地方やそれぞれの家庭によって、グリルする肉の種類は様々です。

スーパーに行くと、こんな塊のお肉が売っています。

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このままグリルの上で焼いて

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焼いてから骨の間にナイフを入れて切り分けます。

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料理法も各家庭色々なので、最初から切り分けたお肉も売っています。

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すでに味付け済みで、焼くだけのものも。

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ソーセージも、バーベキューでは人気のメニュー。
これは、イタリアンソーセージです。

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左のお肉は、バーベキューチキン。
これは、さばいたものを焼いていますが、丸ままのチキンが焼けるグリルだって、ちゃんとあるんですよ。

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とうもろこしも焼かないとね。

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もう一つ、忘れてならないのはバーベキューソース。バーベキューソースは、バーベキューの命。
バーベキューソースにも地方や各家庭により特色があり、ビネガー主体のものやトマト味、マスタード味など様々です。
先祖から代々受け継がれた秘伝のバーべキューソースがある家庭なんてのも珍しくありません。
これは、市販のバーベキューソース。

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バーベキューは、家庭だけでなく、市内各所にあるバーベキューレストランなどでも1年中食べられます。
このお店のものは、食べる時にリブを自分で切り分けるスタイル。
付け合わせも色々。
ポテトサラダやコールスロー、ビーンズなど。
これはマッシュポテトとベジタブルソテー。
甘いコーンブレッドも定番です。

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マンハッタンで1番有名なのは、ダイナソー・バーベキュー(Dinosaur Bar-B-Que 700 W 125 St)。
地下鉄1トレインに乗って125丁目駅で降り、西へ3分ほど歩いたところにあります。
これは骨を取って食べやすくしてあるプルド・BBQポークとBBQブリスケットのコンボ。
付け合わせは、ポテトサラダとブラッセルスプラウト。ブラッセルスプラウトは、この日のスペシャルメニューだったのですが、ない日もあります。

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夏にニューヨークにお越しの際は、是非、本場のバーベキューとキリっと冷えたビールで、アメリカの夏を体験して下さい。

>「ニューヨークの夏といえばコレ!(飲み物編)」はこちらから!

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ナツコ・H

世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。

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