たびこふれ

ペルーのスーパーマーケットって?

記事投稿日:2014/06/05最終更新日:2018/03/01

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生鮮食品から日用品まで、何でも揃うスーパーマーケット。
買い物目的だけでなく、その土地の生活風景や物価を知るのにも打ってつけです。
ペルーには内国資本のIntercorpグループに属する「Vivanda(ビバンダ)」や「Plaza Vea(プラサ・ベア)」、
チリ資本のCencosudグループ傘下の「Wong(ウォン)」や「Metro(メトロ)」、
同じくチリ資本であるFalabellaグループの「Tottus(トットゥス)」といった数々の大手スーパーが、
リマを中心にチェーン展開しています。
品揃えやオリジナルブランドなどチェーンごとの特色はありますが、基本的な利用方法は同じ。
今回は、紅白がコーポレートカラーのスーパーマーケット「ウォン」を例にご紹介しましょう。

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中国系ペルー人エルネスト・ウォン氏が1942年にリマ市サン・イシドロ区に開いた
小さなボデガ(雑貨店)がウォンの始まり。
後にスーパーマーケットとしてリマ新市街を中心に展開、豊富な品揃えとサービスのよさでリマ市民の支持を集めました。
2007年、外資のCencosudに売却された時は、「ペルーの優良企業がまたチリに買収された!」と物議を醸したほど。
サービスが変わるのではと心配されましたが、ウォンの基本的な経営路線は今のところ継承されているようです。

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明るく清潔な店内。生鮮食品や日用品全般、書籍、文具や雑貨、衣類、家電に加え、
薬局や各銀行のATM、旅行代理店や化粧品店、イートインコーナーなども併設されています。
(店舗の規模によって取扱商品やサービスは異なります。)

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人気のお惣菜コーナー。
ロモ・サルタードやアヒ・デ・ガジーナなど、ペルーを代表するさまざまな料理をお好きな量だけチョイス。
電子レンジで温めてもくれるので、少しずつ食べ比べてみるのも面白いですね。
お惣菜コーナーの横では、オーブンの中でジュウジュウと脂を滴らせる「ポヨ・ア・ラ・ブラッサ(鶏の丸焼き)」が。
お昼時には、このポヨ・ア・ラ・ブラッサと揚げたてのフライドポテト、炭酸飲料のセットを買い求める人々でいっぱいです。
(プラスチックフォークなどは「Recepción de Cliente(お客様カウンター)」で貰うことができます。)

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こちらは量り売りのサラダバー。サラダだけでなく、フルーツやヨーグルトも並んでいます。
旅行中は野菜不足になりがちなので、こうしたサラダバーは積極的に利用したいですね。
また、ペルー料理に欠かせないさまざまなサルサ(ソース)も売られています。

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スーパーマーケットには、お土産にしたい商品がいっぱい。
ペルー産のオーガニックチョコレートやコーヒー、ハーブティーやチチャ・モラーダ(紫トウモロコシのジュース)の粉末飲料、
色鮮やかなジャガイモを使ったポテトチップス、マラスの天然塩、アマゾンで採れるナッツやサチャインチオイル、
トウガラシを使ったペーストやソース類、レモン風味のマヨネーズなど枚挙に暇がありません。

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清潔なイートインコーナー。コーヒーやフレッシュジュース、エンパナーダなどの軽食が楽しめます。
店内で購入したパンやお惣菜を、ここでゆっくり食べることもできますよ。
店舗によっては、ビュッフェスタイルのレストランが併設されていることも。
昼食時以外は比較的空いているので、一休みしたいときにも便利です。

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こちらはコンサートや演劇、イベントなどのチケットを始め、バス乗車券やパックツアーまで販売する
「Teleticket(テレチケット)」のブース。
ウォンとメトロにはこの「Teleticket(テレチケット)」が、
ビバンダとプラサ・ベアには「Tu entrada(トゥ・エントラーダ)」がテナントとして入っています。
注意すべきは、テレチケットとトゥ・エントラーダで取り扱う商品が違うこと。
例えば、どちらもペルー国内の長距離バスチケットを販売していますが、テレチケットではクルス・デル・スール社、
トゥ・エントラーダではオルトゥルサ社のものを扱っています。
欲しいチケットがどちらで販売されているかは、両社のウェブサイトで事前に確認できます。


最後に肝心のレジでのルールをご説明しましょう。
ペルーのスーパーマーケットの便利なところは、ペルー通貨ソルだけでなく、
米ドルやクレジットカード、デビッドカードでの支払いもできることです。
ただしクレジットカードやデビッドカードを使用する際には、身分証明書の提示が必要となります。
お店で確認したところ、「外国からのお客様の場合、パスポートのオリジナルをご提示ください」と言われました。
コピーは基本的に不可とのことでしたので、ご注意ください。
なお両替レートはお客様カウンターの近くに表示されているので、予めチェックしておきましょう。


レジでは、店員に「factura o boleta(ファクトゥーラ・オ・ボレータ)?」と聞かれます。
「ファクトゥーラ」は納税者番号を記入したレシート兼税務申告用領収書のこと、「ボレータ」は一般的なレシートです。
旅行者の皆さんは、「ボレータ」と答えてくださいね。


買い物の合計金額はレジ備え付けのモニターに表示されるので、しっかりとチェック。
ペルーでは2011年5月に1センティモ硬貨が廃止され、5センティモス単位で計算されるようになりました。
例えば10.54ソレスの買い物をした場合、支払い額は通常「10.50ソレス」、20.56ソレスの場合「20.55ソレス」になります。
ただし店員によって端数の処理はまちまちで、勝手に切り上げてしまうことがあります。
この例で言うと、請求額が「10.55ソレス」や「20.60ソレス」になるということです。
お店の説明では、切り上げ分の差額は「donación(ドナシオン/寄付)」に充てられるとのこと。
もちろん嫌な場合は拒否して構いませんが、5センティモス=約1.8円なので、そのあたりは大らかにお考えください。


ペルーのスーパーマーケット事情はいかがでしたでしょうか?
次回は、ペルーのコンビニエンスストアについてご紹介しますね!


★Teleticket/テレチケット★
ウェブサイト:www.teleticket.com.pe

★Tu entrada/トゥ・エントラーダ★
ウェブサイト:www.tuentrada.com.pe



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原田慶子
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