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台北の最近のアウトレット事情
日本では各地で大型アウトレットモールがオープンし、
人気を博しているけれど、翻ってここ台湾では、
残念ながらまだまだアウトレットが普及していないのです。
ただ、高雄では、2年前に「義大世界」がオープンし、
ここは割と日本のアウトレットモールに近く、かなり大規模だし、
バーバリーやラルフローレン、コーチといった人気ブランドの
アウトレット品も充実しています。
一方、台北にはまだ大型アウトレットモールがないのですが、
それでも中規模程度のアウトレットモールが内湖エリアにあります。
それがここ「LEECO(礼客時尚館)」。
[↑LEECOの外観]
店内に入ってみると、こんな風に
長細いフロアにアパレルを中心としたアウトレット品が
売られています。
このLEECOは5階建てで、
1階から4階までがアウトレット、
そして最上階の5階がお洒落なステーキハウスになっています。
[↑店内の様子はこんな感じ]
店内を一通り見てみると、
若者向けのスポーツ系とアウトドア系のブランドが中心で、
高雄の「義大世界」にあるような高級ブランドはありませんでした。
2階のいちばん奥にはアディダスがあり、
ここはスニーカーからアパレルまで商品がなかなか充実していて、
値段もデパートに比べれば魅力的。
そして同じく2階に、日本ではまだ展開していない、
カナダの人気ブランド「Roots」もありました。
[↑アディダスのアウトレット]
それから「LEECO」は靴商品が割りと充実していて、
クラークスやハッシュパピー、ロックポート、コンバースなどの
アウトレット品が数多く展示されています。
[↑品揃えが豊富な靴商品]
そして台北のアウトレットといえば、もうひとつ特筆すべきなのが、
「カルフール」や「RTマート」といったハイパーマーケットの1階に
出店していることです。
例えば「LEECO」の直ぐ近くにある
「RTマート」の1階には、結構大きなナイキのアウトレットがあります。
ここは売り場面積が広く、品揃えもサイズも豊富なので、
週末になるといつも地元の買い物客でにぎわっています。
[↑RTマートの1階にあるナイキのアウトレット]
また「RTマート」の近くにある「カルフール」の1階には、
ティンバーランドやコロンビアなどのアウトドア系と
プーマやニューバランスなどのスポーツ系のアウトレットがあるので、
食料品のお買い物ついでにショッピングを楽しむことも出来ます。
[↑カルフールの1階にあるアウトレット]
このように台湾のアウトレットは
まだまだ日本には遥か及ばないのが現状ですが、
なんと、聞くところによると、新北市(旧台北県)の林口区に
台湾最大のアウトレットを建設する予定があるそうです。
いまのところ、完成予定日はまだ発表されていませんが、
どうやら日本企業が手掛けることになりそうで、
アウトレット好きな私としては今からもう楽しみです。
[LEECO内湖店 台北市内湖区民善街205号]
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フォルモサ太郎
- 台湾在住かれこれ10数年。台湾のB級グルメと夜市をこよなく愛するフリーライター。ひまさえあれば、パパイヤミルク片手に夜市をそぞろ歩きしています。