中国牛乳の怖~い話

中国には食に関する怖い話がゴロゴロ転がっています。
農薬の問題から、某有名ファーストフード店で販売されているチキンは足が4本に翼が4本あるなんていう
都市伝説的な噂まで...。微妙に笑えないとこが中国の怖いところではあるのですが......。
今回はそんな食にまつわる怖い話の中から牛乳をピックアップ!

これはスーパーの牛乳売り場です。

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たくさんの箱が積み上げられています。それぞれの箱に袋の牛乳が入っています。
基本的に中国では牛乳は日本のような牛乳パックではなく、袋で売っています。

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袋には紙タイプとビニールタイプがあるのですが、紙タイプの方が若干高めです。その理由は紙タイプの方が
より安全だからということのようです。どっちもどっちじゃないかと思いますが、ビニールタイプは化学物質が流れ出ると
多くの人が考えており、紙タイプを選ぶ現地の人はとても多いです。確かにビニールに入っているのはいかにもという感じがして
買いたくありませんよね。

別にここまでは大して怖い話ではないのですが、本題はこれからです。こちらをどうぞ。

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袋には保存期間が記載されているのですが、その保存期間というのがなんと45日なのです。1か月以上もつ牛乳って...
何が入ってるんだか。し・か・も、常温保存で45日間OKなのです。そんな長持ちしなくていいから、変なもの入れずに
売ってほしいと切実に思います。これは多くの現地の人も気づき始めており、最近道端にこんな光景をよく見るようになりました。

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これは牛乳を量り売りしているところです。白いタンクのようなものに牛乳が入っています。
それをビニール袋に欲しいだけ入れて売ってくれます。この牛乳の保存期間は3日程度で、殺菌消毒をしていないので
そのまま飲むことはできません。タンクの外側が汚いのは微妙ですが、牛乳はとても新鮮なうえにおいしいです。
外で売っているし、常温で保存しているみたいだし衛生的にどうなの?と聞かれると何も言えなくなってしまいますが、
常温で45日ももつ牛乳を買って飲むよりは良いのではないかと思ってしまいます。
中国に長く住んでいると感覚も鈍るもんですね、ハイ。

中国に住む限り食の問題を避けて通ることはできません。基本的なことに気を付けつつ、あとはわりきることが
楽しく中国で生活する秘訣ではないかと思います。数十年前の日本を中国に見ることもできて面白いのではないでしょうか。
街が発展し、人々の生活が向上していくのを見るのは面白いですよ。

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波多野真琴

中国在住4年。 翻訳業の傍ら現地の人との交流から中国四千年の歴史と文化を勉強中。

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