ダナンからホイアンまでどうやっていくの?移動手段マニュアル!

ベトナム屈指のビーチリゾートとして人気のダナン。ホーチミン、ハノイに次ぐ大都市で、海辺には洗練されたホテルやレストランが数多く立ち並び、世界中からたくさんの観光客が訪れます。成田空港や関西国際空港からの直行便も就航していて、渡航しやすいエリアだと言えます。というわけで今回は、ダナンから世界遺産の町・ホイアンを訪れる場合の、移動手段について詳しくご紹介していきます! 海外での移動手段は事前に知っておきたい大切な情報なので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

現地ですぐに利用できる移動手段

ホイアンには空港がないため、日本から行く場合には必ずダナンを経由することになります。ダナンからホイアンまでは車で30~40分ほどなので、ダナンに滞在しながら日帰りで訪れることも可能です。移動手段によっては事前予約が必要なものもありますが、以下の5つは現地ですぐに利用することができます。

タクシー

時間を気にせず自由に移動したい場合におすすめなのがタクシーです。ホイアンまで片道2,000円(約42~43万ドン)ほどで所要時間は約30分。公共バスと比べると割高になりますが、それでも日本よりもはるかに安い料金で乗ることができます。ダナンにはたくさんのタクシーが走っているので、通りで流しのタクシーを捕まえることもできますが、なかにはボッタクリをする悪質なタクシーもいますので注意が必要です。一般的に安全とされているのが、白い車体に赤や緑のラインが入った「ヴィナサンタクシー(Vinasun Taxi)」や緑色の車体の「マイリンタクシー(MaiLinh Taxi)」。心配な方は宿泊しているホテルのフロントに頼んで手配してもらうと良いでしょう。ただし、ダナンではたくさん見かけるタクシーも、ホイアンでは拾うのが難しいというデメリットも。そのため、ホイアンまでタクシーで行く場合には、思い切ってチャーターしてしまうのがおすすめです。料金は観光時間や移動距離にもよりますが、一緒に旅行をしている仲間で割り勘をすれば、かなりお得にチャーター利用が可能です。

レンタルバイク(50ccのみ)

ベトナムでは日本で取得した国際運転免許証が有効ではないため、レンタカーを利用することができませんが、50ccのバイクであれば2人乗りで利用することが可能です。実際にバイクをレンタルする場合には、パスポートの提示もしくは一時的にパスポートを預けるように求められます。契約後のトラブルを防ぐためにも、出発前には必ず車体の傷やエンジンのかかり具合など確認し、不具合がないかをチェックしましょう。レンタル料は1日あたり1,000円(約21~22万ドン)ほど。ガソリンがほとんど入っていない状態が一般的ですので、借りたらすぐにガソリンを入れてから観光にでかけましょう。ちなみに、ベトナムは日本とは車線が反対で、交通マナーも悪いため運転に自信がない方はあまりおすすめできません。万が一事故にあった場合、海外旅行保険が適用されないケースもありますので、十分に注意が必要です。

公共の路線バス

移動の料金を最も安く抑えたいなら、公共路線バスという選択肢もあります。ダナン・ホイアン間の路線バスは運行本数が多く、所要時間も1時間ほど。利用する際には「ダナン大聖堂」前のバス停から乗車するのが一般的です。ただし、路線バスは基本的に地元の人たちのための移動手段ですので、外国人が乗車する場合には外国人向けの金額が適用されます。目安としては片道250円前後(約5~5万5千ドン)ですが、料金徴収係によって言い値が違うため、交渉が必要な場合もあるようです。また、バスの車内が混雑している時にはスリにも注意しましょう。

バイクタクシー

「セオム(セーオム)」と呼ばれるもので、バイクの後ろに乗って目的地まで連れて行ってもらいます。タクシーと言っても個人で行っているものがほとんどのため、高額な料金を請求される危険性も。実際にトラブルも多発しているため、できるだけ利用を避けた方が無難でしょう。

事前の予約が必要な移動手段

旅のスケジュールがしっかりと組まれているのなら、ホイアンまでの移動手段を事前に予約しておくのもおすすめです。

空港発のシャトルバス

ダナン空港からホイアン市内を運行する乗り合いのシャトルバス「ホイアン・エクスプレス」。ダナンの空港はもちろん、主要ホテルや旅行会社などで予約することで利用できます。料金は片道550円程度(1万千~1万2千ドン)が相場で、所要時間は45分~1時間ほどです。

ホテルの送迎バス

一定ランク以上のホテルでは、ホイアンまでのシャトルバスを運行しているところも。料金などはホテルによって異なりますが、無料で送迎してくれるところもあるため、事前にホテルに確認をしておきましょう。

現地のオプショナルツアーで利用できる貸切チャーター

現地の旅行会社が提供しているオプショナルツアーを利用して、ホイアンまで行く方法です。日系の旅行会社なら日本語が通じるため、英語やベトナム語に自信がない方でも安心して利用できます。ツアーによっては日本語のできるガイドが付いたツアーもあるため事前に確認してみましょう。

活気があって賑やかなホーチミンやハノイと比べて、のどかな雰囲気が魅力のダナン。スタイリッシュでラグジュアリーな海辺のホテルに滞在しながら、ホイアンの観光スポットに足をのばしてみてはいかが? スパを楽しむもよし、カフェでアジアの雰囲気を感じてみるもよし。ダナンのビーチリゾートとホイアンの観光スポットを楽しめば、きっと有意義なベトナム旅行になるはずです。

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【ベトナム一口メモ】
ベトナムはダナン以外にも、ランタン祭りが人気の「ホイアン」、美しいビーチリゾート「ニャチャン」、ベトナム最後の王朝があった古都「フエ」など、魅力的な街がたくさんあります。人気観光スポットベスト7、お得なツアー情報など、ベトナムをもっと知りたい方はこちらへどうぞ!

<時間と費用>(目安)
●飛行時間:約6時間30分(成田~ホーチミン)
●旅行日数:4~6日間
●ツアー費用:約45,000円~約220,000円

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