<後編>いい物見つけた!ダブリンで30年以上続くイベントはアイルランドの美味しい食べ物で溢れていました♪

まだまだある!素晴らしいアイルランド産の食べ物いろいろ

これをアイルランドで生産しているの!?という物もあって、このイベントではいろんな発見がありました。私は食べることが大好きなので、この日は余計ワクワクしてしまっていました。きっと私のような人はこの日たくさん来場していたと思います。この後編でも3つの商品をご紹介したいと思います。

過去の記事はこちら♪♪

<前編>いい物見つけた!アイルランド ダブリンで30年以上続くイベントはプレゼントに最適なクラフトが沢山ありました♪
<中編>いい物見つけた!ダブリンで30年以上続くイベントはアイルランドの美味しい食べ物で溢れていました♪

一味違うバルザミコ酢・Burren Balsamics

バルザミコ酢といば、イタリアですね。最近では、アイルランドでもイタリア産のものが、簡単に手に入るようになりました。私自身少しびっくりしたのですが、アイルランドでも実は生産しています。

Burren Balsamics(バレン・バルザミクス)は、北アイルランドアーマー州にあります。現在、アイルランドと北アイルランドで販売されている商品です。こちらのバルザミコ酢は、ちょっと変わった味がプラスされているのです。例えば、ブラムリーアップルだったり、ブラックカラントだったり、ストロベリーだったり。こういったバルザミコ酢は珍しいです。伝統的なものが好きなイタリア人が見たらどう思うかわかりませんけれど!

余談ですが、「Taste」というシールがボトルや下の方に見えると思いますが、こちらはGreat Taste Awardのシールです。美味しいと審査員に判断された商品だけに付けられるものです。こちらのシールを目印に購入されるのも良いかと思います。

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食べ物ですから、やはり自分が好きな味かどうかは重要ですね?こちらのバルザミコ酢も試食が可能でした。

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写真の試食はホワイトのバルザミコ酢。赤いものもありました。かなり珍しいものです。金粉が入ったものまで販売していました!かなり豪華です。

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こちらをお勧めされましたが、私は今回はブラムリーアップル味のバルザミコ酢を一本購入することにしました。サラダにかけるだけでなく、肉料理などにも隠し味として入れることができる、ちょっと一味プラスされたバレン・バルザミクスのバルザミコ酢。お願いすれば、素敵な箱に入れてくれるので、プレゼントにも最適です。

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体にいい菜種油・Wicklow Rapeseed Oil & Sussed

体にいいオイルと言えば、オリーブオイルを思い浮かべる方が多いかと思います。確かに体に良いし、サラダには最適ですが、実は炒め物をするには不向きというのは、皆さんもご承知の通りでしょう。高熱になると、変色して酸化しまうからです。(イタリア人に教えると、怒りだす人が多いのでご注意を!)炒め物には菜種油の方が向いています。価格もオリーブオイルよりお手頃です。しかもオメガ3がオリーブオイルより豊富。私も炒め物の際には菜種油を使っています。もちろんサラダにかけても、美味しくいただけます。

アイルランドでもいくつかの会社が菜種油を生産しています。そのうちの一社がこの日の会場にストールを出していました。Wicklow Rapeseed Oil(ウィックロー・レイプシード・オイル)という、ウィックロー州にある会社です。

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下の写真、一番上の棚の左手の小さなボトルはスプレータイプ。クッキングスプレーと呼ばれるものです。余談ですが、スペインには存在しないそうです。

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菜種油を購入しようとしたら、Sussedというもう一つの会社から販売している、心臓によいオイルの方を勧められました。一本7ユーロ。お値打ちではありませんが、Algae oil(藻類の油)と菜種油のブレンドオイルで、かなり珍しいことと、味もとても良かったので、サラダに最適、炒め物にも使えるという理由で一本購入しました。アイルランドは近年、健康にかなり気を使っているので、こういった商品が次々と市場に登場しています。ヘルシーショップに行かなくとも、スーパーで購入可能となっています。

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社長のKeith Symesさん一番のお勧めオイルでした。

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美味しいビスケットの数々・The Lismore Food Company

素敵なオレンジ色のパッケージに惹かれて、立ち寄ったストールでは、おいしそうなビスケットを販売していました。The Lismore Food Comapnyという、Co. Waterford(ウォーターフォード州)にあるLismore(リスモア)という小さな町にある会社です。

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試食に出されていたレモン味のビスケットを味見したら、これがものすごく美味しかったのです!この日はシーソルトが少しまぶしてあるダイジェスティブ・ビスケット(麦粉使用の甘さ控えめの、消化に良いビスケット)の試食もあり、こちらも美味しかったので、二つとも購入することにしました。この日は二つで10ユーロ。ビスケットとしてはかなり高級ですが、味が非常に良いので、買う価値ありでした。ビスケットは14枚入っています。箱の中身は、このようになっていました。

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中身もきちんとオレンジ色のペーパーで包装されていました。お洒落ですね!

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ブルーの箱は、ダークチョコレートでコーティングされた、薄切りアップルチップ。この日販売していた、経営者の一人、Beth-Ann Smithさん曰く、こちらはあまり数を生産していないそうで、この日も売れてしまい、あまり在庫がないとおっしゃっていました。こちらは確か8ユーロほどしていました。こちらも試食させていただいたのですが、他のビスケット同様美味しかったです。

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Beth-Ann Smith さんとお話した際、このビスケットを日本のブログに載せるとお伝えしたところ、このビスケットは東京にある高島屋で今年販売が決定したそうで、東京に行くことになったそうです。日本に行くことを、とても楽しみにしていらっしゃいました。包装が綺麗で素敵。その上お洒落で上品。肝心の中身のビスケットも絶品!となれば、日本人ファンがたくさんできると確信しました。今年の日本帰国時には、お友達のお土産にこちらを購入します!

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右側がBeth-Ann Smithさん。お隣がもう一人の経営者のKenさん。素敵な笑顔ですね!ビスケットはアイルランド内だけでなく、高級デパートハロッズやフォートナム&メイソンでも販売されています。

アイルランドの生産者は頑張っています!

いかがでしたでしょうか?3回に分けてお伝えした、Gifted The Contemporary Craft & Design Fair。クラフトより食べ物のほうをたくさんご紹介してしまいましたが、イベントのタイトル通り、会場には食べ物より、クラフトのストールの方が断然多かったです。

こういうイベントでないと出会えない商品がたくさんあり、あっちも見よう、こっちも見ようなんてしていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、結局この日は一人で4時間近く会場で時間を費やしてしまいました。

不景気で大丈夫だろうか?と心配になった時期もありましたが、現在では景気も回復しており、アイルランドの生産者に元気が戻ってきました。それはストールを見ていて一目瞭然でした。食べ物で言えば、健康に良いものを作る生産者たちが増えており、アイルランドの現在のトレンドを象徴しているなと思いました。

ぜひ12月、クリスマス前にダブリンにいらした際には、こちらのイベントを覗いてみてください。必ず新しい発見がありますよ。

次回のブログは、続きのような形になりますが、このイベントで出会った、素晴らしい方とその方が作るクラフトを特別にご紹介します。

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ティファニー・カイリー

1999年よりダブリン在住の独身・アラフォー・会社員。

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