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<前編>いい物見つけた!アイルランド ダブリンで30年以上続くイベントはプレゼントに最適なクラフトが沢山ありました♪
30年以上続いているクラフト&デザインイベント
毎年12月に、ダブリンで開催されている恒例イベントがあります。
去年までは「National Crafts and Design Fair」というタイトルで行われていました。去年の5日間のイベントでは40,000人以上の入場者がありました。600の出展者があり、売り上げが1日で1億円以上ありました。このイベントがどれだけポピュラーなのか、数字からもお分かりいただけると思います。
12月始めに毎年イベントが行われているのは、クリスマスに合わせて。クリスマスプレゼントに頭を抱えてしまうアイルランド人は多いもの。そんな時、このイベントに参加すれば、街のデパートではあまり見かけないデザインのジュエリーや小物、香水やロウソク、絵や食器などを一度にたくさん見ることができ、個性的なクリスマスプレゼントを選ぶことができるところが、このイベントの魅力の一つとなっています。
クラフトだけでなく、クリスマスに合わせて、フードエンポリアムも同時に開催。クラフト同様、街のデパートでは見かけない商品がたくさん並びます。クラフトにあまり興味がない人でも、食べ物のストールを見て回り、試食し、購入することができるので大変楽しめるイベントです。
今年のイベントは火曜日から日曜日の6日間。場所はRDSという、ダブリン南にある大きなイベント会場で行われました。毎年こちらで行われています。
出店者が去年に比べて80ほど少なかったそうですが、それでも会場にはたくさんのストールが並び、会場はクリスマス前のワクワク感で一杯でした。
たくさんの出展者の中で、私の足が止まった場所が数か所ありましたので、3回に分けてご紹介したいと思います。
Emma's so naturals(エマズ・ソー・ナチュラルズ)
まず一店舗目はこちら。Emma's so naturals(エマズ・ソー・ナチュラルズ)という名前のお店です。エマさんがEco-Soy Candle(エコ・ソイ(大豆)キャンドル)と石鹸を作っています。下の写真はキャンドル。
こちらが石鹸です。
こちらはエマさんの御主人様です。
デザインが可愛らしくて、足を止めたのです。可愛らしいだけでなく、手づくりで、全8種類ある香りも素敵!(クリスマスシーズンには、違った香りのキャンドルが発売されるので、この日は全11種類ありました)化学薬品等は一切使われていませんし、自然なオイルだけを使って作られています。ソイ(大豆)ワックスなので、長持ち。動物実験もされていませんので、ヴィーガンの方にも安心。エマさん自身が実験台だそうです!パッケージのデザインもエマさん自身が書いたものだそうですよ。センスがありますね!
旦那様曰く、エマさん自身、化学薬品が使われた商品が肌に合わなかったそうです。そのため、自然なものだけで作られたキャンドルや石鹸を作ることにしたそうです。
グラスのキャンドルは20時間、ティン(缶)のキャンドルは8時間長持ちします。私はこの日、ちょうど石鹸が切れていたので、レモンジンジャーの香りの石鹸を購入しました。6ユーロでした。お値段は少々高いのですが、匂いが良くて、自然なオイルで作られたものですから、安心して使用できます。この日、ブログでご紹介させてもらう話をしたら、ご主人様に同様の香りのティンのキャンドルをプレゼントしていただきました!ありがとうございました!詳しくはこちらのサイトでどうぞ。
John Dunn, Automata
そして2店舗目ではこちらです。John Dunn(ジョン・デューン)さんの、Automata(オートマタ)です。
右下のハンドルをくるくるっと回すと、船が動きます。からくり時計みたいな感じですね。
こちらは右のハンドルをくるくるっと回すと、左上のカモメが動き、空を楽しそうに飛んでいるように見えます。
こちらも同様です。
ジョンさんの奥様は実は北海道出身の日本人女性。1999年からアイルランドにいらっしゃるそうです。私と同じ年にアイルランドに来たことがわかり、驚きました!同じ年に来た人に、会ったことがほとんどないので。長年組ですね!ジョンさんが席を外していたので、彼女にお話を伺ったら、海岸に流れ着いた流木で作られているそうです。自然利用していると言ってもよいのではないでしょうか?面白いですよね。流木が、こんな形で、芸術品として生まれ変わるなんて。その上、アイルランドの海辺がよく表現されていて素敵だと思いました。お値段が800ユーロほどするので、簡単に手が出せなかったのがちょっと残念でした。ログハウスのお家や、海辺にあるお家やカフェにとても似合うかも!と思いながら、拝見させていただきました。詳しい情報はこちらからどうぞ。
https://www.facebook.com/john.dunn.automata/
まだまだイベントは始まったばかり!次回は私の目に留まった、アイルランド産の食べ物をいくつかご紹介したいと思います。
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ティファニー・カイリー
- 1999年よりダブリン在住の独身・アラフォー・会社員。