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中欧ヨーロッパの魅力をお届け!
★はじめに
今回、10月11日~10月18日に中欧へ行ってきました。今回は幸いにも毎日天候に恵まれ、大変充実した旅行となりました。
今回は私が現地で自分の目で感じた中欧の魅力を、ほんの一部ではありますがご紹介いたします。
中世の趣を残す百塔の都「プラハ」
中欧観光のスタートはチェコのプラハからでした。
プラハの街は、二度の世界大戦の被害を免れ、産業革命の波を受けずに歴史を歩んできた為、昔ながらの中世の雰囲気を残した建物が数多く存在します。
聖ヴィート大聖堂の「ミュシャのステンドグラス」を含めたプラハ城、
ヨーロッパ最古の石橋「カレル橋」、
旧市庁舎の天文時計が美しい憩いの場「旧市街広場」などを訪れました。
古都「チェスキークルムロフ」
プラハからウィーンへ向かう途中で、チェスキークルムロフに立ち寄りました。
ここは、街自体が「チェスキークルムロフ歴史地区」となっており、赤い屋根の建物が特徴的な美しい街です。
展望台から街を一望しますと、なんだかおとぎの国に訪れたような気分になりました。
お城の中の装飾はゴシックやルネッサンス様式で描かれ、中にはだまし絵も。外壁装飾の一つだそうです。
世界遺産「シェーンブルン宮殿」
言わずと知れたオーストリア・ウィーン観光のハイライト、シェーンブルン宮殿を訪れました。
ここはハプスブルク家の夏の離宮として建てられ、「美しい泉」が語源です。
ナポレオンがウィーンを占領していた際に利用していた部屋や、マリアテレジアが愛した部屋の数々などを中心に見学しました。
訪れた時期が黄葉の美しい時期だった為、庭の草木が黄色く色づいていました。
もう一つのウィーン「ウィーン歴史地区」観光
シェーンブルン宮殿を観光した後、ウィーン中心部に戻り観光をしました。
まずはベルべデーレ宮殿へ。
ここには画家グスタフ・クリムトの世界最大のコレクションが残る美術館として公開されており、「接吻」や「ユディット1」などの作品が展示されています。
その後はシュテファン寺院へ。
800年以上の歴史を持ち、12世紀半ばにはロマネスク様式の教会として建てられ、その後14世紀から15世紀にかけてゴシック様式の教会として改築されました。
ドナウのバラ、ドナウの真珠と称される「ブダペスト」
旅の最終地ハンガリーのブダペストの街は、ドナウ川を真ん中にして1873年にブダ地区とペスト地区、そしてオーブダ地区の3つが合併して出来上がりました。
観光では、ハンガリー建国1000年を記念して建てられた「聖イシュトヴァーン大聖堂」や、
「英雄広場」、
ブダ地区に移りエリザベートの戴冠式が行われたことで有名な「マーチャーシュ教会」と、
白亜の砦として有名な「漁夫の砦」を見学しました。
漁夫の砦から見たドナウ川とペスト地区の街並みがとても美しかったです。
おすすめレストランでのお食事
3日目チェスキークルムロフの昼食は、修道院を改装したホテル「ルージュ」内レストランにて、名物のマス料理を頂きました。
ホテルの向かいは展望台となっており、チェスキークルムロフ城と黄葉の様子が大変美しかったです。
また、5日目ブダペストの夕食はハンガリーを代表する高級レストラン「グンデル」にていただきました。
店内は豪華なシャンデリアがきらめき、クラシックの演奏を聴きながら優雅に食事をすることができました。
自由行動時のお薦め
自由行動時にぜひ立ち寄って頂きたい場所を2つご紹介します。
1つはプラハにある「ミュシャ美術館」です。
チェコが生んだアール・ヌーボーの巨匠アルフォンス・ミュシャの作品が展示だれており、愛国に燃えた晩年の傑作や家族が保存していたプライベートなスケッチなどが保存されています。
もう1つは、ブダペストにある「中央市場」です。
1897年に完成した建物で、中は野菜やお肉などの生鮮食品や飲食店、雑貨などのお土産物店もあり、歩いているだけでも楽しむことができます。
★最後に
今回はチェコ、オーストリア、スロバキア、ハンガリーと4か国を巡りましたが、ウィーンのような華やかな雰囲気があり、またプラハやブダペストのような中世の歴史を色濃く残す街もあり、それぞれの場所で雰囲気が異なる点がとても興味深かったです。
また、黄葉がとても美しい時期で、シェーンブルン宮殿やチェスキークルムロフでは色づいた様子を楽しむことができました。
ぜひ皆さんも美しい中欧へお出かけください。
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