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【チェコ】第二の都市「ブルノ」へのんびり電車の旅に出かけよう~!!

記事投稿日:2020/07/06最終更新日:2020/07/06

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<聖トマーシュ教会、青銅の馬に乗った騎士の像が目印>

チェコといったらどこの都市を思い浮かべますか?「ブルノ」と聞いてピンとくる方は少なく、チェコへ旅行に来た際は首都プラハへ行かれる方がほとんどかもしれません。

ですが、少し足を延ばしてヨーロッパを電車でのんびり旅をしてみるのもいいものです。

ここではチェコ第二の都市「ブルノ」をご紹介いたします。

>>>ブルノについて詳しくはこちら(公式HP)

目次

ブルノってどんなところ?

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<装飾が見事な旧市庁舎の入口>

ブルノは、チェコの東部 モラビア(Moravia)地方に位置し、プラハに次ぐチェコ第二の都市になります。モラビア地方はチェコワインの葡萄の産地としても有名で、日本ではあまり馴染みがありませんが白ワインが美味しいです(赤ワインは正直いまいちですが・・)。

人口は、プラハの約125万人に対して、ブルノは約37万人とプラハの約3分の1程度で、一気に人口規模が小さくなります。ブルノ市内や郊外に日系企業もあり大学も多いことから、ブルノに住む日本人家族や留学生も多くいます。

そしてプラハのような大きな観光都市に劣らない、チェコの魅力を感じさせる場所が沢山あります。ゴシック様式の教会や歴史と文化、自然に触れ合える場所が豊富で、プラハに比べて観光客も少なく時間の流れもどこかゆるやか、チェコ人のごく普通の日常が垣間見ることができるのではないでしょうか。

旧市街そのものはぎゅっとコンパクトに詰まった町で歩きやすく、ざっと見るのでしたら1~2時間くらいで歩けて楽しめる程の大きさですの、日帰り旅行も可能です。ですがここはチェコ時間に身を委ね、時間を気にせずのんびり一泊で行くことをおすすめします。

プラハからどうやって行くの?

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<プラハ中央駅>

首都プラハから長距離バスもしくは電車で約2時間半、オーストリアのウィーンからは1時間半で行くことができます。どちらも快適ですが、私はのどかな車窓からの風景を見ながらのんびり行く電車の旅が大好きです。

バスも電車も下記ウェブページ(英語)から乗車券を購入できます(窓口でも可)。

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<鮮やかな黄色い車体が目を引く REGIOJET>

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<wifi完備で快適な車内>

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<旅情たっぷり、世界の車窓から>

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<ブルノ中央駅。駅構内にはコインロッカーもあります>

ブルノに到着したら、効率よくまわる為にまずはインフォメーションセンターに立ち寄ることをおすすめします。ブルノ中央駅から旧市街エリアまでで3軒あり、英語で対応でき日本語の冊子もおいてありますよ。

参考サイト:https://ticbrno.cz/en/information-centers/the-to-je-brno-this-is-brno-information-centre

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<市内の地図や観光情報をゲット>

ブルノおすすめ観光スポット

1. 自由広場/Náměstí Svobody

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<悲しい時代があった事を再認識させられるペスト記念塔>

ブルノ駅から旧市街側へ、緩やかな登り坂の大通りをまっすぐに進むと辿り着く自由広場。

旧市街にいくつかある広場の中でも一番大きく、ブルノ観光のベースといって良いでしょう。街の中心地に位置しレストランやカフェ、ショップが多数立ち並んでおり、トラムも走っているのでここを拠点に動くとわかりやすいと思います。

クリスマス時期には、広場にはクリスマスマーケットで沢山の人で賑わいます。

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<ブルノ駅からの目抜き通り、トラムも走ってます>

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<広場中央にある銃弾の形をした天文時計>

2. 聖ぺテロ聖パウロ大聖堂/Katedrála sv. Petra a Pavla

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<ペトロフの丘の上にある大聖堂>

街のランドマーク的な存在でブルノ市街南端に位置する「聖ペテロ聖パウロ大聖堂」は、モラビア州で最も有名なゴシック様式の教会です。

鋭く尖った2つの塔が特徴的なこの美しい大聖堂は、街のどこからでも見える大きな建物なので、観光する際にわかりやすく、目印となるため覚えておくと良いでしょう。

堂内は撮影禁止のため写真はありませんが、美しいステンドグラスがとても印象的でした。2つの尖塔には登ることもでき、塔の上から見渡せる、ブルノの美しい街全体の大パノラマは必見です。

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<チェコのコイン10czk(チェコ コルナ)のモデルにもなっています>

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<絶景!塔の上から見た美しいブルノの街並み>

聖ぺテロ聖パウロ大聖堂/Katedrála sv. Petra a Pavla 基本情報

3. シュピルベルク城/Hrad Špilberk

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<かわいらしい外観のシュピルベルク城>

シュピルベルク城はチェコ文化遺産に指定されているブルノの最も重要な史跡です。

13世紀にゴシック様式で建設され、王様の住むお城として使用されました。17世紀には神聖ローマ帝国によって監獄として用いられ、貴族や政治犯などが収容されたかつてヨーロッパで最も恐ろしい牢獄でした。

また第二次世界大戦中はチェコ人がナチスにより強制収容された黒い歴史をもつ場所なのです。19世紀には牢獄が廃止され、今世紀初頭に全面的な改修が終了しました。

城内には獄中の様子などが展示されているようですので、ご興味のある方はぜひ城内にも足を運んでみてください。

シュピルベルク城/Hrad Špilberk 基本情報

4. トゥーゲントハット邸/Vila Tugendhat

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<1930年に建てられたとは思えない、ガラスで囲まれたモダンな邸宅>

ブルノ旧市街の北東にあるトゥーゲントハット邸は、2001年に世界文化遺産に登録されているブルノの観光スポットです。

1930年にチェコスロバキア(現チェコ領内)に建てられた邸宅で、ドイツのモダニズム建築家、世界三大巨匠の一人と言われるミース・ファンデル・ローエの代表作の一つです。ブルノ駅からトラムで約15分、チェコとスロバキアの分離独立の調印式が行われた場所としても有名です。

邸宅の持ち主はユダヤ系の実業家でしたが、切迫したナチス・ドイツの迫害を恐れスイスへ移住した為、わずか8年しか住むことが出来なかったとか。こんなところにも第二次世界大戦の影響が垣間見えます。

内観にはツアーがありますが、私達が訪れた時はすでに数か月先まで予約がいっぱいで、残念ながら外観しか見学できませんでしたが(有料/お庭も見学可能)、ご興味がある方は事前にネット予約をしておくと良いでしょう。

トゥーゲントハット邸/Vila Tugendhat 基本情報

5. ブルノの地下道ラビリンス/Labyrint pod Zelným trhem

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<キャベツ広場/農家の方から直接野菜を購入できる市場が開催されています> 

チェコ政府観光局によると、チェコ各都市の地下には隠された秘密があり、旧坑道、地下墓地、地下室、あるいは秘密の隠れ場などが独特の地下空間を形成し、神秘的な場所へと続いてます。

ブルノでも同様に地下道が三か所もありますが、ここではその中の一つ、キャベツ広場の下に広がる"地下道ラビリンス(迷路)"をご紹介いたします。

なんともミステリアスな地下道、ここで私達はアンダーグラウンドツアーに参加してみました。地下道の探検、なんだかワクワクしますね。ツアーは約40分ほどで一時間毎に開催され、チェコ語で行われますが、英語のオーディオガイド(有料)もあります。

こちらの地下道、もともとは人口の増加につれて人々の居住スペースとして作られたものと言われており、その後掘る技術も発達し多様な目的で使われるようになったとか。また戦争中の隠れ屋としても使われたようです。こんなところに人々が生活していたとは驚きです。

いくつもの小部屋とそれらをつなぐ廊下から出来ている「地下迷路」は、大体地上から8メートル程の深さ、200段以上の階段を下りツアーは始まります。

地下道の中は薄暗くヒンヤリとしており肌寒く、少し不気味な感じもしました...。

ちなみに発見当時は、部屋と部屋はつながれていなかったようです。崩壊の恐れもあり、また一般公開に向け2009年に改修工事が行われ、小部屋と小部屋を廊下でつなぐ今の「地下迷路」が完成したとか。食料やワインを貯蔵する部屋や、医者の研究室、居酒屋や牢獄までもがあり、実際ここで生活していた様子がわかります。

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<ブルノで有名な医者の研究室>

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<牢獄...怖い......>

チェコ国内にはまだまだ発見されていない地下道が眠っているかもしれませんね。

一風変わった地下道の探検ツアー、なかなか面白い体験になるのでぜひ参加してみて下さい。

ブルノの地下道ラビリンス/Labyrint pod Zelným trhem 基本情報

6. 10-Z核シェルター/Atomový kryt 10-Z 

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<一見分かりづらい"10-Z核シェルター"の入口> 

シュピルベルク城のすぐ下にあるこの核シェルター、日本のガイドブックにもあまり載っていないとか。もともとナチス・ドイツが米軍やソ連軍の空爆から身を守るために掘った避難所だったようです。

チェコスロバキア人民軍が、1959年にこれを核戦争時に備えた極秘の核シェルターに作り替え、なんと1993年になるまで国家機密だったそうです。

英語のツアーもあるようですが、事前予約の為、私達は個人で歩いて見学しました(有料)。中は薄暗くて長細い廊下のような通路になっており、なんだかちょっと怖い感じです。

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通路を進んでいくと、核実験の映画で見たことがあるような大きな機械や、指令室のような部分があり、当時の資料やガスマスク、軍隊の制服や核から身を守るマント?のようなものがそのままディスプレイされていて、とても臨場感があり不気味な雰囲気でした。

当時のテープや体験談を語る映像、資料などをスクリーンで見ながら見学できるので、ツアーに参加しなくても十分楽しめます。

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<軍隊の制服やガスマスクが生々しい>

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<映画で見たことあるような指令室>

確かに存在した冷戦時代の歴史に触れることができ、同時に核の危機におかれていた共産国時代がそう昔のことではなかったのだなと、感慨深いものがありました。

10-Z核シェルター/Atomový kryt 10-Z 基本情報

まとめ

チェコ第二の都市ブルノ、実際訪れてみるとなかなかユニークな観光スポットがたくさんあります。チェコへ旅行に来られる際は是非とも足を運んでみてくださいね!!

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記事投稿日:2020/07/06最終更新日:2020/07/06

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