北欧にも夏がやってきました！デンマークの夏は７月に 気温が一番高くなります。初夏の太陽をいっぱい浴びたおいしい食べ物が出回り、食欲がわく季節です。

今回は、デンマークの夏らしい食べ物をご紹介します！

まずは、デンマークの夏のデザートまたはおやつの『コルスコール（Koldskaal）』。冷やした甘いヨーグルトのような爽やかな飲み物です。コルス コールは、バターミルク、お砂糖、レモン、卵黄、バニラビーンズでできています。お好みで『カマヨンカー（Kammerjunker）』というクッキーを入れたり、イチゴを入れたりします。高カロリーですが甘くておいしいですよ！

コルスコールを手作りする家庭もあるようですが、夏になるとパック入りのものがスーパーで買えます。

続いて...夏と言えばこれ！デンマーク産イチゴの『ダンスケ・ヨーベア（Danske Jordbaer）』も６月あたりから出てきます。摘みたてで新鮮、酸味と甘みがしっかりとしたおいしいイチゴです。デンマーク人は、牛乳にお砂糖を入れ てその中にイチゴを入れて食べる人が多いです。そのままでも十分おいしいですよ。

こちらは『ラバーバスッペ（Rabarbersuppe）』。ヨーロッパ全般の食べ物でしょうか。鮮やかな赤がきれいな、暑い日に合うデザートです。作り 方は、まずルバーブを水とお砂糖、シナモン、バニラビーンズで煮ます。そのスープを漉して冷やしたら、バニラアイスを浮かべて出来上がり。

こちらは、日本でも採れるのでは？ 『エアター（Aerter）』＝グリーンピースです。

さやの中には大きなグリーンピースがびっしり！ スナックとしてそのまま食べたり、サラダに入れたりします。生のものは水分が多く柔らかくて甘みがあります。日本でよくある冷凍グリーンピースとあまりにも味が違うので、最初は違うものなのかと思いましたが、どうやら同じなようです。我が家ではベランダ菜園でこのグリーンピースを育てています。水をやるだけで毎年たくさんのグリーンピースが取れますよ。

最後は、万国共通？ 夏といえばバーベキュー！デンマーク語だと『グリル（Grille）』と呼び、主にソーセージやマリネした牛肉、豚肉、鶏肉を焼きます。こちらの写真は私 の好みで野菜ばかりですが、デンマーク人のグリルの上はほとんど茶色で、野菜にもベーコンを巻く念の入れようです。よく晴れた週末はあちこちの家々からグリルの香りがただよってきます。