たびこふれ

イタリアの小さな町、ジェンガにある「フラサッシ鍾乳洞」

記事投稿日:2013/09/16最終更新日:2017/11/29

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フィレンツェでは気温が40度を越えていた、とても暑い夏の日のこと。旅の途中で現地の人に「どこか涼しいところに行きたいんだけど」と聞いてみたところ、オススメされたのがフラサッシ鍾乳洞でした。

正直に言うと鍾乳洞と聞いても、日本でも何度か行ったことあるしなぁと、あまりピンとこなかったんですが、少しでも涼しい体験ができるならということでマルケ州のジェンガという小さな町近くにある鍾乳洞に行って来ました。

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高速道路を降りてしばらく案内標識に従って進んでいっても、山の中に入っていくばかりでしばらくは人っ子1人いない状態でした。それで、あんまり人気がない場所なんだろうと勝手に思い込んでいたのですが、現地に着いてみてびっくり。大きな駐車場に沢山の車がズラっと並び、おみやげ屋さんや食べ物の屋台が幾つも並んでいて、予想よりずっと大きな観光地だったんです。

聞けばここは駐車場兼チケット売り場だそうで、鍾乳洞にはここからシャトルバスで向かうんだとか。チケットは15ユーロとお高めですが、これにはシャトルバスと1時間ほどのツアーガイドの料金も含まれています。人気のない洞窟を勝手に個人で歩きまわるんだと思っていた私は、入場にはガイドの同行が必ず必要と聞いてまた驚きました。

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チケット売り場で次回のシャトルバスの時間を確認し、出発までの間に軽くランチを済ませておくことに。

パニーノでも買おうと屋台に向かうと、どの店でも変わった名前のリキュールを売っているのが目に入りました。Veleno della Grotta(洞窟の毒)という名前だったので面白いなと思ったんですが、もちろん本物の毒ではありません。この地方の特産リキュールだそうで、中に薬草が漬け込んであります。

「美味しいから是非試飲してみて!」と言われたんですが、私は妊婦なので泣く泣く断念。

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ランチを済ませた後はシャトルバスに乗って、いざ鍾乳洞へ。夏のバカンス期間だからか、観光客の中にはインド人、フランス人、ドイツ人など海外からの旅行者の姿も多かったです。ガイドはイタリア語の他に英語も選べるそうで、イタリア語がわからないグループは英語ガイドと回ります。

ガイドによると、洞窟内の気温は14度。外気温マイナス20度以上ということでかなり寒く感じるので、みんな事前にジャケットや長袖シャツなどを準備してから中に入ります。私もお腹を冷やさないよう、山登り用の防寒ジャケットを持参しました。

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中に入って思わず息を飲みました。最初の部屋は長さ180m、幅120m、高さなんと200mという巨大な空間!ガイドさんの説明によると、あのミラノの大聖堂がすっぽり入ってしまうほどの大きさなんだそうです。

そこに、途方もなく長い時間をかけて作られた巨大な柱群。ライトアップも幻想的で、いつまででも飽きずに眺めていられそうです。大部屋の他にも独創的な空間が続き、新たな部屋が現れるたびに美しくてため息が漏れました。(残念ながら洞窟内は写真撮影禁止のため、これらの写真は印刷物を写真に写したものです)

1時間のツアーで回ることができるのは、鍾乳洞全体のごく一部。予約制ですが、2~3時間のスペシャルコースなどもあるようです。自然が創りだす造形に圧倒された鍾乳洞ツアー。トスカーナ州からだと少し遠いですが、出かけていく価値はありますよ~。

<Grotte di Frasassi>
電話番号 800.166.250(通話無料)
電話番号(海外から) +39 0732.972166
Mail booking@frasassi.com
公式サイト http://www.frasassi.com/

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佐藤 モカ
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記事投稿日:2013/09/16最終更新日:2017/11/29

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