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岡山県/鬼ノ城と"もう一つの桃太郎伝説"

記事投稿日:2017/10/17最終更新日:2021/06/10

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目次

【鬼ノ城ともう一つの桃太郎伝説】

岡山県総社市には、全長2.8kmにおよぶ古代の山城跡があります。

その名も鬼ノ城!岡山県といえば...そう、桃太郎伝説に登場する、あの鬼が住んでいたとされる山城です。

今回は、その鬼ノ城とともに、この地域に伝わるもう一つの桃太郎伝説を紹介します!

【鬼の住む古代山城】

 岡山県一帯には、桃太郎伝説の元となった温羅(うら)伝説という伝承があります。

「異国の鬼が吉備国にやって来た。彼は百済の王子で名を温羅(うら)という。彼は物資や婦女子を略奪したので、民衆は恐れ、彼の居城を「鬼ノ城」と呼んだ。そして温羅は、その暴挙を聞いて討伐に来た吉備津彦(きびつひこ)に敗れる。」

というものです。そして、鬼ノ城西門(復元)の全景がこちらです!

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【圧巻!古代山城!】

こちらが、間近で見る西門。平成8年からの発掘調査によりその概要が判明され、復元されました。古代においてこのスケール...圧巻です。

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【日本の万里の長城!】

写真のような土塁による城壁が2.8kmにわたり山頂を巡っています。

そのため、排水を目的とした水門が6か所設けてあります。

また、城内には食糧貯蔵庫や鍛冶工房の跡と思われるものが発掘されたそうです。

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【鬼ノ城から望む眺望】

温羅が悪者とされる伝承の一方で、温羅が英雄とされる伝承もあります。

白村江の戦いで敗れて、吉備の国に落ち延びた百済の王子は、その風貌から初めこそ恐れられていたものの、稲作や製鉄・造船などの技術を持ち込み、吉備の英雄となった、というものです。

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この景色に古代への思いを馳せながら、矢喰宮、血吸川、鯉喰神社、吉備津神社等、伝承を辿る旅をしてみるのもいいかもしれませんね!

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