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続・マレーシアの中流上位階級の人たちの生活はどんな感じ?
最近、マレーシア人の日本への観光旅行者が増えているので、マレーシアの人たちをよく見かけるようになったかもしれないが、前回の記事から引き続き、増加しているミドルアッパー層ってどんな人たちなんだろうという点にスポットを当てている。
前回の記事はこちら↓
マレーシアの中流上位階級の人たちの生活はどんな感じ?
日本とはかなり異なるマレーシア女性の理想のライフスタイル
前回では、マレーシアのアッパーミドル層、そしてバリバリと仕事をこなす女性でも、23-25歳は結婚の適齢期で、殆どの女性が結婚を意識する、とお話しした。
「結婚は絶対したい」、「義務だと思う」、「それなら早いうち」、「子供は沢山欲しい」、「そして結婚したからと言って他のやりたい事もあきらめない」、「子供がいてもこれまで続けていたキャリアもあきらめない」などなど。それが、マレーシアン女性だ。
ここでは、一般的に夫や周りのサポートが手厚く、各人それぞれうまく手抜きする事も知っている。あっけらかんと陽気でバイタリティーがある。また積極的に自営業に転身する女性も多い。東南アジアでもフェイスブック使用者インドネシアと1位2位を争うほど多いので、自分のブランドマーケティングツールにはSNSを使用している。
ネットワークが一番大切と考えるマレーシア人。人気のスマホは?
おしゃれなカフェを利用し、アッパーが集まるトレンド地、バンサーやパブリカ、クアラルンプール市内のクラブなどに夜は集まるアッパーミドル。
カフェでは、一回に食事込みでRM40(日本円約1000円ほど)程の出費、ここ数年カフェでまったりが流行っているので、そのような場所に集まる機会が多い。
プライベートでも、スマホは欠かせない。多くの人はワンツーワンのコミュニケーションツールの他、グループチャットにしてコミュニケーションを効率的にしている。趣味にも様々なグループチャットを活用している。 充電バッテリー(パワーバンク)の持ち歩きは必須だ。
ネクストアッパーの人気ダントツなスマホ機種はSAMSUNGで、iPhoneは2番目に人気が高い。その他最近売れ行きがアップしてしてきたのは、VIVOやHuawei、Lenovo。スマホの通信費は、通話とデータ5G(最大)でRM100程度(日本円約2500円)。 1台でデュアルSIMカードを入れて ビジネスとプライベートで電話番号を使い分けている人、スマホを2−3台持ち歩いている人もいる。
健康意識
健康に関しては食に気をつける意識はあるものの、本格的な努力はしていないというのが現状かもしれない。時間が空いている時にはできるだけジムへ行く時間なども作っている。男性、女性共々魅力あるボディーシェープを保つために積極的に運動をするように心がけている。
通常住宅地域には多くの公園があるのでそこでのジョギングやウォーキング、またクアラルンプール市内や近郊には数々の森林トレッキングコースがあるので、休日の早朝など2kmほどのトレッキングでさわやかな汗を流す人もいる。
また、最近では外見、特に肌などは体内から改善する事を実行し、基礎化粧品のみではなくジューススタンドのパッケージプログラムを取り入れたり、ハーブティーを飲んだりと心がけているようだ。また少々高価だが、オゾンやビタミンCキレーションなどの体内注入で血液や腸をきれいに保つなどのサービスをうけている人もいる。
以上、日本人とはすこし違う、都会に住むアッパーミドルの実態を紹介しました。
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YasminYoko
- マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。