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味わい深い ニューカレドニア産「100%天然の完熟生ハチミツ」はこうして作られる
約3,200種にも及ぶ固有植物を有するニューカレドニアでは、ハチミツの味わいも多彩。
ニューカレドニアで古くから万能薬のように使われてきたニアウリ。
アロマオイルやコスメなどにもよく使用されますが、はちみつの素材としてもとても有名です。そのまま食べても料理に使っても、とても美味しいです。ほかにも、海水と真水の交わる汽水域に生息するマングローブ、自生する赤こしょうなど、日本ではなかなかお目にかかれない種類のハチミツがあるうえに、採蜜された場所でもテイストが変わります。
そしてニューカレドニア産のハチミツはすべて"100%天然の完熟生ハチミツ"。といっても、普通のハチミツと一体、何が違うのかご存知でしょうか?
(C)Naonori Kohira
そもそも普通のハチミツは巣ごと回収して遠心分離機にかけて収穫されるため、加熱による殺菌処理が必要となります。けれども、手作業で一つ一つの巣から丁寧に収穫したハチミツは加熱処理の必要がなく、生の状態で食べることができるのです。
加熱処理を施すとハチミツの中にもともと含まれているビタミンやミネラル、酵素などの栄養素が一部壊れてしまうのですが、生ハチミツであればそれらがそのまま残るため栄養効果は抜群。
さらにニューカレドニアでは、ミツバチに疫病が広がっていないことから、人口餌や抗生物質を与える必要がありません。また、巣箱周辺では化学処理や工業処理を行わない、植物に農薬を使わないなどのオーガニックな環境保護を徹底しています。
ハチミツの中の水分量も20%以下まで減らした"完熟"の状態になってから採蜜し、さらに寝かせることで不純物を除去。加熱処理はもちろん、濾過(ろか)すらしない自然のままの状態で瓶詰めされるので、"100%天然の完熟生ハチミツ"と言えるのです。パッケージもかわいらしいので、おみやげにも喜ばれています。
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JILL
- フランス・ボルドーからニューカレドニアに移り住んで1年。南の島のゆる~い雰囲気に癒される毎日です。