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春~秋にかけて各地で開催!家族で楽しめるベルギーの移動遊園地♪
ベルギーでは、初夏から秋にかけて各地で「移動遊園地」が設置され開催されます。子供のころから楽しみにしているイベントで、大人になっても足を運ばずにはいられない人も多いそうです。地元ではファミリーで楽しめるイベントとして毎年楽しみにされています。
目次
移動遊園地ってなに?
その名の通り、移動可能な設備の遊園地で、色んなアトラクションやショップが可動式で各地を移動します。日本では見かけませんが、アメリカ映画やドラマで見かけたことがある方も多いかと思います。かなり派手なネオンサインだったり音だったりの遊園地で、夜も多くの人で賑わっているイメージ...と言っても、映画で見てもまさかその遊園地が移動できるものとは想像できないかもしれません。
ヨーロッパならではの移動式遊園地の特徴
ヨーロッパでも「広場」に設置され一定期間営業する移動式の遊園地があります。アメリカの場合は郊外や田舎の大きな空き地などで大規模に開催されている印象がありますが、ベルギーの場合は町中にある広場で開催されます。大きな石畳の広場が街中にあるのはヨーロッパならではの特徴ですよね。普段はそこでマーケットが開催されたりサーカスなどの特設会場になったりもします。
アトラクションや出店もあって大人も楽しめる!
フランス語でFoire(フォア)、オランダ語ではKermis(ケルミス)と呼ばれるこの移動遊園地は、移動できるとは思えないほどのアトラクションがあります。大規模なものでは観覧車や絶叫マシーンもあり、小さめの規模でも回転する乗り物や冒険するタイプのアトラクションなどがあります。もちろんお祭りならではの射的や釣りなどで景品がもらえる出店やスイーツ満載のお店もあり、子供だけでなく大人もテンションが上がります。
いつごろ開催されるの?
開催時期は各地で異なる!
移動して各地をまわるので、開催時期は各地で異なります。ベルギーの首都である「ブリュッセル」では、通りを閉鎖して7月から8月にかけて1ヶ月間ほど遊園地となり、ベルギー国内では最大規模です。
ベルギー第二の都市である「アントワープ」ではその前の6月から7月にかけて開催されます。
こちらの写真は同じくベルギーの都市である「ルーヴェン」での移動遊園地で、今年(2017年)は9月1日から20日まで開催されていました。場所はルーヴェン大学の図書館前広場で、この図書館はベルギー最古の大学の図書館として有名な観光スポットでもあります。
このようにアトラクション設備が国内各地をまわるので、春から秋にかけては、国内のどこかで開催されているイメージです。冬の間は、FoireやKermisという形ではありませんが、規模の大きいクリスマスマーケットで観覧車やメリーゴーランドなどが見られます。
移動遊園地の魅力は?
移動遊園地の魅力は、なんといっても乗り物などのアトラクションを楽しめること。移動式といっても、グルグルとかなり速い回転でスリルがあったりするので、乗り物好きの方でも満足できるはずです。
乗り物に興味がない方も、賑やかな雰囲気を楽しんだり、移動遊園地ならではのスイーツを食べてみたりと、日本にはない体験ができるかもしれません。
各アトラクションはもちろん有料ですが、入場は無料なので一度と言わず期間中何度でも気軽に立ち寄って遊ぶことができるのも嬉しいポイントです。
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