ハルガダ郊外のショッピングモール

ハルガダの空港から車で南に15分程走った所にある大型のショッピングモールをご紹介しましょう。

エジプトの方は基本遅寝遅起きなので、殆どのお店は早くても午前11時、日本の日曜日のような金曜日のお休みの日には午後1時以降が開店時間になります。日没後から夜中の12時くらいが人手のピーク時間となり結構にぎわいます。つまり閉店時間は夜中の12時過ぎとなります。

こちらのモールではショッピングだけでなく、ステージが設けられライブミュージックやコンサート、パフォーマーによるショーが無料で見られることもあります。

また、子供向けの遊具で補助ベルトを腰に着けてトランポリンで大きく跳ねて回転するものも人気になっているようです。

この日私が行った昼間は人影もまばらで静かでした。

イスラム圏ですが洋服は日本と似た品揃え

エジプトは人口の90％以上がイスラム教徒です。レストランやホテル内のウエイターをしている女性は少ないように感じますが、女性の社会進出は進んでいて一般企業では役員クラスの女性もめずらしくありません。

服装は基本的に素肌や髪の毛を外では他人には見せませんが、大型ショッピングモールでは日本と同じようなファストファッションのアパレルメーカーの商品が並んでいます。タンクトップや丈の短いワンピースやスカートなどは下にシンプルな長袖のシャツやスパッツを着てコーディネートしています。

売られている靴のデザインも問題なく日本で履けるものです。こちらの売れ筋のサイズは女性が39～40（日本の25cm～25.5cm）、男性が44～45（日本の28cm～29cm）と大きめなので、平均的な日本のサイズの方はセール時期にお買い得価格で購入できるかもしれません。

ハルガダはビーチリゾートなので水着やサンダルなどの品揃えが充実しているのですが、首都カイロのショッピングモールへ行けば品揃えが豊富で驚かれるかもしれません。

また富裕層が好む高級志向の品物も少なからずあるので、パーティードレスなど桁違いの品揃えを誇る店舗も存在します。

大型スーパーマーケットも中に入っています

こちらのショッピングモールには大型スーパーマーケットが入っています。

旅先でのお土産探しにお勧めなのがスーパーマーケットですね。

エジプト土産で有名なパピルスや水タバコ用のパイプなども良心的なお値段でスーパーで手に入りますし、空港の免税店に並んでいるチョコレートやナツメヤシも割安で購入できます。

パンにつけて頂く定番食材の代表

中でもタヒーナと呼ばれているゴマのペースト、エジプトを旅行された殆どのみなさんが一度はレストランやホテルでサラダエリアにあったり、グリーンサラダと一緒に出てきてパンにつけて召し上がったことがあるのではないでしょうか。

こちらの定番のゴマペーストを家庭では酢や水で混ぜ伸ばして頂きます。

朝食や夜食にはこのゴマペーストと蜂蜜や黒蜜をお皿に出してアエーシと呼ばれる丸型の薄いパンを手でちぎり混ぜ合わせながらすくって頂きます。

ゴマペーストに既に砂糖やナッツと混ぜ合わせてあるゴマ味のスィーツはハラワと呼ばれています。

これも朝食や夜食の定番なのでスーパーマーケットのハムやチーズ売り場でも容易に見つけられるものです。

これは特にエシタと呼ばれてる調整されていない牛乳を、低温で殺菌すると浮かんでくる生クリームとの相性が抜群でパンに両方を塗ったりすくったりして頂きます。乳製品売り場では、甘くなくホイップされた濃厚な生クリームのエシタが必ず売られていますので、是非素朴なおいしさをお試しください。

フルーツの宝庫

エジプトで旬を感じる食材はやはりフルーツです。一年を通じて様々な果物が国内で沢山栽培されています。

今はマンゴーが美味しい時期ですが、この日並んでいたグレープもとってもおいしそうでした。

スーパーなどで購入している観光客の方をよく見かけます。

購入の際は売り場にある袋に欲しいだけ入れて、売り場で秤が置いてある所で重さを量ってもらい値札シールを貼ってからレジに持って行き精算します。

エジプトはイスラム教徒が多く飲酒はご法度なのですが、古代エジプトからワイン造りも盛んで意外においしいワインを頂くことが出来ます。街中の酒屋を見つけることは難しいかもしれませんがホテル内やレストラン、バー、空港の免税店などで手に入れることが可能です。