イスラエルの今を知る!第3回<ハイファ、テルアビブ、そしてあの超能力者も!!>

7日間に渡るイスラエル研修ツアーを過去2回ご紹介してきましたが、最終回となる今回は行程4日目から。ハイファやテルアビブといった街を訪れました。前回の記事はこちらから!

死海よりガリラヤ湖・ナザレ経由でハイファへ

朝ホテルを出ると外の気温は何と45℃。サウナ並みの熱風が顔に打ち付けます。これにはさすがに閉口。長居は無用と車に乗り込みます。

エリコの北にある検問所では、自動小銃を構えた警官が検問中。パスポートと入国カードの提出を求められ、5分ほど足止め。ヨルダン国境に近いからでしょうか?

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死海を出て約2時間、ハイウェイ沿いに小さな流れのヨルダン川が近づいてきました。川沿いにフェンスが張られ、時折警備車両も走っています。国境です。2時間走っただけですが、気温は約10℃下がり車窓には多くの木々が見られる様になりました。

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お昼はガリラヤ湖名物のセントピーターズフィッシュを期待していたのですが、カフェイン中毒のMs.Irit氏が案内したのはイスラエルの有名コーヒーチェーン店「Aroma」。頼んだのはホットサンド&チョップドサラダセットに、ココナッツ・ライチシェイク。でもこれはこれでとっても美味。世界でも十分通用すると思ったら、既にアメリカ・カナダ他に進出していました。

https://en.aroma.co.il/

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昼食後、ガリラヤ湖を一望する「山上の垂訓教会」を目指したものの何とお昼休み。代わり?にイエスが2匹の魚と5つのパンで5,000人を満腹にさせたという「パンの奇跡の教会」を訪ねます。

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ガリラヤ湖より約1時間。ナザレにある受胎告知教会を訪問。

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聖堂内には、マリアが受胎のお告げを受けたとされる洞窟が。

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ナザレを出て約1時間。イスラエル第二の産業都市ハイファに到着。

丘の上にある市民憩いの庭園「バハーイーガーデン」上部からは、バーブ廟、ハイファ港を見渡せます。弧を描いた陸地の50km先は、レバノン国境。イスラエルは町により色々な顔を見せてくれます。

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庭園前の道路では、新婚カップルが記念撮影中。ロボットチックなレクサスも若者には人気のようです。

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夕食はベングリオン通りにある、人気のレストラン「douzan」へ。何やら100年程前の建物を改築して使っているそう。

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皆シーフードに飢えていたので、パエリアにカラマリのレモンソース、シーフードカレー風味を注文。カラマリはフライを想像していたのですが残念ながら煮込み。味はどれも◎。

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夕食後は、気さくなオーナーを囲んでの記念撮影。

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ベングリオン通りの先にはライトアップされたバーブ廟が。

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ハイファでの宿泊は、市街地を見下ろす山頂にある「ダンカーメル」。

美しいハイファの夜景が楽しめます。

https://www.danhotels.com/HaifaHotels/DanCarmelHaifaHotel/

ハイファよりイスラエル第二の都市テルアビブへ

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翌朝、町の北側には低い雲が垂れ込めています。

ハイファを後に、約200km南に位置するイスラエル第二の都市テルアビブへと向かいます。この区間は、片側2車線の快適なハイウェイが続きます。

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途中、ローマ時代の水道橋跡が残るカイザリアに立ち寄り。ビーチでは、家族連れがのんびりと海水浴を楽しんでいます。

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約30分でテルアビブ市内に到着。街中には古い建物の外観はそのままに、中を改装したおしゃれな建物が立ち並びます。

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テルアビブの台所カルメルマーケット。ここも観光客で大賑わいです。

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テルアビブでの宿泊は、2泊目と同じチェーンの「ヘロデ・テルアビブホテル」。客室の窓からは、ビーチやヨットハーバーが。

https://www.herods-hotels.com/herods-hotels/herods-tel-aviv/

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夕食はテルアビブより南へ約30分。聖書にも登場する古い港町「ヤッフォ」にて。その前にヤッフォの旧市街を散策します。

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ヤッフォは猫の街。至る所に猫の姿が。日本と違い、どの猫も長い尻尾が自慢です。

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芸術の街でもあります。

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しばらく歩くとビーチ沿いに出ました。北側のテルアビブ方面を望みます。午後7時にもかかわらず、多くの海水浴客で賑わってます。

あのユリ・ゲラー氏が!

最後の晩餐は、地元民で大賑わいのファイファFlea Marketにある「Café Puaa」にて。

http://www.rol.co.il/sites/eng/puaa

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隣のテーブルに座る4人組の中の男性が、しきりにこちらを見て目が合います。あまりに気持ち悪いので、同行者が「Where are you from?」と聞いた所、「I'm from Israel. I'm Uri Geller.」との返事。ユリ・ゲラー? あのスプーン曲げの? そっくりさん? 本人の顔わからないし...と、皆相手にせずこっそり画像検索したところ、「エッ!本物!」と皆大騒ぎ。ここぞとばかり、安倍首相や元男性アイドルグループのメンバーとの2ショット写真を見せてくれた後、「食事が終わったらスプーン曲げ見せてあげるよ!」とニコニコしながら席へ戻って行かれました。どうやら、日本では名前が売れているので、誰でも知っているだろうと思っておられたようで...。

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ユリ・ゲラー氏グループの食事が終わると、早速スペシャルタイム!皆ユリ・ゲラー氏の動作に釘付けです。

右手中指をスプーンの腹にあて、左手でスプーンの柄を数回軽~く摩ると、あら不思議スプーンの柄が上向きに反ってきました。何だこれは!すごすぎる!その後両手で持っていじっていると何とふにゃふにゃ状態に。腕には全く力を入れてないし...。これは不思議です。

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ぐにゃりと曲がったスプーンを手に「誰かにあげるよ。誕生日の人は?」とユリ氏。

すかさずガイドのMs.Irit氏が、「私!明日が誕生日!」。

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最後は、我々全員にサイン入りのスプーン・フォークをプレゼント。

もちろんぐにゃりと曲げた上で。皆大喜びしていると、「ユリ・ゲラーCIA」と検索してみろとおっしゃるので、その通りしてみると、CIAが認めたとか認めてないとか出てきました。ただ年を取ると、素直に超能力を受け入れる事が出来ません。

冷静に考えると、普通お店のスプーンを8個も曲げられたら怒るはずなのに、店は何も言わないし...。 ここもしかしてユリ・ゲラー氏の店? 何やら勘ぐってしまいます。

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最後はご機嫌に帰って行かれました。楽しいひと時を、ありがとうございました!おかげで、ここで何を食べたか全く思い出せません...。

テルアビブより香港経由で帰国の途へ

チェックイン

出国手続きは、入国以上に大変です。出発3時間前の手続きが求められています。

空港へ着くと、航空会社チェックインの前にカウンターが設けられており、そこで一人ずつ係官からの質問攻めにあいます。内容は入国と同様に、日数・どこに泊まったか、荷造りは自分でしたか、誰かに託ったものはないか等。今回はトランクを開けられる事もなく無事に通過です。

航空会社チェックイン

これは、至って普通に進みます。

出国手続き

航空会社チェックインが終わったらガイドのMs.Irit氏に別れを告げ出国手続き。出国手続きは正面に有人カウンターがあるものの大混雑。右手にある無人手続機がガラガラなのでこちらがお勧めです。

パスポートを読み込ませ、顔認証を行ったら入国時と同じようなピンク色のカードが出てくるので、これにて無事手続き完了。

免税手続き

イスラエルでは一つのお店で400シェケル(約12,000円)以上の買い物をすると、免税書類を作ってくれるので、空港で払い戻しを受けます。

払い戻し窓口は入国時に見た円形の免税店エリアの一角にあります。係官が商品を調べる事があるので、サンプル数点は手持ちでと言われていたものの、今回は商品ノーチェック。

クレジットカードへのREFUNDを希望したものの、シェケルでの現金払戻しのみ。おかげで再両替手数料まで取られてしまいました。ユダヤ人の商魂たくましさを垣間見た気がします。

テルアビブ発(13:50)→香港着( 05:10+1)往路同様香港で乗り継いで帰国します。

さすがの香港空港も、早朝5時ではガラガラ。お店もマクドナルドが開いているのみのシャッター街。7時を過ぎると人影も徐々に多くなり、8時過ぎにはほとんどのお店が開店します。あと一眠りすれば、日本に到着します。               

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