イスラエルの今を知る!第1回<エルサレム旧市街・新市街>

去る7月8日~14日に、イスラエル大使館&キャセイパシフィック航空主催のイスラエル研修ツアーに参加してきました。7日間たっぷりでしたので、3回に分けてご紹介させていただきます。まず第1回は、1日目の出発から2日目のエルサレム旧市街・新市街観光についてです。

香港を経由し、いざイスラエルへ!

まずは香港空港での乗り継ぎ時間を利用して、ビジネスクラスのお客さんが利用できるラウンジを見学。65番ゲート近くにある昨年出来たばかりの「THE・PIER」ラウンジ。

少し離れてはいますが充実のサービスとおしゃれな空間が売りのラウンジです。

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キャセイ航空ラウンジ自慢のワンタン麺や担担麺、点心が楽しめる「ザ・ヌードルバー」。お願いすれば通常の倍サイズの大盛りも頼めるそうです!

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高級中国茶や緑茶も楽しめる「ティー・ハウス」。香で癒されます。

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何と約40脚のカウチが用意された仮眠スペース。カウンターで毛布も貸し出しているので熟睡してしまうかも。

他にもタパスやチーズ・サラダ等を楽しめる「フード・ホール」やビジネススペース、イソップのアメニティーを揃えた個室シャワーブースまで完備。これだけ充実していると、数日過ごせます。

https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/flying-with-us/all-lounges/hong-kong-international-airport-lounges/the-pier.html

香港~テルアビブ間には、最新鋭機材のA350で運航。

https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/flying-with-us/aircraft-and-fleet/a350-experience/introduction.html

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ビジネスクラス座席はセミコンパートメントタイプのフルフラットタイプ。

エコノミークラス座席は背もたれを倒すと座面も前方に移動。長時間の着席でもお尻が痛くなりにくいよう工夫されています。

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航路は一旦北上し、シルクロード~ウズベキスタン~アルメニア~トルコ~キプロスと友好国上空を飛行するので安心です。キャセイ航空は夜行便なので、テルアビブ空港には現地時刻の午前8時頃の到着です。

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テルアビブ空港には、日本ではあまり馴染みのない国営エルアル航空のジャンボ機の姿も。

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空港内設備は、西側諸国のそれと全く変わりません。さまざまな国の人で大賑わい。

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入国手続きは大混雑。特に緊張はしないものの、国籍や過去の渡航先等によっては時間がかかり大変です。我々への質問は、旅行目的や旅行期間、滞在ホテル名などいたって普通の内容です。入国スタンプに代わり小さな滞在許可証カードをもらうので出国までパスポートと一緒にしっかり管理。

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ターンテーブルで荷物を受け取ると、

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税関はノーチェック。

今回は、到着後約1時間半で空港を後にします。

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空港より聖地エルサレムまでは高速道路で約1時間半の道のりです。車窓にはオリーブ畑が広がります。

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今回案内してくれるのは、ロバート・デニーロ似の渋い声の持ち主、ドライバーMr.Uri氏。

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そして、事ある毎に「水をイ~ッパイ飲みなさい」と勧める、ガイドのMs.Irit氏。

エルサレム旧市街観光

エルサレムの最高気温は35℃ほど。日本とさほど変わりませんが、乾燥しているのでついつい水分補給を忘れがち。ミネラルウォーターはどこでも手に入りますが、水質に敏感な方は日本から2リットルボトルをトランクに入れ持参し、現地で小分けした方が安心です。脱水症状に備え、アクエリアス等スポーツドリンクの粉末を忘れずに。

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エルサレムに到着後、まずオリーブ山の北に位置するスコープス山へ向かいます。ここから見えるのは、西側にエルサレム市街。

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東側に荒涼とした砂漠地帯。遠くうっすらと死海も望めます。

この後は旧市街観光へ。新門から入り、キリスト教徒地区⇒ムスリム地区⇒ヴィア・ドロローサ⇒聖墳墓教会⇒ユダヤ人地区⇒嘆きの壁⇒シオン門と徒歩での観光となります。

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旧市街のキリスト教徒地区は、ご覧の通り静かな空気が流れます。

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一転ムスリム地区に入ると賑やかなスークが続きます。

旧市街は、色々な宗教の人が仲良く同居。いたって平和な空気が流れています。

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スークの至る所にあるドライフルーツ&ナッツ類のお店。どこも品数豊富です。

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こちらも多く見かけるレモンとCarob(いなご豆)のジューススタンド。レモンはご想像通りですが、Carobは何とも言えない初体験の味。

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世界中からの観光&巡礼客で大賑わいですが、アジア系はあまり見かけません。

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イエスが最後に息を引き取った場所と言われる聖墳墓教会に到着しました。

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中にはカトリックとギリシャ正教会の聖堂が並びます。

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こちらのギリシャ正教会の祭壇下には穴が開いており、イエスが貼り付けられた十字架を立てたと言われる岩肌に直接手を触れることが出来ます。

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聖墳墓教会より徒歩10分。日本でもニュースを賑わせている神殿の丘と、嘆きの壁を見渡せる場所に出ました。イスラム教の聖地である神殿の丘への観光入場はお昼過ぎまでしか出来ません。この時間は入口のモロッコ門へと通じる橋は既に閉鎖。トラブルに備え、普段でも多くの警備車両が待機しています。(帰国後に発生した警官銃撃事件の場所はこの丘の上。)

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嘆きの壁は男女別。男性用は広いものの、女性用は右手に少しあるのみ。

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敬虔なユダヤ教徒が祈りを捧げる横では、清掃係が祈りを込め挟んだ紙を払い落としています。何だか微妙な空気が...。

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炎天下にも拘らず、一心に祈る超正統派の信者。

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シオン門へと向かう旧市街の城壁から東側を望むと、古い墓地を挟んで復活したイエスが天に昇った場所と言われるオリーブ山を望めます。

エルサレム新市街観光

エルサレムは人口80万人超のイスラエル一の大都市。

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新市街は多くのビルが立ち並び、どことなくアテネの街に似た雰囲気。

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街中にはトラムも走ります。

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マーケットは大賑わい。陽気な若者が目立ちます。

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ここにもありましたジュースバー。ショートサイズで5シェケル(約160円)也。

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そしてドライフルーツと、ナッツの類。店先の表示は全てkg単価。

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路地裏の広場では年配の男性陣が何やらゲームに興じています。ルールはさっぱりわかりません。

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今日の宿は、旧市街すぐそばにある高級ホテル「マミーラ・ホテル・エルサレム」。

市街地を一望出来るルーフトップレストランと、イスラエルでも屈指のスパが有名なホテルです。Wi-Fiフリー、アメニティーはロクシタン。

http://www.mamillahotel.com/

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夕食は、自慢のルーフトップレストランでイスラエル観光局Mr.Uri氏を交えての懇親会。

イスラエルの食事は、世界中の西洋料理からいいとこ取りしたような感じで、日本人の舌にもよく合います。驚きなのは、野菜とフルーツの美味さ。乾燥気候のせいか、味が凝縮されていて、日本以上!

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月明かりに照らされたヤッフォ門では、丁度レーザーショーが始まりました。

明日はあの死海を訪れます!続きはこちらから!

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