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本店はフィレンツェに。ドットール・ヴラニエスのルームフレグランスは高貴な香り
※2018年5月、加筆修正をいたしました。
フィレンツェ発のフレグランスブランド「ドットール・ヴラニエス」。日本にも直営店がありますが、この記事でご紹介するのはフィレンツェの本店レポート。素敵な内装はインテリアのヒントにもなり必見です!
お土産には小型のアロマディフューザーやスプレーボトル、シートフレグランスがおすすめ。大ファンの方は、本店で大型ボトルをお得に購入するのも良いでしょう。
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- フレグランスブランド「ドットール・ヴラニエス」の本店はフィレンツェに
- 香りの歴史はフィレンツェにあり!?
- 「家の部屋ごとに最適な香りを提案する」という考え方
- アロマディフューザーは自分へのお土産にも最適!
フレグランスブランド「ドットール・ヴラニエス」の本店はフィレンツェに
今回、私は「ドットール・ヴラニエス」のフィレンツェ店へ行ってみました!
日本でもセレクトショップや高級インテリアショップなどで扱われている「ドットール・ヴラニエス」は、フィレンツェ発のフレグランスブランド。バーニーズニューヨークやトゥモローランドなどで商品を見かけた方も多いと思います。
日本にも数軒直営店がありますが、今回ご紹介するのはフィレンツェ在住のマダムたちがこぞって買いに訪れる素敵な店舗。圧巻の品揃えと洗練された空間は、インテリア設計のヒントにもなりそうで必見ですよ。
香りの歴史はフィレンツェにあり!?
「香り」の歴史が生まれたのはフィレンツェだと言われています。その理由は皮革工業が盛んだったこの地で、革製品のにおいを消すのに香料が大いにもてはやされたからです。16世紀のフィレンツェから、一気にヨーロッパ各地に香りの文化が広まったとされています。
そのフィレンツェに生まれ育ったのが「ドットール・ヴラニエス」の創始者パオロ・ヴラニエス。彼の祖父はシルク商人として世界各地を巡っては、様々な香料をコレクションしていました。祖父のコレクションを目の当たりにして育つうち、香りの奥深さに目覚めていったのだそうです。
「部屋ごとに最適な香りを提案する」という考え方
ドットール・ヴラニエスのルームフレグランスは、さまざまな香りが用意されています。リビングルームから子供部屋、キッチンやバスルームに至るまで、細やかに「場所に応じた」香りを提案しています。
もちろん、お気に入りの香りを好きな場所に置き、自由に香りを楽しむことも良いのですが、たくさんの香りのラインナップの中から迷った時は、スタッフの方に置きたい場所と雰囲気を伝えてみましょう。
たとえば、クラシックなリビングなら暖かみのある「AMBRA」や「EAST」、爽やかさを演出したいバスルームなら「ACQUA」や「SOUTH」といった具合です(※)。
※註:ライターが紹介した香りについて
この記事でご紹介しているフレグランスノートは以下の通り。香りについてある程度ご存知の方であれば、イメージしやすいのではないでしょうか。
ドットール・ヴラニエスでは、四元素(水、火、空気、地)、花、文化、フルーツ、東西南北など、さまざまなストーリーからなるフレグランスが展開されています。ぜひ、公式サイトのラインナップをチェックしてみてください。
- AMBRA(アンバー)...アイリス、アンバー、パチュリー、サンダルウッド、バニラの花など
- ACQUA(アクア、水)...バジル、マリンノート、ホワイトムスク
- EAST...オレンジ、タンジェリンリーフ、ローズ、マグノリア、イランイラン、サンダルウッドなど
- SOUTH...バニラ、シナモン、ナツメグ、フランジパーヌ(アーモンドを用いたフランスのカスタード風クリーム)など
アロマディフューザーは自分へのお土産に最適!
撮影:yukaco こちらはボトルタイプのアロマディフューザー
ドットール・ヴラニエスの定番商品は、洗練されたボトルに竹のスティックを差して香りを楽しむ「アロマディフューザー」。ボトルに入っているので少々重いですが、お気に入りの香りを日本に連れて帰るのも、イタリア旅行の思い出になりそうです。大きいボトルを買えば、日本で買うよりもかなりお得に購入できるのも嬉しいポイントですね。
アロマディフューザーは少し大きすぎる......という方は、コンパクトなサイズのスプレータイプを選ぶと良いでしょう。
ドットール・ヴラニエスのフレグランスは、最高品質のエッセンシャルオイルと天然原料を使用し、全てハンドメイドで作られているので、大切な方へのお土産にもピッタリです。
重さが気になる、お土産用にたくさん購入したいという方にオススメなのはシートフレグランス(RITAGLI PROFUMATI)。クローゼットや引き出しにそっと忍ばせておくだけで洗練された香りが広がります(※)。これは、フレグランスリネンスプレーで香りの補充ができるので、ちょっとしたプレゼントにも最適ですよ。
フィレンツェ生まれの「ドットール・ヴラニエス」。その奥深い「香りの世界」を、是非体感してみてくださいね。
※註:シートフレグランスのほか、大理石のタブレットに香りを染み込ませた「BISQUIT PROFUMATI」というギフトもあります。
撮影・執筆:Italyiiライター yukaco
ドットール・ヴラニエス フィレンツェ本店 基本情報
名前:ドットール・ヴラニエス(Dr. Vranjes)
住所:S. Gallo, 63r, 50129 Firenze,
予算:シートフレグランス:16,50ユーロから、スプレータイプ(100ml):26ユーロ、アロマディフューザー:26ユーロ(100ml)~285ユーロ(2500ml)
公式サイト:http://drvranjes.it/it
※予算は2018年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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