これぞイタリア裏観光。スーパーや市場でチェックしたい5つのこと

国が変われば日常で立ち寄るお店もにも違いが。イタリアのスーパーや市場について、5つのポイントをご紹介します。観光として訪ねるときはもちろん、お土産を探すときにも参考にしてくださいね。

※写真は全てイメージです。(All Public Domain from Pixabay)

イタリアの日常が覗ける裏観光スポット、「スーパーマーケット」と「市場」

スーパーマーケットや市場は、その国の日常生活を覗くことができるいわば、裏の観光スポットでもあります。イタリアのスーパーマーケットはお土産を選ぶにも、旅先でちょっと飲み物や食べ物を買うにも面白い場所。旅の途中で、是非訪ねてみてください。

観光地にあるスーパーは入り口が日本のように派手ではなく、よく見ていないと見落としてしまうかもしれません。ですが、小さな商店のようなスーパーや路地裏に並ぶ八百屋さんなども含め、イタリアの日常が溢れているため、色々見比べてみるのも面白いのです。

箱に入った色とりどりの見たこともないような野菜が並べられている様子、お店の人と地元の常連さんとの楽しそうなやり取り......そんな風景を見ることが私は大好きです。

この記事では、そんなイタリアの日常に触れるときに知っておきたい、5つのポイントをご紹介しましょう。

1:何においても種類豊富!日本では珍しいフレーバーのヨーグルトも......

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お店の規模にもよりますが、チェーン展開をしている中規模から大規模のスーパーへ行くとき驚くのが、ひとつの商品に対する種類の多さ。たとえば、ヨーグルトのコーナーだけで棚が一列使ってあり、豊富な品揃えを楽しめます。フレーバーの種類をひとつひとつ確認していくだけでも楽しい時間が過ごせます。

日本ではあまりみかけないような「チョコレート味ヨーグルト」や「アーモンド味ヨーグルト」などもあり、色々旅行中に買って食べ比べしてみるのも楽しいですよ。ちなみに私のオススメは、イタリアでは定番の人気フレーバー「limone(レモン)」です。

関連記事:「コレさえあればイタリアの味になる!」イタリアンハーブを使った調味料

2:圧巻の品揃えと言えば...トマトの種類も!

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イタリアのお料理に欠かせない食材のトマト。イタリアのスーパー、八百屋さんへ行って一番印象に残ったのがトマトの品揃えです。

日本のトマトとは全く違うかたち、色、大きさ......用途によって細かく使い分けているそうですよ。一体どれだけのトマトがイタリア全土で消費されているのだろう......と思って調べてみたところ、データは少し古いですが2007年のFAO(国連食糧農業機関)によるとイタリアの年間と的消費量は1人あたり53.9kg!!

当然世界一の消費量なのかと思ったのですが、上には上が...一位はエジプト(96.8kg)でした。ちなみに、日本の消費量は年間9キロなのだそうです。

3:パスタの種類も見逃せない!

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そして、イタリアのスーパーで是非チェックしたいのがパスタの種類。こちらはお値段もお手頃でお土産にも持って帰りやすいため、珍しい種類や可愛いパッケージのものを探してみては。

ただし、スパゲッティなどの重めのパスタは、たくさん買うとスーツケースの重量が大変なことに......少しだけ、注意しながら選んでくださいね。

4:お土産にもなる!日用品では、爪楊枝とベビーパウダーに注目!

筆者の友人であるイタリア人夫婦の家に遊びに行ったとき、面白いものを発見しました。なんと、「サムライ」と書かれた爪楊枝があるんです。イタリアでは定番ブランドだそうで、ゆるい雰囲気のイラストが微笑ましいですね。

その他には石けんなどのバス用品も、オシャレなデザインでいい香りのものがスーパーにたくさんあります。ですが、こちらもたくさん買うとなると、かなりの重量になるためお土産にするときは注意が必要です。そこでオススメなのがタルカムパウダー、いわゆるベビーパウダーです。

容器に入っているタイプもありますが、多くの人へ渡すお土産には、紙の袋に入ったタイプがオススメです。日本で売っているものよりもいい香り...なような気がするのもイタリアマジックですね。

参考:イタリアの有名ベビーパウダーブランド Borotalco 公式サイト(イタリア語 外部サイトに遷移します)

5:スーパーマーケットと市場の違いも楽しんで!

イタリアでは、曜日によって「花市」「日用品市」「アンティーク市」など、色々な「市」が開かれることがあります。スーパーマーケットとはまた違った魅力があるため、がんばって早起きをして朝のにぎわいを楽しんでみましょう。

上手に交渉できれば、大量にオマケをしてもらえたり、嬉しいサプライズがあるかも?!そんなお店の人とのやり取りもイタリア旅行の楽しみです。

関連記事:メルカートにて感じる春。北イタリアの春野菜事情

お店に行く前に:買い物の仕方の違いをご紹介

最後に、スーパーや市場での買い物について少しお話しておきましょう。イタリアではコレを100グラム、アレを200グラム、こっちは一口分だけ味見してみたい(こう言うと、味見させてくれることがあります)といったように、対面販売で好きなものを好きな量だけ買うことが出来ます。

量り売りに慣れていない方には少しドキドキしてしまいますが、真空パックに対応してくれているお店も多く、サラミやハムなどはお土産に少しずつ買うこともできます。

せっかく旅をするなら、色々なことを楽しんでみたいもの。現地のお土産を買うときは、現地のスタイルにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

関連記事:愛する想いを伝え合う日。サン・ヴァレンティーノの日は街も華やかに。

※編集部註:本記事は2017年8月に公開しましたが、2021年5月に一部修正しています。

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