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老舗カフェに蚤の市...フィレンツェでアンティークに浸れる場所を紹介

記事投稿日:2015/06/29最終更新日:2020/02/05

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※編集部註:2020年1月、加筆修正をいたしました。
花の都とも呼ばれるイタリアの都市、フィレンツェ。フィレンツェは京都の姉妹都市であり、建物はもちろんお店も老舗やアンティークを扱うお店が多いという特徴があります。

そこで、この記事ではフィレンツェならではのアンティークな要素が満載のスポットについて紹介していきたいと思います。

※文中、一部写真はイメージです。クリテイティブ・コモンズ・ライセンスに基づいて掲載しています。
参考:クリエイティブ・コモンズ公式サイト(外部サイトに遷移します)

目次

1. 花の都フィレンツェ、古き良きものを訪ねて

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<数百年にわたり維持される街並みは、世界遺産にも登録されています。 Photo by Pixabay(CC 0)>

フィレンツェの街並は京都に似て、フィレンツェ人は京都人に似ているといわれます。実際にフィレンツェの街へ足を踏み入れてみると、それも納得。遠い昔、ルネサンスの花開いた文化の残照があちらこちらに見え隠れし、それぞれが街の風景なかに自然と溶け込んでいるのです。

ミケランジェロやダヴィンチといった巨匠たちの芸術作品や、何百年という歴史を生き抜いてきた古い教会や建物の数々。古の街の姿を今なお留めているという点において、フィレンツェは京都に通じるものがあるかもしれません。実際、京都市とフィレンツェ市は姉妹都市関係にあります。

また、気高いフィレンツェ人気質も、京都人とどこか似ているところがあります。その気高さがあったからこそ、独自の古い文化を堅固に守り続けることができたのかもしれません。さて、今回はそんな古の街で見つけた、フィレンツェならではのアンティークなスポットをご紹介しましょう。

2. コンセプトに脱帽。高級時計がテーマの「ホテル ロロロージョ」

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<撮影:yukaco>

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会広場前で2009年にオープンしたこちらのホテル。建物としては比較的新しいのですが、アンティークさはそのコンセプトにあります。

時計好きのオーナーが長年集めていたという、年代ものの時計コレクションが随所に散りばめられているのです。客室やパブリックスペースは時計のモチーフで統一されており、男女を問わず好評です。

クラシックなアンティークものの置時計や、ロレックス、パテックフィリップの古い看板など、時計にまつわるアンティークな面白アイテムがさり気無く飾られていて、時計収集家ならずとも心躍る空間であること間違いありません。

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基本情報

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3. 古き良き逸品を探すなら蚤の市へ

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<写真はイメージです。Photo by Pixabay(CC 0)>

フィレンツェの人は、古いものをうまく生活に取り入れるのが大得意。日曜ともなればあちこちの広場で開かれる「蚤の市(イタリア語:メルカート、またはメルカート・デッレ・プルチ / Mercato delle pulci)に集まって、掘り出し物はないかチェックして回るのが定番の過ごし方です。

年代ものの雑貨、ヴィンテージの服や銀食器、家電まで、あらゆるものが溢れる蚤の市でのひとときは、年代物好きなフィレンツェ人たちの生活を垣間見るチャンス。アンティークな掘り出し物を安く調達して、自分へのお土産も見つけてしまいましょう。

特におすすめしたい蚤の市は、以下の2つです。

Mercato di Santo Spirito

メルカート・ディ・サント・スピリト。場所はサント・スピリト教会前の広場で、毎月第2日曜日9:00~19:00の間開催されています。近くにデザイン系やモード系の学校が多いこの広場には、バッグやアクセサリー、ファッション小物が充実しているのが特徴です。

参考:サント・スピリト教会Googleマップ

Mercato delle Pulci

メルカート・デッレ・プルチ。先ほど紹介した「蚤の市」のイタリア語そのままの名前を持つアンティーク市です。場所はサンタ・クローチェ教会前の広場で、毎月最終日曜日の開催です。こちらは骨董品、絵画、アンティーク家具、ポスター、コイン、洋服、食器など、なんでもござれな蚤の市。そぞろ歩くだけでもワクワクしてきますよ。

参考:Firenze Online-Mercato delle Pulci(外部サイトへ遷移します)

参考:サンタ・クローチェ教会Googleマップ

4. フィレンツェ市公認の老舗「カフェ・ジッリ」

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<撮影:yukaco>

カフェ界のアンティークに君臨するのがここカフェ・ジッリ(Cafe Gilli)。フィレンツェ市が公認している、歴史ある老舗店を集めたカフェ部門に名を連ねる店の一つです。1773年、スイスのジッリ―家が開いたお菓子とパンの店がもととなり、1900年代初頭には文学者たちが好んで集うカフェになりました。

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<撮影:yukaco>

かつてのベル・エポック時代の雰囲気、内装をそのままに、有名な工房ディ・コッペデに作らせた大カウンターは特別感大。観光に疲れたら、ここでイタリア人風にエスプレッソか、昼からシャンパンなんていうのも優雅です。時を巻き戻し、古き良きフィレンツェへとタイムスリップしてみましょう。

基本情報

  • 名前:カフェ・ジッリ(Caffe Gilli)
  • 住所:Via Roma, 1r, 50123 Firenze FI, イタリア
  • 営業時間:7:30~0:00
  • 公式サイト:https://caffegilli.com/

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5. 世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」

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<写真はイメージです。Photo by Graeme Churchard [The Pharmacy of Santa Maria Novella] CC BY 2.0

今や世界中で有名な、約800年もの歴史を持つ現存する最古の薬局です。メディチ家のカテリーナが、フランス宮廷アンリ2世にお輿入れする際に考案された「王妃の水」はオーデコロンの起源となり、気付け薬の香料酢は今では日焼けケアのローションに、目薬や鎮痛薬のバラ水はボディーローションとして応用されています。

現在でも独自のレシピを守り生産されるアイテムは、世界中にファンが存在するのも納得ではないでしょうか。

トスカーナの豊かに茂る緑の庭から、修道僧たちが厳選してきた薬草を使い、当時は院内で様々な薬剤を調合していたのでしょう。歴史を感じさせる古い店内は、そういった修道僧たちの姿が目に浮かんでくるようです。

基本情報

  • 名前:サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella)
  • 住所:Via della Scala, 16, 50123 Firenze FI, イタリア
  • 営業時間:9:00~20:00
  • 公式サイト:https://www.smnovella.com/

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アンティークなスポットは、フィレンツェの街を歩けばまだまだたくさん見つかります。その一つ一つを訪れるごとに、まるで時計の針が少しずつ巻き戻っていくよう。

伝統の技を守る職人たち、そしてそれを支える住民たちの努力がフィレンツェという古都を今日、そして未来へと繋げて行くのです。今までもこれからも、きっと変わらぬ古都の姿を皆さんの目で確かめてみてください。

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Italyii(イタリィ)編集部
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