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風光明媚!世界遺産チンクエ・テッレの一つ「ヴェルナッツァ」の絶景
※編集部註:2019年8月、加筆修正をいたしました。掲載写真は初出時(2015年1月)のものです。
世界遺産チンクエ・テッレに数えられる村のひとつ、ヴェルナッツァ。なぜ、この村が世界遺産になったのか?それは美しい風景の数々を見れば納得するはず。旅行者を魅了し続ける、景勝地の様子をご覧ください。
目次
1. チンクエ・テッレを構成する村の一つ、ヴェルナッツァとは
ヴェルナッツァ(Vernazza)は、イタリア北部リグーリア州のラ・スペツィア県にある村。世界遺産の「チンクエ・テッレ(※)」の一つに数えられる景勝地として知られています。
※編集部註:正式名称は「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群」
<撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
一面に広がる青い海!村の高台から見下ろせば、清々しい気持ちになれるはず。
<ビーチを楽しむ人たち。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
チンクエ・テッレに数えられる村の特徴の一つとして、カラフルでかわいらしい町並みが挙げられますが、それはヴェルナッツァも同様。険しい崖と美しい海の中に、こじんまりとした集落が非日常の雰囲気を醸し出しています。
ヴェルナッツァは住人の数がおよそ1,000人と言われるほど小さな村。しかし、バカンスにはぴったりの景勝地として人気が高く、ハイシーズンの夏場は多くの観光客が訪ねてきます。
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<撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
素朴な町並みは、どの角度から見ても楽しめます。路地を上ったところからの眺めやトレッキングコースから町を見下ろす風景は、まさに絶景。ポストカードやストックフォトなどでも、ヴェルナッツァの町を見下ろした構図がよく採用されています。ですが、海側から町を見上げるような眺めも素晴らしいですよ。
2. ヴェルナッツァを観光するときのポイント
住人がとても少ないヴェルナッツァですが、観光客向けのお店はきちんと営業しています。
まず食事ですが、小さな町でありながらカフェやレストラン、ジェラート屋さんなどが営業しています。テラス席を設けているお店も多く、絶景を眺めながらお料理をいただける贅沢なロケーションを楽しめるのも魅力。また、ヴェルナッツァはもともと漁村であるため、シーフードを売りとするお店もあります。
観光するときのおすすめは、路地裏散策。町中をそぞろ歩きながら、気になる風景を写真に収めたり、ゆっくり鑑賞したりすることで、リラックスした時間を過ごせます。
3. ヴェルナッツァを散策したときの様子
ここからは、ヴェルナッツァを歩いたときに撮影した写真をご紹介します。世界遺産として人気のある村ですが、どこかのんびりとした空気が伝われば幸いです。
<路地にて。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
下からのアングルは、迷路に迷い込んだかのよう。
<撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
各地から観光客が集まり、散策や日向ぼっこ、海水浴などを楽しんでいます。
<撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
周辺のカフェも、観光客に人気。中には、こんなドキドキしそうなロケーションも......。
<日差しが強いときは、パラソルの下でのんびり。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
ヴェルナッツァは、1-2時間程度で回りきれるほどこじんまりとしています。そのため、チンクエ・テッレの他の町と併せて周遊するルートでも楽しむことはできるでしょう。しかし、この雰囲気がお気に召したのであれば、もう少し時間をとって何もしないでゆっくり過ごす、という滞在も良いと思います
<歩くだけでも楽しい路地。撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
<猫の姿も!撮影:Italyii(イタリィ)編集部>
ポルトヴェーネレもそうなのですが、訪問時はいたるところで猫を見かけました。漁村だからなのか、それともイタリアの人々は猫に優しく接しているのか......。こじんまりとしていながら、ハイシーズンには人々で賑わうヴェルナッツァは、チンクエ・テッレ巡りの中で外せない町です。
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