富士山静岡空港から始まる!ふじの国静岡めぐり


ふじの国、静岡への旅なら「富士山静岡空港」がとっても便利です。今回は新千歳から富士山静岡空港を利用して、ふじの国静岡をめぐってきました。

1_静岡空港には国内はもとより海外路線も!.jpg

静岡空港には国内はもとより海外路線も!色々な路線が就航しております。 道産子の私は・・・丘珠空港からはFDAが、新千歳空港からはANAが飛んでおりますが、今回はANAさんにお世話になりました。

2_機内からの富士山♪ あえてのANAさんの翼越しで!.jpg機内からの富士山

この時期は雲が多いので富士山が顔を出しづらいですが... 機内からだと雲の上に顔を出している富士山に出会う可能性大!静岡空港利用の際はぜひ探してみてください。

今回は左側座席からよく見えました。ただし毎回そうなのかはわかりません・・・。

2つの日本唯一と日本一がある鉄道

空港から山道を走ること1時間半、日本で唯一の「アプト式鉄道」で日本一の急こう配を登り、日本で唯一の湖の上にある駅を訪れることができる、「大井川鉄道井川線(通称:南アルプスあぷとライン)」に乗車しました。

レールをきしませているこの高音がなんともいえず、ノスタルジー感たっぷりでたまりませんっ!とても人気がある鉄道とのことで、訪れた日にはテレビ取材が入っておりました。 駅員さんにお聞きしたら先週も取材があったとのこと。撮影の邪魔にならないように・・・私は取材の方々の後ろから入線シーンを撮らせていただきました(笑)

この列車は日本国内の鉄道のなかで日本一の急こう配を登ります。「あぷといちしろ駅」=「長島ダム駅」がその区間で、1000m進んで90m登るとか・・・!?数字だけではどれくらいすごいかは正直よくわかりませんが・・・

途中のアプトいちしろ駅にて「アプト式の気動車」を連結させます。「アプト式」とはレールの間に設置された歯車と、専用の気動車の歯車をかみ合わせて走る方式で、この列車で後ろから押してあげないと登れないんです。そしてこの「アプト式」は日本国内ではここだけ!それぐらいすごいんです!

そしてそんな日本唯一の列車で、日本一の急こう配地点を通過して向かうは・・・この列車の最大のみどころ!日本で唯一湖の上にある駅「奥大井湖上駅」へ。といっても車内からだとちょっとわかりづらいので、下車後、上から望める場所で撮影してみました!

左右に広がる湖の光景がかなりステキです。とてもゆっくーり走るので景色が満喫できます。

この列車は見どころ満載ですっごく楽しいです!「奥泉」→「接岨峡温泉」という区間で約40分の乗車でしたが、ほんとうにあっという間でした。

えっ!?海に浮かぶ富士山!?

静岡市の清水港と西伊豆の土肥港を1時間少々で結ぶ、駿河湾を横断する航路「駿河湾フェリー」に乗船しました。

3_色鮮やかな船体の駿河湾フェリー.jpg色鮮やかな船体の駿河湾フェリー

この航路のすごいのは何といっても富士山の景観。海上からの眺めは遮るものが何もなく、まさに富士山が海に浮かんでいるかのような光景が楽しめる航路として人気です。

4_船上からの富士山.jpg船上からの富士山

ちょっと中腹に雲がかかってしまいましたが、夏の時期にしてはかなりきれいな富士山に出会えました。

ん!??県道!???

そうなんです!この航路は静岡県の県道に指定されている海の上の道路なんです。そして「223号線」・・・語呂合わせかな?えーっと、2(ふ) 2(じ) 3(さん)...やるな静岡県!県ぐるみで遊び心たっぷりじゃないですかっ!!

摩訶不思議!まさに神池

駿河湾フェリーで伊豆にわたって訪れたのは沼津市大瀬崎(旧・戸田村)。ここにあるのは、近年SNSで話題になりつつある「神池」。

何が凄いのかというと・・・周りを完全に海に取り囲まれているのですが、そこに淡水の池があるという奇跡の場所なんです。

5_神池看板.jpg神池看板

図で表すとこんな感じなのですが、この海に突き出た小さな半島一帯が「大瀬崎神社」という社の神域となっており、先端の池はこの位置関係ながら海水が一切混ざらない奇跡の池で「神池」と呼ばれております。

6_神池.jpg神池

池を写真で撮影すると・・・正直どこにでもある、ごくありふれた池でした(汗)淡水の証拠にものすごい数の鯉がいました。この池は上から見たらすごい景色なんだろうなぁ、と思います。ドローンが必要!?上から眺められるところを探してみましたが、見当たらず・・・

7_大瀬崎全景と富士山.jpg大瀬崎全景と富士山

少々高台からでもこれが限界。もう少し背が高ければ・・・残念!ただここからの富士山の眺めも素晴らしい。大瀬崎神社越しの駿河湾と富士山のコントラストは最高でした。

ステキな高級宿2軒を訪ねて・・・♪

静岡県にはたくさんの温泉があり、ステキな宿もたくさん。そんな中で2つの宿を訪れました。

★伊豆長岡温泉「三養荘」

まずは伊豆半島の入り口にあたる「伊豆長岡温泉」にある「三養荘」へ。ここは旧三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の別邸として、壮大な日本庭園の中に、瀟洒なお数寄屋造り和風建築邸として建てられたのが始まりだそうです。

8_三養荘入口.jpg三養荘入口

9_三養荘庭園.jpg三養荘庭園

10_三養荘客室.jpg三養荘客室

一言でいうと「重厚」。どこをとっても「ザ・和風」です。(あっ、洋室もありましたが。)

広大な敷地に点在するそれぞれの部屋は多種多様にわたっており、何回も来て色んなお部屋に泊まりたくなってしまいます。さすが三菱財閥です!!

★御殿場市「マースガーデンウッド御殿場」

ここは東名高速御殿場インターのすぐそばにありアクセスは抜群です。先ほどとはうってかわってすべて洋室でモダンな佇まいです。ロビーには木漏れ日が注ぎ込み、きれいな芝生の庭園も素晴らしいです。

11_マースガーデンウッド御殿場外観.jpgマースガーデンウッド御殿場外観

12_マースガーデンウッド御殿場ロビー.jpgマースガーデンウッド御殿場ロビー

13_マースガーデンウッド御殿場客室.jpgマースガーデンウッド御殿場客室

お部屋も広々。清潔感ばっちり!そしてお部屋によっては富士山が目の前に!ただ残念ながらこの時間は雲がかかってしまいました。

かなり距離感的には近いです。

14_お部屋からの富士山.jpgお部屋からの富士山

そして、このホテルでもっともステキだったのがレストラン。芝生が広がる庭園を目の前に望むイタリアンレストランが特に素晴らしいです。こんな雰囲気の中で食事ができたらさぞや最高だろうなぁ~。

15_イタリアンレストラン.jpgイタリアンレストラン

うっとりとした気分でホテルを後にいたしました。

最後にもう一度富士山が!!

まっすぐ空港に向かう予定でしたが、最後にもう一度富士山が顔を見せてくれました。少々時間もありましたので、途中の富士川サービスエルアで休憩を。

16_東名高速道路と富士川越しの富士山.jpg東名高速道路と富士川越しの富士山

このサービスエリアは静岡県内でも屈指の富士山好展望地なんです。手前に見えるのは東名高速道路と富士川です。富士川越しに望む富士山の眺めはほんとに美しい。静岡を後にする前に美しい姿を拝めてラッキーでした。

次回は雪の被った富士山を見たいと強く思いつつ、帰りも静岡空港からANAで帰路につきました。

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