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ベルギー アントワープのレストラン『ポンプハウス』
アントワープは、元々は港町として栄え、外国との貿易が盛んな土地でした。
現在は大きな港がアントワープ郊外にあるので大きな貨物船はアントワープの町中の港には入ってきませんが、当時は海からスヘルデ川をのぼり町中の波止場に船が発着していました。その為にスヘルデ川沿いのアントワープの北側にドックのエリアがあり、当時はそこで船のメインテナンスが行われていたそうです。そのドックエリアは、今ではクルーザーなどの小型船が停めてあったり、船がカフェ・バーやクラブになっていたりと、おしゃれに活用されています。
『ポンプハウス』というレストランは、そのドックエリアにあります。
昔はドックで船のメインテナンスを行うときに、水位を下げるために排水するポンプの建屋でした。そう、まさに「ポンプハウス」でした。その建物を改装し、2002年にレストランとしてオープンして以来、地元でも人気のレストランです。
外壁や内装は当時のままを残しながら、モダンなレストランに変身しました。
もちろんポンプ設備や鉄骨部分も見せるためにそのまま残してあり、アールヌーヴォー様式で鉄製の手すりや窓枠なども残してあるので、まさに昔のポンプハウスの雰囲気ですが、日差しが色んな所から差し込み、真っ白なテーブルクロスとベージュの椅子で高級感あるインテリアにもなっていて、何とも言えない特別な空間になっています。
テラス席も景色が良くとても気持ちが良いです。
バー&ラウンジとしても利用できるので、飲み物だけというのも大丈夫です。
ちょっとお酒を飲みに来たり、午後にコーヒーとデザートを楽しみに来たりと、色々な楽しみ方ができる場所です。
もちろんお料理も人気で、アラカルトもありますが、コースメニューがおすすめです。
お昼は「ビジネスランチ」があり、2皿(前菜+メイン)コースや3皿(前菜+メイン+デザート)コースから選べます。
季節のおすすめ料理が選ばれているので、ぜひコースメニューを楽しんでみてください。
ビジネスでの食事会やパーティーなどにも利用できますが、若い方からお年寄りまで集まるレストランなので、お天気の良い日にスヘルデ川沿いやドックエリアの散策とあわせて利用したい場所です。
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