台湾/台式煮込みの滷味(ルーウェイ)を食べてみよう

街のあちこちにある麺のお店や、夜市などで見かける滷味。お店によっては、魯味と書くところもありますが、どちらも発音はルーウェイで台式煮込みの事です。初めて見た時、どっさりと積まれた謎の食材や、嗅いだことのないにおいに戸惑いましたが、食べてみると何とも癖になる味。今日は、そんな滷味をご紹介します。

TW_20170202_01.jpg.JPG

滷味の滷は、見慣れない漢字ですが?油ベースのスープで煮込むという意味です。その独特の匂いを放つ黒いスープには、醤油や漢方、野菜などが使われていて、フルーツを隠し味に使っている所もあるそうです。野菜や肉などを煮込む料理で、お店によって味が異なります。

TW_20170202_02.jpg.JPG

煮込む食材は、キャベツや大根、インゲンなどの野菜に、鶏の手羽や豚の耳などの肉類、それに豆腐や練り物など、種類が豊富です。見たことのないような具材もありますが、きっとおいしいはず。

TW_20170202_03.jpg.JPG

おすすめは科学麺というインスタントラーメンです。王子麺というパッケージの時もありますが同じ。煮込んだ科学麺は、味が染み込んでつるつると食べれます。ぜひお試しを。

TW_20170202_04.jpg.JPG

早速、注文してみましょう。食材の近くに用意されているカゴに、好きな食材を選んで入れます。ここでのポイントは、あれもこれもとあまり入れず、少ないかな...と思うくらいにしておくことです。この後、具材を食べやすいサイズに切って、煮込んでもらうと、分量が増した感じがするからです。選び終わったらお店の人に渡しましょう。

TW_20170202_05.jpg.JPG

その場で食べるか(内用=ネイヨン)か持ち帰り(外帯=ワイダイ)を聞かれます。そして辛さも調節することができます。辛いのがダメな人は不辣(ブラー)、ピリ辛がいいというときは、小辣(シャオラー)、すごく辛く!と言うときは、大辣(ダーラー)とリクエストしましょう。お会計を済ませたら、あとは待つだけ。

グツグツ煮込んだら、たっぷりのネギをかけてできあがり。お持ち帰りの場合は、カップや袋に入れてくれます。

滷味は、小籠包や魯肉飯ほどポピュラーな存在ではないものの、その独特な味に病みつきになる人も多い魅惑のグルメ。具材種類が豊富なので、数人でシェアするのもよさそう。日本ではなかなか味わうことのできないローカルグルメ、滷味をぜひお試しください。

台湾」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『台湾』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Ranking台湾記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!