デンマークの保育園、幼稚園を見学!

我が家にニューカマーがやってきたので、保育園(と幼稚園)に入れる準備を始めました。

まずはざっとデンマークの保育園事情をご紹介。デンマークで6ヶ月~3歳児を預けたい場合は、ブゲストゥーという大人数で保育士のいる保育園、またはダウプライという個人宅または施設で少人数ケアしてくれるところがあります。施設に預けない選択肢もありますが、そちらは少数派。多くの女性がフルタイムで働いているので約1年で育児休業を終え子供をあずける場合が多いそうです。

コペンハーゲン市では、生後4ヶ月以内に申し込みをして、誕生日の早い順番に各施設の空きスポットに入ることができます。保育を始めたい時期は各家庭で決め、2週間ほど前からならし保育をするそうです。

ただし、人気の施設は長い待機リストがあるので必ずしも希望の場所と時期に入れる訳ではないのです。申し込みの仕方は、場所を優先させるか、時期を優先させるかで4通りもあり悩ましいところです。

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さて、私たちは近所の5カ所の保育園を見学してきました。

写真は保育園Cの建物。これでも全体の半分くらい。大きな施設です。

◆保育園A
保育園のみの施設。部屋がとても散らかっていて、なぜかどこもトイレの臭いがしていました。初めてみる保育園だったので、これが普通の状態だったらどうしよう、と不安に。

◆保育園B
保育園と幼稚園の複合施設。元老人ホームの古い建物ですが、きれいに整頓されていて、空気もきれい。ただ保育士がきれいにすること、規則に従うことに強くこだわっている印象を受けました。壁に貼ってあった幼稚園児の絵がどれも似た構図と色でした。これはちょっと...。

◆保育園C
3年前にできた保育園と幼稚園の複合施設。開放感のある広々とした明るい建物。保育園児のお昼寝が、珍しく室内でマットをしいて寝るスタイル。遊具やおもちゃも楽しそうなものばかり。キッチンも新しいのでとてもきれい。やっと普通の施設に出会えました。

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ロッカーが廊下にあって使いやすそう。

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大人だって使えそうなトレーニングルーム!

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給食のワゴン。小さいときから黒パンを食べているのですね。

◆保育園D
1年前にできたばかりの保育園と幼稚園の複合施設。幼稚園は森に毎日出かけるスタイル。ここも、開放感があり明るい建物で園庭も広い。たまたまかもしれないけれど、トイレが全く臭わなかったのです!

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外で遊びたくない子にはこんな空間も。

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どの部屋も大きな窓と外に出られるドアがあって明るい印象。

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新しい施設だからか、子供用椅子もストッケの新製品。

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雪でも外で遊んでいます。

◆保育園E: Dのすぐ隣にある保育園と幼稚園の複合施設。幼稚園は森に毎日出かける組と、幼稚園にとどまる組に分かれていました。幼稚園児と保育園児が建物1階にはどこにでも入れるとか。絵を描いたり工作をする部屋が地下の物置部屋を通り過ぎ、暗い奥にあったのが残念。

というわけで、同じ公立でもずいぶん雰囲気が違うのが分かりました。我が家は気になるところがなかった保育園CとDに場所優先で申し込むことになりそうです。待機児童にならないといいのですが...。どうなるかは運次第!申し込み後は、インターネットで自分が待機リストの何番目にいるかが分かるそうです。

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mig

2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。

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