パタゴニアとウユニ塩湖を一度で見る!南米2つの絶景をベストシーズンに訪れました♪

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南米の絶景をベストシーズンに訪れる

3月1日~3月14日までの14日間、南米の2つの絶景「パタゴニア」と「ウユニ塩湖」を巡るツアーに添乗してきました。南米の誇る秘境中の秘境「パタゴニア」と、絶景「ウユニ塩湖」を一度に見に行くなんて、贅沢なツアーです~♪

春になってもまだまだ寒い日本ではありますが、南米のパタゴニアは12~3月までが夏のベストシーズンです!ウユニ塩湖に関しても、有名な「天空の鏡」の絶景が見られるのは雨が降る12~3月の雨季のシーズンなので、1~3月はベストシーズンに南米の誇る絶景を一度に訪れることが出来る、絶好の機会なのです!

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パタゴニアってどこにある?

まず一つ目の絶景はパタゴニア地方からです!皆様は「パタゴニア」と聞いて何を想像されるでしょうか。一番身近で有名なもので言うと、世界的アウトドアブランドの名前かもしれません。そのブランド名も、実はこのパタゴニア地方から名前を取ったものなのです。

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パタゴニアというのは国の名前ではなく、南米大陸の先端部・ほぼ南緯40度以南の地域を指した総称です。国としては、アルゼンチンとチリを含む南米大陸の南部になります。

パタゴニアは別名『風の大地』とも称されるほど、年間を通して風が吹きつける過酷な環境です。そんな過酷な自然の中だからこそ、雄大な自然の宝庫でもあります。

ペリト・モレノ氷河(ロス・グラシアレス国立公園)

パタゴニアの中でも一番有名な絶景は、やはりロス・グラシアレス国立公園の「ペリト・モレノ氷河」です!

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ペリト・モレノ氷河は全長約35km、先端部の幅は5km近く、高さは約60mに達する超巨大な氷河です!地球温暖化の影響により世界にある多くの氷河が後退していますが、この氷河は後退しない世界的にも珍しい氷河とも言われます。

また世界中にも様々な氷河がありますが、このペリト・モレノ氷河は本当に魅せ方に素晴らしいものがあります。

まず「エル・カラファテ」というロス・グラシアレス国立公園の拠点となる街を出発し、バスで2時間弱ほど走ると遠くにペリト・モレノ氷河が望めるポイントに到達。

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いよいよ氷河観光か!と、ここから気持ちも高ぶります!!

まずはクルーズ船で観光!

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氷河にさらに近づく為に、氷河クルーズへ乗船です!

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クルーズ船に乗って氷河の目の前まで近付くことが出来ます!

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目の前に氷河が!もう手が届きそうです!

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運が良ければ氷河の崩落も見ることが可能です。クルーズ船のデッキから今か今かと待ち望みます。

写真は撮れませんでしたが、今回は氷河の崩落を2回ほど見ることが出来ました!夏の時期には、1日に2mも前進するというほど活発な動きを見せるペリト・モレノ氷河。氷河の崩落を見るにはお勧めの氷河かもしれません♪

次は展望台から!

続いては、展望台からの観光です!ペリト・モレノ氷河を見るための遊歩道が張り巡らされており、遊歩道を歩いて様々な角度から氷河を見ることが出来ます。

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遊歩道を進むと、いくつかの展望ポイントから氷河を望めます。

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様々な角度から氷河を満喫できます。

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遊歩道からも、目の前の氷河からは氷河の割れる音、氷河の動きを間近に感じることが出来ます。ペリト・モリノ氷河は氷河好きにはたまらない観光地です!

トーレス・デル・パイネ国立公園

パタゴニア2つ目の絶景は、「トーレス・デル・パイネ国立公園」です。

パタゴニアの中でもチリ側に位置する国立公園で、パタゴニアの荒涼とした大地が広がる中にも名峰の数々、氷河や氷河湖が造りだす情景が美しい国立公園です。

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まずは、サルトグランデの滝。パイネ国立公園の中には数多くの氷河湖が存在します。その数多くの氷河湖の中に落差が発生しており、氷河湖から氷河湖に流れ込むという珍しい氷河湖の滝です。

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サルトグランデの滝からは簡単なハイキングに出発しました!目的地は、通称『パイネの角』と呼ばれるクエルノス・デル・パイネを一望できる絶景ポイントです!

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パイネ国立公園の中でも最高峰のパイネグランデ、通称「パイネの角」は出発時は雲の中ですが、雲が流れることを信じてパイネの角の展望台までハイキングです。

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パタゴニアは年中風が強いため、背の高い植物が植生できません。そんな風の大地パタゴニアならではの荒涼とした風景を進んでいきます。

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まだパイネグランデには雲がかかっていますが、それ以外は快晴!ハイキング日和の心地よい天候となりました!

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およそ片道1時間ほどの簡単なトレイルを歩くと、その先には氷河湖のひとつノルデンフェールド湖、パイネグランデ、クエルノス・デル・パイネが一度に並ぶ絶景ポイントにたどり着きました!残念ながらパイネの角はまだ若干雲に隠れていますが、まさに絶景です!写真では伝わらない美しさがそこにはありますので、是非皆様もご自身の目でお楽しみ下さい!

自然というのはなかなか難しいもので、展望ポイントから帰る途中振り返ると、雲が晴れたパイネの角が見えるではありませんか!

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他にも様々なトレイルが、このパイネ国立公園の中には存在します。夏のベストシーズンには、世界中からこの絶景を楽しむためにパイネ国立公園に観光客が訪れます。歩くからこそ見られる自然の美しさを満喫できるパイネ国立公園でした。

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パタゴニアの絶景は他にも

今回は行けませんでしたが、パタゴニアには他にも、有名アウトドアブランドのロゴにも利用されている名峰フィッツロイや、南米の最南端の街『ウシュアイア』など、まだまだ絶景があります。機会があれば是非これらのスポットにも行ってみてくださいね。

天空の鏡「ウユニ塩湖」

続いては、近年話題沸騰の絶景の一つ「ウユニ塩湖」です。ウユニ塩湖は4月~11月の乾季のシーズンと、12月~3月の雨季のシーズンに分かれます。今回は雨季でしたが、乾季の時期も欧米人にはとても人気が高く、延々と続く塩湖には感動させられるものがあります。昨年私は乾季の時期に訪れましたので、その時の様子は下記の記事からご覧いただけます。

▼関連記事
ウユニ塩湖は乾季も美しい!朝焼け・夕焼けの絶景にトリックアートなど、乾季ならではの楽しみ方をご紹介します!

ただ日本人に人気が高いのは、圧倒的に雨季の時期です!絶景写真集やTVCMなどにも取り上げられ話題となった絶景がこちらです。

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ウユニ塩湖は琵琶湖の約12倍という広大な面積を誇ります。ただ、その広大な塩湖の高低差はおよそ50cmほどしかなく、ウユニ塩湖は世界で最も平らな場所と言われています。そこに雨季に雨が降ることにより、自然が生み出す天然の鏡が生まれます。どんな天気でも絶景を作り出すウユニ塩湖に感動させ続けられます!

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ウユニ塩湖では写真のようなジープで、塩湖の中に水が張る絶景を探し求めてドライブです。

また、ウユニ塩湖は時間帯によっても様々な美しさを醸し出します。

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前回訪れた乾季のウユニ塩湖の夕焼け、朝焼けの美しさにも感動させられましたが、雨季のウユニ塩湖の夕焼けの美しさも圧倒的なものを感じます。徐々に沈みゆく太陽に照らされて一瞬一瞬の景色が変わっていく。そんないつまでも見ていたい絶景でした。

いかがでしたでしょうか?12月~3月までのこの時期にしか見ることができない南米の絶景。パタゴニアとウユニ塩湖、南米が誇る2つの絶景を一度に楽しめるのはこの時期だけ!是非、この絶景を写真ではなく皆様の目で堪能してください!!

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