公園の中に動物園!アイルランドのダブリン動物園!

旅行者が訪れる、アイルランドで人気が高いアトラクションの一つにダブリン動物園(Dublin Zoo)があります。

2014年には1,076,876人が動物園を訪れ、1位のギネス・ストアーハウス、2位のクリフの断崖に続き、堂々3位でランクインしました。

ダブリン動物園、実は世界では3番目に、ヨーロッパでは2番目に古い動物園なのです。ちょっと意外でしたでしょうか?1831年9月1日にオープンしました。

ダブリン動物園はヨーロッパの中でも大きな公園の一つ、フィニックスパーク(Phoenix Park)の中にあります。

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入場すると目の前に湖が広がります。動物園に来たという感じが全くしません。一瞬本当に動物園に来たのかな?と疑ってしまいます。

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約28ヘクタールの動物園の中には約100種類、400以上の動物たちが住んでいます。今年は6月にオラウータン・フォレストが完成し話題になりました。

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こんな看板が出ています。

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上の写真をよく見ると木と木の間のロープの下には歩道があり、人が歩いているのがわかりますね?オラウータンがこのロープを渡ることがあるんです!私が訪れた日は4人いる中1人(下の写真)が木に登りましたが、登っただけでロープを渡ることはありませんでした。シャッターチャンスを狙っていたのに!ちなみに木は本物の木ではありません。

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フォレストの横には子供たちがお猿さんのようになって(?)遊べる施設が設定されており、たいへん賑わっていました。

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こちらはゴリラの住むゴリラ・レインフォレストです。この日は外にゴリラの姿が見当たりませんでした。シャイなので隠れていることが多いとのことです。どこかに隠れているのでしょうか?

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楽しみにしていたので残念でした。しかし、ちょうどこの時食事の時間だったようで中にいました。どこかのうちのお父さんのように寝転がっているゴリラがおり、そのゴリラが寝ながらお腹やお尻をかいている姿を見て皆笑っていました。

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こちらにはこんなゴリラがいたのです。話題になった日本の動物園のイケメンゴリラに似ていませんか?

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ハリーという名前のゴリラです。6月に29歳の生涯を閉じました。こちらでは彼はイケメンゴリラだと言われていましたが、日本のように人間の女性たちが一目見ようと群がったり、彼の写真集が出ることはありませんでした。

動物園内の歩道です。まるで公園の中を散歩しているようなので、一瞬自分が動物を見に動物園に来ていることを忘れてしまいます。

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他にもこんな動物たちがいました。

クロザルの群れです。

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トラ。熟睡していました。

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狼の群れがいました。

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この鳥が何という名前なのかわかりませんが、この鳥が住むところはオープンスペースになっており、近くにはペンギンやアシカが住んでいます。この鳥が頭上を字乳に飛んでいましたし、かなり近くで見ることができました。

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アフリカンサバンナとなずけられたところにはキリン、ダチョウとオリックスが一緒にいました。オリックスが何を思ったのか、ダチョウを追い、ダチョウが嫌そうに逃げる姿とても面白く、皆笑っていました。

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こちらはオカピというキリンの仲間の動物です。日本でも全国で3か所にしかいない珍しい動物です。足はシマウマ、顔はキリンでも上半身は黒い。違う動物が3種類掛け合わさったような不思議な姿をした動物です。ガラス越しにしか写真が撮れなかったので見にくいですが、ご了承ください。

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アカエリマキキツネザルは横になり、すっかりくつろいでいました。

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湖にはたくさんのカモが泳いでいますが、突然こんなかわいい家族が現れ、歩く足も思わず止まってしまいました。

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動物を見るだけでなく、学べる場所もありますし、バードウォッチングや飼育員の方のお話が聞けるイベントも設けられています。興味のある人は行く前に行われる時間をチェックして行きましょう。

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動物園の楽しみは動物を見たり学んだりすること以外にもお土産屋に行くことも楽しみの一つ。ここでしか買えないものはやはりチェックしたいところです。私はこちらでオラウータンのノート(7ユーロ)とダブリン動物園の歴史本(17.50ユーロ)を購入しました。

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思っているよりかなり広く、動物の住む場所と場所が少し離れていることが多かったため、次の動物を見に行くのにかなり歩くこともあります。しかし天気がいい日にはいい散歩にもなり、子供だけでなく大人も楽しめます。途中には子供たちが遊べるスペースもありますし、動物園でピクニックをするのも良いでしょう。何より私がここを好きな理由は、できるだけ動物たちが住んでいた自然に近い状態で会うことができるからです。そして動物たちが人間の目から隠れることができる場所が用意されている点も評価できます。

この動物園には像、狼、ペンギンとアフリカンサバンナの4か所にウェブカメラが設置されており、動物園を去ってからでも毎日ウェブカメらで彼らの動きが追えます。

http://www.dublinzoo.ie/17/Webcams.aspx

意外と古いダブリン動物園ですが、一つ面白いことがあります。この動物園がギネスブックに載る記録を持っていることです。1995年6月24日にTeddy bear's picnicと題したイベントを行いました。子供たちは必ずテディーベアを持って入園するというものです。テディーベアを持って来た子供たちはすべて入場無料でした。

このイベントになんと33,573人のテディーベアが集結したのです!この記録に挑戦する人たちが世界にたくさんいますがいまだ破られていません。ダブリン動物園自体この記録に挑戦していますが彼ら自身この記録を打ち破っていないのです!

そんな面白い記録も持っているダブリン動物園。ぜひ一度訪れてみてください。きっとこの動物園を気に入るはずです。

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Dublin Zoo(ダブリン動物園)

Address: Phoenix Park Dublin 8

Tel: 00353-(0)1-4748900

E-mail: info@dublinzoo.ie

http://www.dublinzoo.ie/1/Home.aspx

入場料:大人17ユーロ、子供12.20ユーロ、3歳以下無料、シニア13.20ユーロ

開演時間:午前9時半

閉館時間は月により替わりますのでサイトでお確かめください。

ティーンエージャーはIDの提示を要求されることもあります。ご注意ください。

ネットでは所要時間3時間としているサイトもありますが、個人的には4時間は必要だと思います。

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ティファニー・カイリー

1999年よりダブリン在住の独身・アラフォー・会社員。

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