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観光列車「伊予灘ものがたり」体験!
観光列車伊予灘ものがたりの乗車体験に加えまして、道後温泉や別子銅山などに行ってまいりました!2日間で感じた愛媛の魅力についてお伝えいたします♪
★道後温泉町並み散策
松山市駅から路面電車で約50分。終点の道後温泉駅で降りるとハイカラ通りに到着します。風光明媚な町並みと歴史ある商店街はたっぷりと時間を使って散策する価値ありです。ここでは食べ歩きや松山のお土産として有名な「坊っちゃん団子」や「一六タルト」なども購入できます。街中には着物で散策を楽しまれている観光客も多く、温泉街に来た!と実感しました。
皆様もよく見られる道後温泉といえば!でおなじみのこの正面の写真。
実は明治時代にはこの正面右手側が正面玄関でありました。これは写真の屋根の振鷺閣の上で羽を広げる白鷺も北を向いていることからも裏付けられます。2017年には改修工事が始まるそうで、工事の期間は9年ほどかかるとされています。
期間中は部分開館の予定だそうですが、工事前に訪れてみてはいかがでしょうか(^^)!?
★東洋のマチュピチュ「別子銅山」
マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。東平までの道は山道で大変狭いので、語り部さんの同行のもと、専用の観光バスにて進みます。当時の別子銅山ではそこで働く鉱夫やその家族などで1つの町を形成しており、学校、病院、百貨店、旅館などが立ち並び、生活する上で不便はなかったそうです。別子銅山の閉山とともに採掘施設や生活施設のほとんどは取り壊されてしまいましたが、歴史を語る資料として一部が保存され、現在では東洋のマチュピチュと呼ばれるようになりました。
見てください!この景色!山肌に沿って石造りの遺構がそびえ立つ様は、まさに天空都市!
"東洋のマチュピチュ"と呼ばれるのも納得です。
重厚な花崗岩造りの建物から今も芽吹く若葉、雨や風にさらされながらも今日まで形を残す煉瓦、錆びて赤茶けてしまった鉄筋...。閉山して42年経つ今も、静かに鼓動しているようです。実際に訪れたことで、産業遺産の魅力を改めて感じました。
★伊予灘ものがたり
2日目は伊予灘ものがたり大洲編の松山駅~伊予大洲駅間の乗車をいたしました。8:26に松山駅を出発し、伊予大洲駅までの約2時間の列車の旅。2つの車両からなり、1号車は和座椅子の畳席を設けた「和」のテイストが感じられる車両、2号車はダイニングカウンターをもつモダンスタイルのインテリアとしています。どちらも伊予灘の絶景を望む海向き展望シートと、4名様用ボックスシート、2名様用対面シートを設置しており、どこに座っても十分楽しめます。
大洲編の食事はワンプレートのパンサラダ。料理長こだわりのポーチドエッグをはじめ、朝にも食べやすい新鮮なお野菜を使ったメニューを車窓観光しながらいただきました!各駅での見どころを紹介したマップやアナウンスがあり、ワクワクが止まりません☆このマップ、なんと乗務員さんの手作りなんです!
他にも車窓から見える駅前の看板も手掛けられたそう。そんな乗務員さんとパシャリ。
また、伊予灘ものがたりが通ると、多くの地元の方が手を振ってくださります。この日はなんと子狸さんのお出迎えも!!おもてなしの心に感動の2時間です。
最後に車内にて記念撮影。
愛媛県には道後温泉の他にも魅力がいっぱい詰まっております!リゾート列車にて非日常な時間をお過ごしいただいた後に、道後温泉にて疲れを癒すような旅はいかがでしょうか?
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