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<にっぽん丸>クリスマスクルーズ乗船記(後編) 白石 準
後編では、船内の施設についてご紹介します。
■部屋(キャビン)について
伝統的な客船会社の船室らしくいい意味で渋いです。
ソファーベッドのある3名仕様なので、絵葉書などもしっかり3人分入っていました
テレビは、NHKと民放のBS、映画(古めのみ)、ブリッジカメラ、本船位置の地図などのチャンネルがありました。
DVDプレイヤーもあり有料で船内レンタル可能です。
デスクには造り付けの湯沸しポットと緑茶も用意されています。
クローゼットは3名用ということで3つに仕切られており、洗面のタオルハンガーも同様で芸が細かい!
シャワーは日本人向けの可動式、トイレはウォシュレット付でした。
■施設について
<1階>
クリニック:健康保険は対象外、時間外はフロントへ
<2階>
フロント:精算はフロントでカード登録するか、最終日支払いにいくか選択。
フロント前には新聞もあります。
ダイニング瑞穂: 夜はステート用ダイニングとなります。
<3階>
グランドバス:サウナもあります。12-15時は使えない。タオル完備です。
ツアーデスク:レギュラークルーズは朝のみ空いています。
フォトショップ:1枚1000円位だったと思います。
<4階>
ドルフィンホール:5階と吹き抜けになったシアター的なイベント会場。
<5階>
ドルフィンホール:4階と吹き抜けになったホール。一角にカジノコーナーがあります。
ネプチューンバー: 船首にあるバー。30席も無いのが隠れ家風で格好良い。
カードルーム:全自動雀卓3卓、オセロ、将棋、囲碁、パズルがあります。
ライブラリー:コーヒーもあります。もちろん日本語の本満載で新聞も各紙揃っています。
ショップ:ギフトショップはロゴグッズ満載、スナックや飲み物を売る売店も。
<6階>
ラウンジ海:お茶の飲めるラウンジ、アフタヌーンティーやピアノ演奏などちょっとしたイベントを行う
ミッドシップバー: 通り道にあるバー。
マーメイドシアター: 綺麗でゆったりした54席の座席のシアター。
カンファレンスルーム:小さい会議室。教室系イベントはここで開催。
寿司バー潮騒:大将1名のこじんまりとしたカウンターの寿司屋。団体で行くと怒られそう?
ランチは結構人気です。
ダイニング春日:ダイニング(夜はデラックスとスイート用)、テラス席もあります。
三面窓に囲まれていて雰囲気が良いです。
<7階>
ホライズンラウンジ:前方の眺めの良いラウンジ。
イベントも無く静かに寛げます。
スパ&サロン:着付けも可能。
ジム:マシーンはバイク3台、ランナー2台、スタジオもあります。
リドテラス:ゴディバショコリキサー、ハンバーガーなどが提供される
屋根付きのプールデッキエリア、常に賑わっています。
<その他>
洗濯室:ほぼ各階にあります。一部は男女別に分かれています。
アイロンとアイロン台完備、洗剤・柔軟剤含めて無料です。
給湯室: こちらもほぼ各階にあり、給湯器と製氷機を完備。
■食事について
メインダイニングは2箇所あり、6階の春日・2階の瑞穂。
にっぽん丸は乗船している料理長が食材の仕入やレシピの管理を行っているそうです。
現場でやっているので、顧客満足優先が可能
食材は基本国内調達。
春日と瑞穂の夕食メニューは基本一緒ですが、素材で差別化しているそうです。
<朝食>
春日は洋食のセットメニュー、瑞穂は洋食ビュッフェと和食のセットメニュー。
全員が両方のダイニングを使うことができます。
<昼食>
航海日は両方オープン、停泊日は瑞穂のみ。
春日はにっぽん丸カレーなど洋食のセットメニュー、瑞穂はどんぶりやうどん、和洋ビュッフェなど。
<夕食>
春日はスイートとデラックス用で18:00?19:30入店のフリーシーティング、
瑞穂はステート用で、17:30?18:00と19:30?20:00の入店の2回制。
洋食の場合セットメニューの2択で、前菜、スープ、魚料理、肉料理、サラダ、デザートの順で出ます。
品数の割にテンポよく出てきます。和食は会席です。
~最後に~
にっぽん丸にはじめて乗船しましたが、小型船ということで全長160mの船内は動きやすく、
船内では並ぶこともあまり無く、乗下船も不自由ありません。
大きさもスタッフと乗客の比率も外国船でいうブティッククラスの感覚でしょうか?
日本船最小のため、日本国内160港入港でき、瀬戸内海の夜間航行も可能ということも魅力です
(瀬戸大橋)
今回は3日間の航路で、別府という寄港地に加えて、花火・瀬戸内海航行と盛りだくさんでした。
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