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山口・「萩・明倫学舎」(~伝えたい物語がここにある~)
萩・明倫学舎 ~伝えたい物語がここにある~
▲旧明倫小学校本館
萩は、日本近代化の礎を築き、多くの先達を育んだ〝明治維新胎動の地〟です。明治維新の原動力となり、多くの萩藩の教育や人材育成の中枢を担ったのが、萩藩校明倫館です。その萩藩校明倫館の跡地に立地し、昭和10年10月10日の開校以来、今日まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎4棟を保存整備し、新たな萩観光の起点として、「萩・明倫学舎」が今年2017年3月4日にオープンしました!
旧明倫小学校本館 (国登録有形文化財山口県第 1号)
萩藩校明倫館は、享保3(1718)年に5第藩主毛利吉元が毛利家家臣の子弟教育のために建てた藩校で、全国屈指の規模を誇りました。その跡地に建つ旧明倫小学校校舎は、藩校跡に建つ日本最大級の木造校舎です。
国指定史跡 旧萩藩校明倫館 〔有備館〕
藩校の槍・剣道場であった有備館。坂本龍馬も訪れ、試合をしたと言われています。
国指定史跡 旧萩藩校明倫館 〔水練池〕
藩校では日本に現存する唯一の水練池。 遊泳術や水中騎馬が行われました。
貴重な藩校の遺構と日本最大級の木造校舎には、伝えたい「物語」があります。来年2018年には明治維新150年を迎えます。この機会に、藩校明倫館から受け継がれた進取の精神について、萩の学び舎で思いを馳せてみませんか?
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本館(無料)
明倫小学校復元教室、天井裏見学室、萩ジオパークビジターセンターや萩焼や夏みかん菓子など萩のお土産販売スペース、日本海で獲れる萩のブランド魚を中心に萩の食材をふんだんに使用した飲食スペース、観光インフォメーションセンターを設置。
2号館(有料300円)
萩の5資産を含む世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を紹介する『世界遺産ビジターセンター』と幕末の歴史をひもとく貴重な寄贈資料を紹介する『幕末ミュージアム』を開設。
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