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四国八十八ヶ所・逆打ち(反時計回りにまわる意味とは?)

記事投稿日:2016/03/14最終更新日:2018/08/15

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逆打ち四国八十八ヶ所 4年に一度、閏年の奇跡

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▲第88番札所 大窪寺(香川県)

四国八十八ヶ所お遍路とは

今から1200年前、人々の災厄を除くために弘法大師・空海が開いた霊場が四国霊場です。四国を取り囲むように点在する弘法大師・空海ゆかりの札所八十八ヶ所を巡礼することで、煩悩が消え、願いが叶うといわれています。かつては修行僧が中心であったお遍路も、お大師さまに対する人々の信仰の高まりとともにたくさんの人々によって何度も歩かれてきました。今では苦しみを癒し、よろこびと安らぎを与える祈りの旅として、誰もが一度は訪れたいと願うようになりました。それぞれの道はそれぞれの「生き方」。同じ「道」はひとつもないのです。

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▲第1番札所 霊山寺(徳島県)

逆打ち四国八十八ヶ所のはじまり

お遍路で札所をお参りすることを「打つ」といい、一番札所の霊山寺から八十八番札所の大窪寺までを時計回りにまわることを「順打ち」(1→88)といいます。逆に反時計回りにまわることを「逆打ち」(88→1)といい、一般的な「順打ち」に比べて歩きにくく、厳しい道のりであることから功徳が大きいといわれています。天長年間、伊予の国(愛媛県)の長者・河野衛門三郎は自分の悪行の許しを請うため、弘法大師の後を追ってお遍路を始めました。しかし、20回めぐっても大師に会うことができず、21回目にして「逆打ち」を思いつきます。そして12番札所の焼山寺で薄れゆく意識のなか、ついに弘法大師が現れ、すべてを許されたといいます。三郎が「逆打ち」を始めたのが閏(うるう)年といわれていることから、閏年に「逆打ち」をすると弘法大師に会えると信じられ、「逆打ち」は4年に一度とされているのです。

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第12番札所 焼山寺

樹齢数百年の杉の木が立ち並ぶ焼山寺。境内から少し下ったところにある杖杉庵は、弘法大師と衛門三郎が出会うことができた場所といわれています。

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▲杖杉庵・弘法大師(右)と衛門三郎(左)像
弘法大師に会うためにお参りを続けていた衛門三郎。逆打ちを行ったことにより、衛門三郎はやっと弘法大師に出会うことができたといわれています。

逆にめぐると3倍の功徳があると言われる4年に一度の「逆打ち」。この機会に、是非御縁を結んでみませんか?

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空飛ぶ地球儀 編集部
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記事投稿日:2016/03/14最終更新日:2018/08/15

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