こんにちは。前回はトルコ、カッパドキアの洞窟ホテルを紹介しましたが、今回はカッパドキアで迎える素敵な朝についてのお話です。

＞＞前回の記事：トルコの世界遺産カッパドキアには、蛇口をひねるとワインが出る夢のホテルがある？！

カッパドキアで迎える素敵な朝

奇岩の広がる荒野が独特の景観のカッパドキアですが、それを上空から眺める広大な大地の美しさはまた格別です。

カッパドキアでは毎日、朝日を見るための気球ツアーが多くの会社から開催されています。早朝に空を見上げると、色鮮やかな気球が朝日と共に一斉に浮かび上がる光景は、なんとも幻想的でカッパドキアの朝の風物詩にもなっています。

気球ツアーに参加する場合は、まだ陽の昇らない早朝にホテルを出発します。

乗り場となる広い野原に到着すると、日本語で簡単な乗船説明を受けた後、倒れかかっている気球に乗り込みます。

ゴーゴーとパイロットがバーナーで空気を温め、気球は徐々に上空に浮かび上がります。気球のパイロットは特別な資格を取得した気球操縦のプロフェッショナル。たくさん浮かぶ周りの気球を絶妙な操縦テクニックでかわしながら、大空を自由自在に飛び回り、美しい朝焼けの景色を最高のポイントで見せてくれます。

カッパドキアの街並みに無数の気球が浮かぶ光景は、メルヘンチックでまるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう！朝日に照らされる奇岩群は徐々にオレンジ色に染まり、遠くの山々まで見渡す壮大な景色はまさに息を飲む絶景です。

1時間を超える空の散歩が終わったら、地上ではシャンパンパーティーが開催されます。降り立った大地にすぐにスタッフがテーブルとグラスを用意してくれて、グッドフライトに乾杯！一生の思い出に残る、最高の朝が迎えられますよ。

（文：南まい）

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