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チェコって中世の建物だけじゃない!
目次
チェコのイメージってなんでしょう?
チェコというと、プラハの中世からの残る美しい建物の姿を思い浮かべる人が多いかと思います。でも今回はそんなイメージを覆すチェコのいろいろな姿を見てきました!きっかけはとある一枚の写真でした。これを見に行きたい!それがチェコをいろいろと回ってみようと思った理由でした。
ここは北海道?
実際に私が撮影した写真だとたいしたことがないように見えるかもしれません。周りの北海道出身の人に言わせるとここは富良野?と聞かれます。ここはチェコ第二の都市ブルノから車で30分くらい走ったところで、このような平原が見渡す限り一面に広がっています。もし興味があればネットでモラヴィア平原を調べてみて下さい。非常に美しい緑の絨毯と呼ばれる景色を見ることができます。
もともとはポーランド人カメラマンが撮影した写真がネットで話題になってことがきっかけと言われています。非常に濃い緑の草原が畝っている姿が非常に美しいところです。実際に草原を訪れるときは汚れてもいい格好でいいカメラをご持参することをおススメします。
緑だけじゃなかったんです!
なんと黄色の絨毯も見ることができました。
この時期はモラヴィア平原のあたりだけでなくチェコ中で菜の花畑が広がっていました。街から街へ移動する最中も黄色い景色を眺めることができました。移動中も素晴らしい景色を楽しむことができてこの時期に訪れて本当によかったです。
春のこの時期は気候も落ち着いていてそこまで暑すぎず、寒すぎることもなく本当におすすめです。
チェコの自然は他にもありました!
ここはモラヴィアカルスト洞窟群の中で最も有名といわれるプンクヴァ洞窟と言われるところです。アジアの人にはまだまだ知られていないですが、現地の人でいつも賑わっているところのようです。
実際に私が訪れた時も現地の学生さんの遠足のような形で訪れていました。ちなみにこの写真だけを見たらただの鍾乳洞と思われるかもしれませんが、40分くらい鍾乳洞の中を歩くと空が開けるポイントが出てきます。
ここからがこの洞窟の最大のハイライトになります。
マツォハ渓谷と呼ばれる天井が崩落した場所にでます。日本や世界にも数多くの鍾乳洞がありますが、途中で崩落したポイントがあるところは珍しいようです。
そしてこの後がこの洞窟の最大の楽しみです。
ここからはボートで地下世界を進みます。途中は天井が低く、頭をぶつけそうになることもありますが、まるで冒険をしているかのような気分を味わうことができました。
マリオネット劇場にも行ってきました!
チェコの伝統文化といえばマリオネットがあります。折角なので劇場に足を運びました。プラハ市内にはマリオネットを鑑賞できる劇場がいくつかありますが、今回は国立マリオネット劇場で鑑賞しました。
チケットは鑑賞当日の午後一番に劇場で購入しました。驚いたことに指定席ではなく、自由席でした。劇場は想像していたものよりも小さくこじんまりしておりました。開演は20時からで週に5回は公演されるそうです。
演目はドン・ジョバンニ。こちらもやはりプラハゆかりの演目です。詳細はお伝えしませんが、公演中は非常に笑いが止まらず、言葉がわからなくても楽しめるものでした。次にプラハに行く人にはぜひマリオネットを見ることをおススメしたいと思います。
そうは言ってもやっぱり建物も美しい
ここまで大平原や洞窟などチェコなのに自然を中心にお伝えしましたが、やっぱり中世から残る街並みを存分に楽しむという基本があるからこその自然だと思います。これまで歴史や建物に興味がない人は最初からチェコを旅行先の候補にも入れてなかったかもしれません。
あの大平原の緑の絨毯が見たいということがチェコを選んだ理由ですが、そうは言ってもチェコの美しい街並みがあって、それだけでも楽しめる要素があるから驚異的な自然が活きるんだと思います。皆さんもぜひ自然も楽しめるチェコを訪れてみてください!
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