

<TOP画像:巨大なスケールを誇るプノンペンのオリンピック・スタジアム>
カンボジアの首都プノンペンに「オリンピック競技場(オリンピック・スタジアム)」があるのをご存知でしょうか?
実際に近代オリンピックが開催されたわけではありませんが、1964年に多目的競技場としてオープンしました。今回は、歴史あるこのスタジアムの見どころや、地元の人々に混ざって楽しめる朝活・プール利用の体験記をご紹介します。
目次
スタジアムはサッカーや陸上で愛される市民のスポーツ拠点
1960年代に建設されたこのスタジアムは、カンボジア建築界の巨匠ヴァン・モリーヴァン(Vann Molyvann)が手がけた「ニュー・クメール建築」の代表作です。最大7万人以上を収容する巨大複合スポーツ施設で、モリーヴァンの最高傑作のひとつとされています。
膨大な土を掘り起こしてスタンドを作り、その周囲に水害対策と冷却効果を兼ねた人工池(モート)を巡らせた斬新な構造が特徴です。モリーヴァンはこのスタジアムのほか、プノンペン中心部に建つシンボル「独立記念塔」も手がけました。アンコール・ワットの中央塔をモチーフに、伝統的なハスの花の形をコンクリートで表現したことで知られています。
「オリンピック競技場」と呼ばれる理由は、もともと1963年の「SEAP Games(東南アジア半島競技大会)」のために建設され、オリンピック級の設備を備えていたことから、この名で親しまれるようになったそうです。
直近の大規模な国際試合としては、2018年W杯ロシア大会のアジア2次予選(2015年開催)で、日本代表対カンボジア代表の試合もここで行われました。
また近年はサッカーだけでなく市民のマラソン人口も増えており、毎朝トラックを利用してトレーニングに励む人々の姿が見られます。
トラックの内側でトレーニングする場合は有料で、1人3,000リエル(現時点で約0.75米ドル)ほど。一方、1周約1.4kmあるトラックの外周は無料で利用できるため、早朝からランナーやウォーキングをする人々でにぎわいます。
地元の住人やアスリートにとって絶好の運動スポットとなっており、マイボトルを持参した「朝活」に最適です。日中は日差しが強く運動が難しいため、「早朝の仕事前に運動する」という習慣が根付いているようです。
朝5時にはすでに大勢の人が走っています。最初は「朝4時起き!?」と驚きましたが、カンボジアの爽やかな朝の空気は非常に心地よく、気持ちよく目覚めることができますよ。
本格的な50m長水路プールがローカルにも大人気
このスタジアムの敷地内には、サッカー場のほかに長水路プールや空手道場など、さまざまなスポーツ施設が併設されています。今回は実際にプールを利用してみました。
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<1階の受付で料金を支払い、2階のプールエリアへ>
敷地内には50mプールと25mプールがあり、水泳大会の会場としても頻繁に使われていますが、一般開放もされており週末は家族連れでにぎわいます。
入り口を入るとすぐに受付があるので、入場料を支払って2階へ上がります。
館内にはロッカールーム、トイレ、更衣室、シャワー室などが整っています。ロッカーは鍵が付いており無料で自由に使用可能です。シャワーは水シャワーで、シャンプー等の備え付けはないため必要な方は持参することをおすすめします。なお、プールサイドへはビーチサンダルで出入り可能です。
プールサイドには監視員も配置されています。敷地が広いため、のびのびと遊べるのがとても印象的。しっかり距離を泳ぎたいスイマーにとっても大満足の設備です。
水質も良好で安心して利用できます。プノンペンのコンドミニアムに付いているプールはリゾート風の小規模なものが多いため、このように本格的な50mプールがあるのはとても便利ですね。
まとめ:施設情報
本格的な長水路プールは誰でも気軽に利用できるため、体を動かしたい旅行者や長期滞在者、本格的なアスリートにも非常におすすめです。休日のリフレッシュにぴったりな場所といえるでしょう。
注意点として、営業時間は変更になることがあるため、出かける前に電話で確認するのが確実です。大会等で貸し切りになっている場合は一般利用ができません。
また、ランニング等で競技場を利用したい場合は、ゲート前に常駐しているスタッフに料金を支払えば入場できます。プノンペンを訪れた際は、ぜひローカルに混ざって汗を流してみてください!
オリンピック・スタジアム(National Olympic Stadium)
- 所在地:Charles de Gaulle Boulevard, Phnom Penh 12253 カンボジア
- 電話:+855-23-212-000
- 営業時間:6:00~20:00
- 定休日:無し
- 料金:トラック利用 3,000リエル(外周は無料) / プール利用別途
- 公式サイト: ICSオリンピックカンボジア
※営業時間は施設や大会開催状況により異なる
※水泳大会等のイベント時は一般利用不可
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Phnom mom
- 小学生の我が子を海外の学校に行かせたい想いから、カンボジアへ弾丸移住!
アスリートママとして、スポーツをしながら子育て・海外生活に奮闘中です。
お店巡りが大好きです。
































