スリランカでサファリ体験!野生のヒョウに会えるヤーラと象の楽園ウダワラウェの巡り方

文化遺産や象で有名なスリランカですが、国土の約1割が国立公園や自然保護区となっており、ヒョウやワニ、水牛といった動物を見るためのサファリが体験できます。

特に象や野鳥を見るには、スリランカのサファリはアフリカにも負けません。

今回は、数多くあるスリランカの国立公園の中でも他の観光地と組み合わせやすい「ヤーラ国立公園」と「ウダワラウェ国立公園」の楽しみ方と具体的な巡り方をご紹介します。

目次

スリランカの国立公園とサファリ体験<アクセス・組み合わせ方>

首都コロンボ発着で、紅茶列車で有名なヌワラエリヤやエラ、ビーチリゾートのミリッサやゴールなどを訪れる際、それらの観光地と組み合わせやすいのがヤーラ国立公園とウダワラウェ国立公園です。

スリランカの国立公園の象の写真入り看板

首都コロンボからは車で約4時間半ですが、エラからヤーラ国立公園までは車で1時間ほど。ヤーラ国立公園からウダワラウェ国立公園までも1.5時間ほどですので、併せて訪問が可能です。

国立公園からミリッサやヒッカドゥワといったビーチリゾートまでも1~2時間ほどですので、早朝のサファリの後、ビーチリゾートに滞在するなどのプランも可能です。

筆者はヤーラ国立公園付近で前泊し、翌日早朝サファリへ。同日午後にウダワラウェ付近へ移動し前泊し、翌日早朝にウダワラウェのサファリを行ない、その後ビーチリゾートであるミリッサへと向かいました。

半日のサファリで十分か、丸1日サファリを楽しむのかにもよって、前泊・後泊地を検討しましょう。サファリは早朝5時半もしくは夕暮れ後18時からのスタートが多いため、国立公園近くでの宿泊がおすすめです。

希少な「スリランカヒョウ」に出会う<ヤーラ国立公園の歩き方>

スリランカで最も有名とも言えるヤーラ国立公園。1月から6月がおすすめシーズンです。ヤーラ国立公園を有名にしているのが、希少なスリランカヒョウ。約20~30頭しかいないと言われ、早朝サファリでの遭遇率が高いようです。

5つからなるヤーラ国立公園のブロックですが、観光客に特に有名なのがBlock1です。Block1は9~10月には閉鎖されるため、その間は他の地域しか訪れられないので注意が必要です。

国立公園の水場で群れをなす水牛

生息する動物はヒョウのほか、クマ、ワニ、水牛、アンテロープ、クジャクなど各ブロック共通ですが、Block1は敷地が広い分、ヒョウなどのメイン動物に遭遇できる確率も高いと言われています。

一方で、とても人気なゾーンであることから、しばしばジープの渋滞が起きたり、ジープが動物を追って列をなすような事態も頻繁に起こることから、Block5等その他の地域のほうが静かにサファリをできることもあります。

国立公園周辺のホテルではサファリのドライバーとジープの手配も行ってくれます。ガイド兼ドライバー等のジープを半日もしくは1日手配するプランが人気です。なお、サファリドライバーとジープ代とは別に、国立公園入り口で入場料を支払います。

ヤーラ国立公園でのサファリのコツ

筆者はあえてBlock5を選んだところ、片手で数えられるほどのジープしかおらず、ゆったりとサファリが楽しめました。一方で、Block5はとても小さいため、非常に短時間で回り終えてしまい、少し物足りない結果に。

ヤーラ公園にいる象の鼻を触っている子供

ヒョウやクマなどの動物を見る確率を上げたいのならBlock1、ゆったりとしたサファリで野鳥を観察するにはBlock5が良いようです。スリランカに住む約400種類以上の鳥類のうち、その半数がヤーラ国立公園でも見られるそうです。

ヤーラ国立公園に群れをなすアジアゾウ

ヤーラ国立公園にもアジアゾウが生息しています。群れをなしている姿はあまり見ませんが、国立公園付近に住む野生の象を見たりすることもあります。しかし、象を見ることが目的であれば、後述のウダワラウェ国立公園がおすすめです。

子象の孤児院で有名なウダワラウェ国立公園

国立公園の道路を歩く像

野生の象を見るのにおすすめしたいのがウダワラウェ国立公園です。

スリランカの国立公園内で車から見える像

1972年に国立公園に指定されたこの公園では、象の他にも水牛、ワニ、サル、イグアナ、孔雀などの動物もいますが、なんといっても圧倒的に象が多く、スリランカで最も生息密集度が高いと言われています。

そのため、通年で象を見ることができるのです。国立公園は6時開園なので、ホテルを5時半ごろ出発し、朝焼けの中開門を待ちます。やはり、朝一番が動物の遭遇率が高いようです。

象のリハビリテーション施設を見学

Elephant Transit Home 象の孤児院の緑の看板

「Elephant Transit Home」という象の孤児院があり、10:30、14:30、18:00の時間帯で象のえさやりを見学できます。

この孤児院は観光客向けに設置されたものとは異なり、保護された象が野生に戻るためのリハビリテーションを行う役割を担います。ウダワラウェの象は、この孤児院出身の個体も多く、そのため人間に慣れていて近くまで寄ってきてくれるそうです。

まとめ:旅の目的に合わせて国立公園を選ぼう

今回は、スリランカ南部でおすすめのヤーラ国立公園とウダワラウェ国立公園をご紹介しました。時間に余裕があれば、ぜひ両方を訪れてほしいところですが、もし日程が限られているなら、以下のように選んでみてはいかがでしょうか。

  • スリランカヒョウに会いたいなら:ヤーラ国立公園
  • 野生の象をじっくり観察したいなら:ウダワラウェ国立公園

どちらも忘れられない貴重な体験になるはずです。

Yala National Park

※注意:ブロック毎に入口が異なるため、公式サイトを要確認

Udawalawe National Park

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Saori K. Courtois

西アフリカ在住の国際公務員。アフリカの日常的観光スポットから~旅行に役立つ情報まで幅広くお届けします。

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