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嬉野観光のモデルコースを作ってみた! 温泉や滝・グルメを満喫【佐賀】

佐賀県嬉野市に位置する嬉野温泉(うれしのおんせん)は、日本三大美肌の湯のひとつとして知られる、九州屈指の温泉地です。2022年9月に西九州新幹線が開通し、博多からわずか1時間でアクセスできるようになりました。
今回は、嬉野温泉駅を起点に、自転車を使って嬉野温泉エリアを巡る半日モデルコースを作ってみました。美肌祈願の神社や嬉野茶の体験、温泉湯どうふのランチ、そして温泉入浴まで、嬉野の魅力をたっぷり詰め込んでいます。この記事を参考に、嬉野温泉観光をアクティブに楽しんでみましょう。
目次
- 1.嬉野温泉駅到着&自転車レンタル(10:00~)
- 2.豊玉姫神社を参拝(10:15~10:30)
- 3.轟の滝公園を散策(10:35~11:05)
- 4.うれしの茶交流館「チャオシル」(11:10~12:10)
- 5.温泉湯どうふで腹ごしらえ「お食事処 十笑」(12:15~13:15)
- 6.嬉野温泉のとろとろのお湯を堪能「シーボルトの湯」(13:20~14:50)
- 7.お土産を選んで締めくくり「道の駅うれしのまるく」「UPLIFT SHIMOJYUKU」(15:00~16:00)
- 温泉に浸かって、食べて、癒やされる。嬉野温泉を満喫しよう!
1.嬉野温泉駅到着&自転車レンタル(10:00~)
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2022年9月23日に開通した西九州新幹線。嬉野にも「嬉野温泉駅」が誕生し、嬉野市に約90年ぶりに鉄道が開通しました。博多駅からは1時間、長崎駅からは25分と、嬉野温泉へのアクセスは飛躍的に向上しています。
博多駅から向かう場合は、特急「リレーかもめ」に乗り、武雄温泉駅で西九州新幹線「かもめ」に乗り換えます。武雄温泉駅では同一ホームで接続しているため、乗り換えもスムーズです。自由席の場合、料金は3,710円です。
長崎駅から向かう場合は、西九州新幹線で直通、乗り換えなしで到着できます。自由席の料金は3,060円です。
なお、西九州新幹線の本数はそれほど多くありません。1本乗り遅れると1時間以上のロスになることもあるため、必ず事前に時刻を確認してから乗るようにしましょう。
嬉野温泉駅を降りたら、駅からすぐの「道の駅うれしのまるく」にある観光・交流施設「まるくアイズ」で、レンタサイクルを借ります。料金は4時間以内1,000円、4時間以上2,000円。ヘルメットは無料で貸し出しています。手荷物の一時預かりサービス(通常500円)も、自転車利用時は無料になるので、荷物を預けて身軽に出発しましょう。
嬉野温泉駅
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲
2.豊玉姫神社を参拝(10:15~10:30)
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嬉野温泉駅から自転車で約15分、温泉街の中にある豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)へ向かいます。
竜宮城の乙姫様のモデルになったとされる豊玉姫を祀る神社で、絶世の美人として知られる豊玉姫にあやかり、美肌祈願ができるスポットとして人気です。
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この神社のシンボルが「白なまず様」です。なまずは古くから嬉野に住み着いている豊玉姫の神使(しんし)で、肌の病を治すご利益があると伝えられてきました。絵馬ならぬ「絵なまず」に書かれるお願い事は、9割以上がお肌関連というのも、豊玉姫神社ならではです。
白なまず様へのお参りの手順としては、まず二礼二拍手一礼でご挨拶をしてから、手元に湧いている願い水(嬉野の温泉水)を柄杓に汲み、白なまず様にやさしくかけます。撫でるとさらに美肌のご利益があるとも言われています。
手水も嬉野の温泉水というのが、いかにも嬉野温泉らしくて嬉しいポイントです。
なまず様ばかりが注目されがちですが、本殿への参拝もお忘れなく。天正の時代に戦で焼失した後、元和の時代に再建された、歴史ある神社です。ちなみに、本殿の鈴は横ではなく上下に振ると、良い音が出ますよ。
豊玉姫神社
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2231-2
3.轟の滝公園を散策(10:35~11:05)
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豊玉姫神社から自転車で約5分、1.5kmほどの場所にある轟の滝公園(とどろきのたきこうえん)へ向かいます。
公園の中心にあるのが、轟の滝です。高さ約11メートルの滝が三段になって流れ落ち、滝壺はおよそ2500平方メートルの広さ。水が岩肌を伝って落ちる音が、まるで雷が轟くように響くことから、この名前がつけられました。
川沿いには散策できる遊歩道が続いています。絶えず水の音が聞こえる心地よい道で、歩きながらさまざまな角度から滝を眺めることができます。
滝の下流にある滝見橋は、滝を正面から眺められる人気のスポット。遊歩道を進むと、味わい深い表情の不動明王尊や、歌人・斎藤茂吉の歌碑も見えてきます。
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<写真:嬉野温泉観光協会>
夏は絶好の避暑地として、春は桜の花見スポットとして、冬は雪景色の中で滝が望める絶景スポットとしてなど、四季折々の表情を楽しめる公園です。夏には浅い岩場で子どもたちが水遊びを楽しむ姿が見られ、地元住民にも愛されているスポットです。
また、公園内のキャンプ場「嬉野アウトドアフィールド」では、有田焼のサウナストーンに嬉野茶でロウリュするという、ここでしか体験できないテントサウナを楽しむこともできます。轟の滝の目の前という最高のロケーションで、ぜひ一度体験してみてください。
轟の滝公園
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙163-1
4.うれしの茶交流館「チャオシル」(11:10~12:10)
<写真:チャオシル>
轟の滝公園から400mほどと、すぐそばにあるのが「うれしの茶交流館 チャオシル」。うれしの茶の歴史や作り方を学べるほか、お茶に関するさまざまな体験ができる交流施設です。
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<写真:チャオシル>
今回体験したのは「お茶の淹れ方教室」(所要時間:約30分・1,000円)。60度という低めの温度で淹れることの重要性を、実際に体験しながら学ぶことができます。温度に気をつけて淹れた嬉野茶は、驚くほど甘みが引き出されます。筆者は嬉野茶をよく飲んでいますが、温度が変わるだけで、こんなに味が変わるのかと思わず驚いてしまいました。
他にも、嬉野温泉の温泉水を使った茶染め体験(所要時間:約60分・1,500円)など、ユニークな体験プログラムも揃っています。いずれもオンライン予約が可能です。嬉野茶についてもっと深く知りたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
うれしの茶交流館「チャオシル」
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内乙2707-1
- 営業時間:9:00-17:00
- 電話番号:0954-43-1991
- 定休日:火曜日
- 公式サイト:チャオシル
5.温泉湯どうふで腹ごしらえ「お食事処 十笑」(12:15~13:15)
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チャオシルから自転車で約1.2km、ランチは藤川豆腐店直営の「お食事処 十笑(とうふ)」へ。嬉野温泉で有名な「温泉湯どうふ」を、豆腐屋さんでいただきます。
嬉野はもともと大豆の産地で、昔から豆腐づくりが盛んな土地。温泉湯どうふは観光客向けに生まれたグルメではなく、地元の方々が昔から食べてきた、嬉野に根付いた食文化です。
今回注文したのは「十笑御膳」(1,600円・15食限定)。温泉湯どうふをはじめ、湯葉のお刺身、茶碗蒸し、豆乳もちなど、豆腐づくしの豪華な御膳です。
藤川豆腐店の温泉湯どうふの特徴は、とろけすぎず、しっかりと豆腐らしい弾力が残っているところ。
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<写真:藤川豆腐店>
そのバランスが絶妙で、豆腐ってこんなに美味しいんだと改めて感じさせてくれます。なんと豆腐はおかわり自由です。
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豆乳パフェなどのスイーツも絶品なので、ぜひ食べてみてくださいね。定休日は水曜・木曜、ランチのラストオーダーは15:00です。事前に確認してから訪問しましょう。
お食事処 十笑
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿湯野田64-1
- 営業時間:朝食 8:00〜10:00、ランチ 11:00〜16:00(LO 15:00)、ショップ 8:00〜16:00
- 定休日:水、木
- 公式サイト:藤川豆腐店
6.嬉野温泉のとろとろのお湯を堪能「シーボルトの湯」(13:20~14:50)
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十笑から自転車で約1.2km。嬉野温泉のシンボル的存在「シーボルトの湯」で温泉に浸かります。
古くから藩営浴場があったこの場所は、「古湯温泉」として地元に長く親しまれてきました。2005年に老朽化で取り壊された後も、地元市民の強い要望によって2010年に当時とほぼ同じデザインで復活。その歴史と地元からの愛着が感じられる建物です。
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大浴場には2つの大きな浴槽があり、嬉野温泉ならではのとろっとしたお湯を思う存分楽しめます。入浴料は大人450円とリーズナブル。自転車で巡った半日の疲れを、ここでじっくりと癒やしましょう。
観光客だけでなく、地元住民からも愛されている、憩いの場でもあります。
貸切湯(5室・50分2,500円)も完備しており、2階の休憩室では提携店舗の出前を取ることができるというユニークなサービスも。
湯上がりに地元名店のお好み焼きをほおばるという贅沢な体験も、ぜひ試してみてください。
シーボルトの湯
- 住所:嬉野市嬉野町下宿乙818-2
- 営業時間:6:00~22:00(最終受付21:30)
- 入浴料:大人(中学生以上)450円、小人(小学生)340円、70歳以上340円、貸切湯(50分)2,500円 ※貸切湯は別途、入湯税が大人1人50円必要
- 公式サイト:シーボルトの湯 公式情報
7.お土産を選んで締めくくり「道の駅うれしのまるく」「UPLIFT SHIMOJYUKU」(15:00~16:00)
シーボルトの湯でたっぷりリフレッシュしたら、自転車を借りた「道の駅うれしのまるく」へ戻りましょう。自転車を返却する前後に、お土産選びを楽しめます。
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道の駅の方まで戻ってきたら、「UPLIFT SHIMOJYUKU」に立ち寄ります。
嬉野唯一の牧場「ナカシマファーム」が手がけるカフェ「MILKBREW COFFEE」と、佐賀県内の農産物やグッズを揃えるセレクトショップが入った施設です。
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ナカシマファームの牛乳で抽出した「ミルクブリューコーヒー」や、濃厚なのに後味さわやかな「ナカシマファームミルクソフト」など、ここでしか味わえないメニューが揃っています。
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ショップには嬉野をはじめとする佐賀のさまざまな食品やグッズも集まっており、お土産選びにもぴったりです。
UPLIFT SHIMOJYUKU
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4763-1
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:毎月第2・4火曜
- 公式サイト:UPLIFT SHIMOJYUKU
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道の駅にある「まるくアイズ」では、嬉野の特産品をはじめとした、お土産も購入できます。テーブルや椅子も設置されているので、帰りの電車の時間まで、ゆっくり休憩していきましょう。
まるくアイズ
- 住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4766-1
- 営業時間:9:00~19:00
- 定休日:なし
- 公式サイト:うれしのまるく
温泉に浸かって、食べて、癒やされる。嬉野温泉を満喫しよう!
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今回の嬉野観光モデルコースを実際に巡ってみると、美肌祈願・自然・お茶・グルメ・温泉・ショッピングと、嬉野の魅力がまんべんなく味わえる充実の半日になりました。
自転車で巡ることで、各スポット間の移動もちょうどよい気分転換になり、嬉野の風景をより身近に感じながら観光できるのがこのコースの魅力です。西九州新幹線の開通で格段にアクセスしやすくなった嬉野温泉。日帰りでも十分に楽しめるので、ぜひこのモデルコースを参考に、嬉野温泉観光を満喫してみてください。
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大塚たくま
- 福岡をこよなく愛する編集者。株式会社なかみ代表。自身でスポンサーになるほどのアビスパ福岡サポーター。




























