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こんなに自然が近かった。名古屋近郊で楽しむ絶景登山&ハイキングスポット 6選

標高1,500mを超える山がない愛知県。そのため、登山やハイキングのイメージがあまり浮かばない方も多いかもしれません。
しかし実は、登山初心者でも気軽に楽しめる低山が点在するエリアです。今回は王道のスポットを中心に、奥深い自然と眺望を楽しめる登山&ハイキングスポットをまとめてご紹介します。
目次
- 猿投山|その人気は愛知の高尾山!県民定番の山
- 元岩巣山|岩屋堂から登る、知る人ぞ知る絶景の低山
- 猪高緑地/親鸞山|名古屋原生の自然が残る里山
- 相生山緑地|ぶらりハイキング。一息つける都会のオアシス
- 東谷山|古墳が点在。長い歴史を秘める名古屋最高峰
- 寧比曽岳|愛知の自然の豊さを味わえる豊田最高峰
猿投山|その人気は愛知の高尾山!県民定番の山
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尾張と三河の境界に位置し、整った山容でひときわ存在感を放つ「猿投山(さなげやま・標高629m)」。アクセスの良さと登りやすさを兼ね備え、愛知県版"高尾山"とも称される、人気ぶりです。
ひと言で表すなら「気軽に歩けて、しっかり自然を感じられる本格里山」。往復3〜4時間ほどの行程ながら、静かで美しい自然の中へと身を置けるのが、猿投山ならではの魅力です。
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猿投神社から東の宮を経て山頂を目指す王道ルートがおすすめ。急なアップダウンは少なく、終始歩きやすい登山道が続きます。また緑囲まれる道沿いには、渓流や可愛らしい野花が現れるのもポイント。健脚の方は、雲興寺へと下るロングルートにもぜひ挑戦してみてください。
猿投山
- 所在地:愛知県豊田市猿投町
- アクセス:猿投神社駐車場から登山開始
元岩巣山|岩屋堂から登る、知る人ぞ知る絶景の低山
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瀬戸市に位置する「元岩巣山(もといわすやま・標高499m)」は、低山ながら展望と自然のバランスが良い人気のハイキングスポット。岩場や尾根道など、変化に富んだ登山道が続き、歩きごたえも十分です。
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山頂付近からは、瀬戸市街を一望でき、天候が良ければ名古屋方面まで見渡せることも。適度なアップダウンがあり、初心者から中級者まで幅広く楽しめるコース設計となっています。
周辺には岩屋堂公園があり、ハイキング後に渓谷美を楽しめるのも魅力のひとつ。秋の紅葉シーズンは特に人気が高く、自然の奥深さを気軽に体感できる山としておすすめです。
元岩巣山
- 所在地:愛知県瀬戸市岩屋町
- アクセス:名鉄尾張瀬戸駅からバス利用(岩屋堂下車)
猪高緑地/親鸞山|名古屋原生の自然が残る里山
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都会の中にありながら、里山の原風景が色濃く残る「猪高緑地(いたかりょくち)」。棚田や湿地など、名古屋に本来根付いてきた自然の豊かさを感じられるスポットです。園内には変化に富んだ遊歩道が整備され、短時間でも気持ちの良いハイキングを楽しめます。
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おすすめは、名古屋市内で2番目に高い親鸞山(しんらんさん・標高111.6m)を目指すルート。生命力あふれるナラの原生林が美しく、歩いているだけで自然の息吹を感じられます。途中には、木曽の名峰・御嶽山を望める展望台も設けられています。
展望台正面には、愛知県の名山・猿投山を背景に、日進・長久手の街並みが一望。緑と空のコントラストが爽快で、市街地の近くとは思えないスケール感のあるパノラマが味わえます。
猪高緑地/親鸞山
- 所在地:愛知県名古屋市名東区猪高町
- 電話:052-703-1300(緑政土木局 名東土木事務所)
- アクセス:名古屋ICから車で約5分(緑地西側駐車場)
駐車場利用時間:9:00~16:45
相生山緑地|ぶらりハイキング。一息つける都会のオアシス
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住宅街が広がる中でも、昔ながらの里山の姿を守り続けている「相生山緑地」。多くの野草が育ち、野鳥が生息する自然環境は、まさに"都会のオアシス"と呼ぶにふさわしい場所です。
緑地全体に遊歩道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめるのも魅力。名古屋屈指の緑の美しさを誇り、まるで絵画のような樹林のトンネルは必見です。
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街中とは思えないほど人工音が少なく、耳に届くのは鳥のさえずりや木々の葉音だけ。何度訪れても新たな発見があり、静かな自然に心癒される名古屋イチオシのスポットです。野鳥観察を楽しみたい方は、双眼鏡や望遠レンズを持参するのがおすすめ。
相生山緑地
- 所在地:愛知県名古屋市天白区天白町大字野並上新田
- アクセス:地下鉄相生山駅から徒歩約10分
東谷山|古墳が点在。長い歴史を秘める名古屋最高峰
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名古屋市最高峰「東谷山(とうごくさん・標高198.4m)」。麓の東谷山フルーツパークをはじめ、複数の登山道が整備されており、2010年にはニホンカモシカの生息も確認されるなど、豊かな自然環境が守られています。
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登山道の途中には、尾張地方の首長の墓とされる志段味古墳群が点在。自然散策とあわせて、歴史探訪も楽しめる点が、東谷山ならではの魅力です。
山頂には3階建ての「東谷山展望台」が設けられています。一番上までのぼれば、春日井方面を一望する180度のパノラマが展開!遠く名古屋も望み、登山の情緒を味わえる市内随一のスポットです。
東谷山
- 所在地:愛知県名古屋市守
- 山区/瀬戸市十軒町944
- アクセス:【東谷山フルーツパークまで】春日井市街から車で約15分、地下鉄藤が丘駅発「東谷山フルーツパーク」行き終点下車、徒歩約13分
【山頂まで】 登山口→南社古墳(約10分)→中社古墳(約10分)→山頂(約5分)
寧比曽岳|愛知の自然の豊さを味わえる豊田最高峰
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愛知を代表する山の一つ、豊田市の最高峰「寧比曽岳(ねびそだけ・標高1,121m)」。最も人気が高いのは、大多賀峠からの往復ルートです。樹林帯をゆったりと登る道は歩きやすく、往復約2時間と手頃な内容となっています。
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前半は杉林、後半は緑に囲まれた森の中を進み、登山道は終始展望がありませんが、神秘的な趣を醸し出しているのが魅力。木漏れ日のシャワーが気持ちよく、何度訪れても飽きません。そして山頂へ着けば、奥三河の美しい山並みが展開!この劇的な景色変化が醍醐味です。
また県内では珍しく、雪山の風物詩である「霧氷(空気中の水分が過冷却で木々に氷結する現象)」を鑑賞できる稀有な山でもあります。ぜひ四季折々の表情を訪ねてみてください。
寧比曽岳
- 所在地:愛知県豊田市大多賀町
- アクセス:大多賀峠付近から登山(林道状況要確認)
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土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。





























