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道の駅でワクワク!北海道限定「ガチャピンズラリー」の魅力

北海道の道の駅に立ち寄ったことがある人なら、全品100円の小さなガチャガチャマシンを見かけたことがあるはず。カプセルの中には、かわいいキャラクターやユニークな道路標識、名所のミニチュアなどをモチーフにしたピンズが入っています。
ハンドルを回すたびにカプセルが転がり出て、コレクションがひとつ増える。そのシンプルな体験が、旅の気分をぐっと盛り上げてくれます。
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中でも注目したいのが、道の駅の看板デザインに特化した「ガチャピンズラリー」です。各駅ごとに異なる看板ロゴがピンズになっており、スタンプラリーのスタンプを"形として持ち帰る"感覚です。
立ち寄った証が手元に残り、あとから見返せば「あの時あの道を走ったな」「あそこで食べたソフトクリーム、おいしかったな」と、旅の記憶がよみがえります。集める達成感と、その場所だけの特別感を同時に味わえるのが最大の魅力なのです。
もくじ
1. 生み出したのは札幌の老舗メーカー
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ガチャピンズラリーを販売しているのは、札幌の老舗土産物メーカー「アカシヤ物産株式会社」です。1975年設立の企業で、北海道土産を数多く扱ってきた経験を生かし、2010年頃から「道の駅ピンズ」を本格展開しました。
観光とコレクション性を結びつけた発想がヒットし、今では道の駅巡りの楽しみのひとつとして定着しています。
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道の駅といえば、昔からスタンプラリーが定番です。ただ、スタンプは押したら終わり。思い出にはなっても、手元に残る"モノ"ではありません。そこで登場したのが「ピンズを集めるラリー」という発想。
小さくても形として残り、並べて眺める楽しみがあるからこそ、つい次の駅にも足を延ばしたくなるのです。
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この取り組みは、わずか5つの道の駅からスタートしました。その後、北海道全域へと広がり、開始から数年で大きな広がりを見せました。
今では「ここまで来たなら、あそこも寄ってピンズを回していこう」と、旅のルートそのものに影響を与える存在になっています。
2. ピンズは"旅の足跡"
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ガチャはすべて1回百円。しかもピンズはその場所でしか手に入らない限定品。全種類コンプリートを目指すコレクターも多く、集めるほどに旅の履歴が目に見える形で増えていきます。
小さな金属のピースですが、そこに詰まっているのは風景、味、出会い、そして移動した距離そのもの。単なるお土産とは違う、"旅の足跡"です。
集めた道の駅ピンズを飾ることができるコレクションフラッグも販売。コンプリートしたことをアカシヤ物産に報告すると、完全制覇者に認定され記念品が贈呈されます。
3. 一つのエリアを重点的にめぐる
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日本全国には1,200を超える道の駅がありますが、その中でも北海道は約130駅と最多。一度の旅行ですべて巡るのはまず不可能です。長期的な計画でエリアを区切って回るのがおすすめ。道北、道東、道南、道央など、地域ごとに巡れば効率的に集めることができます。
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私自身、冬の後志エリアでピンズを集めたことがありますが、吹雪や通行止めに遭いながらの移動は、まさにリアルラリー。
二日間と言う限られた時間との戦いの中でようやくたどり着いた道の駅で回したガチャの一個は、今でも強く印象に残っています。ピンズの一つひとつに思い出が詰まっています。
4. ほかにも広がるピンズの世界
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アカシヤ物産が展開しているのは「道の駅ピンズ」だけではありません。その一部を紹介します。
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国道ピンズは、おにぎり型の国道標識を再現。北海道にある48の国道すべてを網羅し、アメリカの標識のようなデザインも含めてシリーズ全96種を展開しています。
写真の国道393は、北海道西部の小樽市〜赤井川村〜倶知安町を結ぶ国道です。愛称は「メープル街道393(メープル街道サンキューサン)」で、紅葉の季節に美しい風景が楽しめる道路として親しまれています。
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北海道動物標識ピンズは、野生動物が多く生息する北海道らしさを感じる標識をピンズにしています。「エゾシカ注意」は、 北海道各地で最も多い標識で、夜間や早朝・夕方に特に注意。「ウシ注意」は、 牧場や農地近くで牛の横断がある区間に設置。
「ヒグマ注意 」は、 森林や山岳道では非常に注意が必要な標識。「タンチョウ(丹頂鶴)注意 」は、釧路・鶴居村周辺など、ツルの飛来地近くで見られることがあります。
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ご当地キャラピンズは、その街のキャラクターががデザインされています。写真のピンズは岩内町の公式キャラクター「たら丸&べに子」です。
近年ゆるキャラはブームが落ち着きましたが、岩内町は「そんなの関係ねぇ!はい、おパッピー」と、町をあげて「たら丸&べに子」を推しまくり。
岩内町出身の幕内力士、一山本関の化粧まわしにもデザインされています。
道の駅 いわない
- 所在地:北海道岩内郡岩内町万代47−4
5. 旅そのものがコレクションになる
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シリーズを組み合わせて集めていけば、北海道旅行そのものが巨大なコレクションイベントに変わります。小さなカプセルの中にぎゅっと詰まった北海道。ひとつ、またひとつと増えていくピンズは、写真や動画とは違う形で旅を記録してくれます。
道の駅ピンズは、通常バージョンのほかに、限定バージョンもあり、コレクター魂をくすぐります。次に道の駅に立ち寄ったときは、ぜひハンドルを一度回してみてください。そこから、あなただけの"北海道ラリー"が始まるかもしれませんよ。
- 公式サイト:北の道の駅(北海道の道の駅総合サイト)
- 公式サイト:道の駅ガチャピンズラリ―
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吉田匡和
- 札幌市在住のよろずライターです。美味しい食べ物から温泉、穴場スポットや定番スポットの知られざる楽しみ方など、地元ライターらしい視点でワクワクを紹介します。





























