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冬でも暑い!東南アジアへのゲート|タイ人と共通の先祖傣族の故郷・西双版納の魅力を紹介【中国】

<TOP画像:西双版納の夜市>
西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州は、雲南省の最南端にある自治州です。ラオスやミャンマーと国境を接しているだけでなく、メコン川を通じてタイとも深いつながりがある地域です。1980年に外国人に解放された西双版納の見どころやおすすめのお土産などを紹介しましょう。
目次
- 日本から西双版納までの行き方と注意点
- 西双版納の魅力 その1 昆明からの鉄道の旅
- 西双版納の魅力 その2 テーマパークのような勐泐大仏寺
- 西双版納の魅力 その3 飛来する孔雀たち
- 西双版納の魅力 その4 穴場・西双版納民族博物館
- 西双版納の魅力 その5 驚きしかない星光夜市
- 西双版納の魅力 その6 東南アジアの雰囲気だけど中国
- 西双版納はプーアール茶の名産地
- 西双版納で味わった東南アジア料理店でラオスビールを飲む
- 中国にいながら東南アジアが感じられる西双版納は夜市と大きなお寺の孔雀園はぜひ
日本から西双版納までの行き方と注意点
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<西双版納は昆明経由が便利>
日本から西双版納へのアクセス方法は大きくわけて2つあります。ひとつは飛行機を利用し、西双版納ガサイ空港 (JHG)まで行く方法です。日本からの直行便が無いので、昆明をはじめ、上海、成都などから乗り継ぐのが一般的です。
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<西双版納に向かう高速鉄道>
また最近は、高速鉄道を利用するのも便利です。今回は昆明から高速鉄道を利用しましたが、飛行機と違い、風景が連続して変わっていく様子が見られてより旅情気分が楽しめました。
西双版納の魅力 その1 昆明からの鉄道の旅
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<西双版納行き高速鉄道>
高速鉄道は昆明から西双版納までは3時間程度で行けます。
途中、お茶で有名な普洱(プーアール)を経由するため茶畑を見ながらの旅情となりました。
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<西双版納駅>
そして無事に西双版納駅に到着しました。
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昆明では長袖姿だったのに、西双版納に到着した瞬間、熱帯地方特有の暑さのあまり、半袖での行動になりました。
西双版納の魅力 その2 テーマパークのような勐泐大仏寺
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<西双版納の南側にある勐泐大仏寺>
勐泐大仏寺は、西双版納の中心地・景洪南側郊外にある大型の仏教寺院です。明代に創建された「景飘仏寺」の跡地に再建されたとされ、現在は孔雀園などがあり、テーマパークのようになっています。入場料は120元(2,400円)とやや高額ですが、高齢者などは無料で入れるなどの特典があります。
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<有料のカートで頂上を目指すのが楽>
歩いて上がる方法もありますが、大多数の人はカートに乗って上を目指します。カート料金は50元(約1,000円)かかります。一気に頂上まで上がり、そこから歩いて降りていくというのが一般的な方法です。
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<頂上にあるのは寺院ではなく劇場>
山上に大きな仏塔風の建物(庄凱大金塔)があります。しかしこの正体は劇場でした。館内では1日3回、公演が行われています。
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<頂上から寺院テーマパークを眺める様子>。
頂上からは、順番に階段を下りながら下の入り口まで行けます。途中には吉祥大仏や大地女神などがあり、いずれも非常にスケールの大きなものが並んでいました。
勐泐大仏寺
- 所在地:中国 シーサンパンナ・タイ族自治州 景洪市
- 開門時間:8:00~18:00
- 閉門日:無し
- 入場料:120元
西双版納の魅力 その3 飛来する孔雀たち
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<西双版納に来たら孔雀は必須>
西双版納の大きな魅力のひとつが、孔雀の存在です。野生の孔雀が生息する熱帯地域で、特に景洪市中心部の東側に位置する西双版納原始森林公園では、数多くの孔雀がいます。
<生きた孔雀を動画で>
また、勐泐大仏寺の入口にも大きな孔雀のモニュメントがあり、生きた孔雀を間近で見られました。
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<孔雀文化園は孔雀が上から飛来する>
勐泐大仏寺の敷地内にある孔雀文化園では、1日5回、孔雀が上空から飛んでくるショーが行われます。
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<みんなが見つめる中、孔雀が羽を広げて降りてきます>
ちょうど、孔雀が飛来するショーの時間に間に合いました。上空から、次々と孔雀が舞い降りてきます。
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<降りてきた数多くの孔雀>
さらに、有料で孔雀の餌やり体験もできます。体験者はゲートの中に入り、さらに孔雀に近づけます。
西双版納の魅力 その4 穴場・西双版納民族博物館
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<西双版納民族博物館入り口>
西双版納民族博物館は、多くの観光客が集まる勐泐大仏寺から徒歩約20分の場所にありながら、観光客の数が少ない穴場的な名所です。
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<西双版納民族博物館の展示物>
展示内容は、西双版納に暮らす民族の紹介をはじめ、その歴史や文化、風習などですが、素晴らしいことに無料で見学できます。ぜひ観光の立ち寄りスポットに付け加えておきたいところです。
西双版納民族博物館
- 所在地:中国 Yunnan, Xishuangbanna Dai Autonomous Prefecture, Jinghong, 雨林大道
- 開館時間:9:00~17:00
- 休館日:月曜
- 入場料:無料
西双版納の魅力 その5 驚きしかない星光夜市
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<星光夜市>
昼間は暑い東南アジアや台湾では、ナイトマーケットや夜市がありますが、西双版納にも夜市があります。その中でも、最も規模が大きく比較的新しい星光夜市が人気です。
星光夜市は、景洪中心部から瀾滄江(ランツァンジャン)を渡った反対側にあります。この川の正体は東南アジア諸国を流れているメコン川です。
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<夜市の全景>
夜市エリア全体は夜になると非常ににぎわいます。入場は無料ですが、エリア内に入るためにはQRコード登録が必要です。手続きがわからないときには、関係者に相談すると対応してくれます。
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<グルメ屋台街>
とにかく巨大で賑やかな夜市には、多くのグルメ屋台や雑貨の屋台があり、すべて見るだけで軽く1時間はかかりそうです。
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<東南アジアを思わせる舞台>
そして見落としてはいけないのが舞台です。傣族はタイ人と共通の祖先を持つとされており、舞台ではタイ式の演目が披露されていました。
星光夜市
- 所在地:中国 シーサンパンナ・タイ族自治州 景洪市:
- 営業時間:17:00~23:00
- 休業日:無し
- 入場料:無料(入場にはQRコード登録が必要。WeChatやAlipay経由でその場でも可能)
西双版納の魅力 その6 東南アジアの雰囲気だけどそこは中国
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<昼間の西双版納>
西双版納は「東南アジアの入口」ともいえる地域で、タイ式の寺院も多く、中国というより別の東南アジアの国に来たかのような錯覚を覚えます。しかし、景洪の中心部で暮らす人々の日常の様子に目を向けると、ここが確かに中国であることがわかります。
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<マージャンを楽しんでいる>
町の中心部にある公園で、みんなが楽しんでいたのは麻雀でした。
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<ローカル市場>
朝にローカル市場に行きました。漢字が普通に書かれているため中国そのものですが、市場には中国料理に使いそうな食材が普通に陳列していました。
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<中国酒の数々>
さらに、中国各地で見られる蒸留酒「白酒」も販売しています。加えて、西双版納に住んでいるハニ族のお酒などが販売されていました。
西双版納はプーアール茶の名産地
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<プーアール茶の名店>
昆明から西双版納へ列車で向かう途中に広がる茶畑が示すように、西双版納は中国有数のお茶の産地です。とくに、中国・雲南省原産の後発酵茶(黒茶)であるプーアール茶(普洱茶)の名産地です。
街中でプーアール茶は買えますが、なかでも景兰大酒店(云南省西双版纳傣族自治州景洪市允景洪街道景德路6号)の周りにはお茶専門店が並んでいます。
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<鞠状に丸める作業をされていた>
あるお店では、茶葉を丸める作業をしていました。鞠状の茶葉を紙袋に入れて袋詰めにして販売しています。
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<試飲させていただいた>
お茶専門店で、試飲させていただきました。多くの専門店では、お茶を買わなくても試飲させてくれる場合が多いです。実際に味わいましたが、癖がなくすっきりした味わいで、西双版納の気候にあっている気がしました。
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<プーアール茶>
試飲させていただいたプーアール茶の専門店は、高級な茶葉を使用していることを売りにしており、価格も高めでした。しかし西双版納の中心地である景洪の街中を歩いていれば、プーアール茶を販売しているお店は結構多いです。
手頃な店では、15元(300円)くらいで餅状のプーアール茶を販売していました。
西双版納で味わった東南アジア料理店でラオスビールを飲む
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<ラオスビール>
西双版納はラオスと国境を接しているため、ラオスのビール「ビアラオ」を出しているお店が多くあります。ビアラオは東南アジアでトップクラスに美味しいと評されるビールで、大衆的な屋台からおしゃれなお店まで結構多くの所で見られました。
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<おしゃれな店内>
泰版纳·颂秘翁咖啡店は、プーアール茶の専門店が並ぶエリアのすぐ近くにあります。店内では、ハニ族の文化に関係するドリンクや食事が楽しめます。
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<西双版納のタイ料理>
そしてタイ料理も出していました。西双版納には、伝統的な傣族料理の店がある一方で、現在のタイ王国の料理に近いメニューを出しているお店も多くあります。この時に注文したのがラオスビール。ビールのさっぱりした味わいがタイ料理とも相性が良いです。
味はタイ料理として非常においしく、タイのバンコクあたりにありそうなおしゃれさもあるので西双版納グルメにはおすすめです。
泰版纳·颂秘翁咖啡店
- 所在地:景德路6号州公安局对面景兰大酒店旁
- 電話:13759253679
- 営業時間:9:00~21:00
- 定休日:無し
中国にいながら東南アジアが感じられる西双版納は夜市と大きなお寺の孔雀園はぜひ
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<町の高台から見た西双版納の町>
西双版納は、東南アジアの入口にあるまちで、秘境の印象がありましたが、実際には高速鉄道が走り、テーマパークのような寺院やとにかく巨大な夜市など、2~3日は十分楽しめる中国の観光地です。
孔雀が舞い降りるシーンも必見ですし、さっぱりする味わいがおすすめのプーアール茶の故郷でもあるので、興味があればぜひ訪れてみてください。
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万代正平
- 旅行が好きな旅人。日本国内は、北海道の網走、道東周辺から沖縄の八重山諸島・与那国島まで47都道府県すべて行ったことがあります。2020年2月までは毎年東南アジアに渡航しており、東南アジア10か国すべて訪問しました。海外では他にヨーロッパ(英国、ベルギー、アイルランド)アメリカ、中国、香港、マカオ、台湾、韓国への渡航経験があります。2020年春以降は、主に国内の旅行を中心に活動しています。




























