博多観光の半日モデルコースを作ってみました!

櫛田神社

福岡市の中心部に位置する博多は、博多の文化や歴史を感じられるスポットや、博多ならではのおいしい食べ物を食べられるお店も多く、福岡観光にはぴったりのエリアです。

今回は、紹介するスポットにBOSS E・ZO FUKUOKAも含め、博多周辺エリアを中心に、天神エリアまで広げて半日で楽しめるモデルコースを作ってみました。この記事を参考に、ぜひ博多観光をお楽しみください。

目次

1.博多祇園山笠で有名な櫛田神社を参拝する(10:00~10:30)

櫛田神社を参拝する様子

モデルコースのスタートは、櫛田神社から。博多駅から地下鉄で約3分の「櫛田神社前駅」から徒歩約2分の場所にあります。櫛田神社には、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)と大幡主大神(おおはたぬしのおおかみ)、須佐之男大神(すさのおのおおみかみ)の3人の神様が祀られています。

祈願受付場所

櫛田神社は、「お櫛田さん」として地元で親しまれ、商売繁盛と不老長寿、健康祈願のご利益で知られています。

干支恵方盤

入り口をくぐろうとすると、門の上に干支が描かれた「干支恵方盤(えとえほうばん)」と呼ばれるものを見つけました。中心の針が、今年の干支を示しています。この干支恵方盤は博多人形師が手がけたもので、思わず足を止めて見たくなるような存在感がありました。

参拝者など

平日にもかかわらず、取材当日も多くの観光客や地元の人たちが参拝に訪れていました。拝殿破風の左右にある風神雷神の木彫りは、ユーモアあふれるカラッとした博多っ子の気質を象徴しています。櫛田神社を訪れた際には、風神雷神の表情にぜひ目を向けてみてください。

飾り山笠

博多のお祭りで有名な博多祇園山笠は、櫛田神社に奉納するお祭りです。780年以上続く伝統行事で、感謝や無病息災の願いを込めて、勢いよく山をかついで走り、神様へ奉納します。

櫛田神社では、お祭りの期間以外でも飾り山笠が展示されています。実際に見てみると、かなりの迫力です。カメラの画角に収めるのも、ひと苦労なほどの大きさでした。

夫婦ぎなん

境内の一角にある大きなイチョウの木は、「夫婦ぎなん」と呼ばれています。

雄と雌の木が寄り添うように生え、秋にはたくさんの実をつけることから、夫婦円満や縁結びの霊樹として大切にされています。どの角度から見ても、大きな夫婦ぎなんの姿がよく映えていました。

力石

飾り山笠の裏手あたりに、大きな石が並んでいます。これらは力石といわれ、かつて有名力士が力自慢として持ち上げたとされる石を奉納したものです。

試石

石の重さを体験できる試石があったので、持ってみると...
力いっぱい持ち上げようとしても、まったく動く気配がありません。この重さの石を持ち上げられる力士は本当にすごい...と実感しました。

櫛田神社は、干支恵方盤や風神雷神の木彫り、飾り山笠など、見どころが尽きない場所です。博多らしさを味わいに、櫛田神社に足を運んでみてください。

櫛田神社

  • 住所:〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端1-41
  • 電話:092-291-2951(9:00~17:00)
  • アクセス:地下鉄七隈線 櫛田神社前駅から徒歩約2分 

2.「博多町家」ふるさと館で博多の歴史や文化に触れる(10:35~11:45)

「博多町家」ふるさと館の外観

「博多町家」ふるさと館は、櫛田神社から徒歩約1分のところにあります。町家棟・展示棟・物産棟の3つの棟で構成されています。

町家棟の外観

まずは、町家棟に行ってみましょう。明治期の博多織職人の暮らしと仕事場を復元しており、博多織りの実演や町家の暮らしを間近で体験できる建物です。

博多織機

中へ入ってみると、博多織機が目に入りました。

織物

博多織は、約770年の歴史を持つ博多の伝統的な織物で、帯に使われる丈夫さと細かい模様の美しさが特徴です。

博多織を織る様子

町家棟では、手織りの職人さんが、博多織を作るところを実際に見られました。

機(はた)を使って博多織を作れる職人さんは、ほんのわずかなのだそう。機が動く様子は、まるで大きな生き物が動いているように見えました。そんな歴史ある技術を間近で見られるなんて......。

リズミカルな音とともに、繊細な糸が紡がれていく様子は、ずっと見ていられます。

職人さんに教わりながら、博多織を織る体験も可能です。体験や実演の開催日程は、公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。

坪庭

建物の奥に進んでいくと、坪庭がありました。坪庭は、光を取り入れたり風を通したりするために設けられた庭で、昔はお稲荷さんを祀ることも多かったそうです。

庭を囲む壁には「博多べい」という土壁が使われています。

戦災の被害に遭った際、焼けクズや瓦礫を処分するため、新しく建てる塀に埋め込んだのが始まりです。建物のあちこちに、博多の歴史を感じさせる要素がちりばめられています。

展示棟

展示棟では、博多の暮らしや祭り、伝統工芸を見て楽しめます。2階建となっており、1階は博多の歴史や生い立ちを、模型や映像で学べます。2階では、博多張子や博多人形の実演・体験が可能です。

歴史年表

壁一面に博多の歴史年表が広がっています。

福岡より先に博多という地名ができたことや、博多祇園山笠の起源などが分かります。歴史に詳しくなくても、町や祭りの成り立ちを知ると、より興味が湧いてくるはずです。

博多の祭りを再現した模型

博多の祭りを再現した模型もあり、祭りの迫力や雰囲気を立体的に感じられます。

博多人形を作る様子

2階では、博多の伝統工芸実演や体験・作品展示・企画展も楽しめます。

取材当日は、博多人形師の長友さんがいらっしゃり、人形を作るところを見せてもらいました。

たくさん並んだ人形

長友さんが作る人形は小さくてほっこりする可愛さでした。

博多人形絵付体験・博多張子絵付体験・博多独楽絵付体験・博多曲物制作体験などは、曜日毎に開催されています。詳しいスケジュールについては、公式ホームページをチェックしてみてください。

物販の棚

物産棟は、博多にちなんだ物販やカフェコーナー「hakatakara」があります。

カフェ

ふるさと館を楽しんだあとに、カフェでほっとひと息つくのも心地いい時間です。

細かい仕掛けや工夫がたくさんあって、実際に見たり触ったりすることでしか分からない面白さが感じられる施設でした。ぜひ博多の文化や歴史に触れに訪れてみてください。

「博多町家」ふるさと館

  • 住所:〒812-0039 福岡県福岡市博多区冷泉町6-10
  • 電話:092-281-7761
  • 営業時間:10:00~18:00(入館は午後5時30分まで)
  • 定休日:第4月曜日(祝休日の時は翌平日)
  • アクセス:七隈線櫛田神社前駅から徒歩約4分 地下鉄空港線祇園駅から徒歩約4分
  • 駐車場:駐車場はないため、近くのコインパーキングをご利用ください。
  • 公式サイト:「博多町家」ふるさと館

3.博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店ランチ(12:00~13:00)

櫛田神社とふるさと館を歩き回って、そろそろお腹がすく時間です。

博多めんたいやまや食堂

ふるさと館から電車で約30分のところにある、博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店でランチを食べましょう。

博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店は、博多名物の胡麻さばや辛子明太子、その他焼き魚やお肉を定食スタイルで食べられるお店です。

博多名物胡麻さば定食

今回は、博多名物胡麻さば定食をいただきました。

福岡では新鮮な魚が手に入るので、さばも生のまま食べられることが少なくありません。生で食べることになじみのないさばも、福岡では刺身として提供されることがあります。

皿に乗ったさばや薬味

さばを甘い胡麻ダレと、ネギや海苔などの薬味を一緒に食べます。

今まで胡麻さばを食べたことは何回かあるのですが、ここまで脂ののったやわらかい胡麻さばは初めてです。聞くと、毎日長浜鮮魚市場から新鮮な魚を卸しているとのこと。あまりのおいしさに、すぐに食べ終わってしまいました。

辛子明太子

定食には、辛子明太子がまるまる一本ついてきます。やまやの辛子明太子は、辛さが後に残りすぎず、ふわっと柚子が香るのが特徴です。

辛子明太子は塩分が多いので、少量でご飯1杯食べられるイメージでしたが、やまやの辛子明太子は塩辛さが控えめです。

一本食べても塩辛さが気にならず、ペロッと食べられそうな軽さで、驚きました。

おかわり自由のコーナー

辛子明太子、からし高菜、ひきたて米、うまだしとわかめの混ぜご飯はおかわり自由です。

うまだしや白ごはんを入れる場所

うまだしの提供もあり、辛子明太子やからし高菜をご飯にのせてだしをかけてお茶漬けにして食べるのもおすすめです。

お土産品

レジ横には、めんたいマヨネーズタイプやめんたいのり、お菓子なども売っていました。お店の味をお家で楽しむ用にも、お土産に買っていくのもよさそうです。

博多名物を堪能するにはぴったりのお店でした。福岡を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

博多めんたいやまや食堂 MARK IS 福岡ももち店

  • 住所:〒810-8639 福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2-1 マークイズ福岡ももち 3F
  • 電話:092-836-8000
  • 営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:00)
  • 定休日:施設の定休日に準ずる
  • アクセス:福岡地下鉄空港線唐人町駅から徒歩約18分
  • 公式サイト:博多めんたいやまや食堂

4.BOSS E・ZO FUKUOKAで遊ぶ(13:15~15:30)

BOSS E・ZO FUKUOKAはMARK IS 福岡ももちから徒歩約3分の距離にあります。今回は、絶景3兄弟・V-World AREA・チームラボフォレスト福岡を取材しました。

絶景3兄弟 SMBC日興証券

絶景3兄弟というアトラクションは、「すべZO」「つりZO」「のぼZO」の3つに分かれています。まずは、8階受付で手続きをします。チケット情報の確認が終わると、ロッカー専用コインを使ってロッカーに荷物を預けます。

アクティビティの内容を確認したら、同意書にサインをしましょう。

今回体験したのは「すべZO」。すべZOは、地上40メートルの高さから、地上まで一気にチューブの中を滑り落ちます。みずほPayPayドーム福岡の屋根くらいの高さから滑るので、かなりスリルを味わえます。

すべZOのスタート地点

ヘルメットを装着し、スタート!

すべZOのイメージ

滑り出しは上半分が透明で、途中からキラキラとイルミネーションに変わっていきます。自分で体勢を変えながら、スピードを調節できるのが特徴です。

スライダーしているところ

出発から地上まで約20秒ほどのスライダー。

外から見たすべZO

滑る時間は短いけれど、外から見てみるとなかなかの高さです。

つりZOのイメージ

つりZOは、一人乗りのぶら下がり式レールコースターです。

福岡の絶景

地上約60メートルの高さから、外に放り出されるようにして出発。目の前には玄界灘のパノラマが広がります。遮るものがなく、普段は見られない高さから福岡の絶景を独り占めできます。

「のぼZO」はビルの屋上に設置された、高さ10メートルのウォールを登るアクティビティです。クライミングとボルダリングの2種類があり、それぞれ異なる楽しさを味わえます。

クライミングでは、約9メートルの高さのウォールを登ります。最高地点まで登ると、地上から50メートルにもなり、登りきった達成感とスリルは格別です。

ボルダリング

ボルダリングは、高さが3メートルと低めで装備が必要ないため、お子様でも気軽に挑戦できます。

ビル屋上で風を感じながらクライミングやボルダリングが楽しめるのは、のぼZOならではです。家族連れで来ても、大人数でも盛り上がりそうです。

いずれのアトラクションも、年齢や体重などの利用制限があります。小さなお子さんやご高齢の方は、公式サイトを確認してから訪れるのがおすすめです。

絶景3兄弟の料金は、以下の通りです。

【すべZO】
ピーク:1,500円/レギュラー:1,200円

【つりZO】
ピーク:2,500円/レギュラー:1,800円

【のぼZO】(利用時間約10分)
クライミング:ピーク1,000円/レギュラー900円
ボルダリング:ピーク600円/レギュラー500円

ピーク・レギュラーの区分は、公式サイトの料金カレンダーで確認しましょう。

V-World AREA クレディ・アグリコル

V-World AREA

続いて、バーチャル空間でいろんなゲームや遊びができるV-World AREAに行きましょう。
6階についた瞬間、ネオンの空間が広がっていました。

PHOTON BIKE

最初に体験したのは、PHOTON BIKE(フォトンバイク)。バイクに乗り、VRゴーグルを付けて出発です。映像とリンクして、風や揺れが感じられるため、映像の空間に入り込んでバイクレースをしている感覚が味わえます。画面でゲームをする感覚とは、また違った没入感を楽しめます。

ビートセイバー

リズムに合わせて剣を振りかざして得点を稼ぐ、「ビートセイバー」というリズムゲームにも挑戦。リズムをとるときに振動が伝わってくるので、本当に剣でブロックを切っているように感じました。難易度が選べるため、リズムゲーム初心者の人でも気軽に楽しめそうです。

みずほPayPayドームバンジーVR

みずほPayPayドームバンジーVRにも挑戦。VRとはいえ、映像がかなりリアルで足がすくむほどのスリルでした。

VRゴーグルを装着しなくても、プレイできるゲームもあります。

ゲーム体験風景

画面に出てくるモグラを時間内にたくさん叩くゲームや、足踏みをしてミサイル発射し、上から振ってくるブロックを爆発させるゲームなど、小さな子どもでも体験できるものもありました。

チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券

チームラボフォレスト 福岡

ビル5階にあるチームラボフォレスト 福岡に移動します。チームラボフォレスト 福岡は、デジタルアートで森の中を歩く感覚を体験できるミュージアムです。

アプリを使う様子

スマホをかざすと、空間にいる動物や魚を捕まえてコレクションできるアプリ「Catching and Collecting Forest」も用意されています。見て楽しむだけでなく、デジタルの森に入り込むような感覚で遊べるのが魅力です。

斜めに傾いたエリア

歩いている様子

斜めに傾いたエリアや、足元がふわっと沈む床など、歩くたびに感触が変わる仕掛けがあり、飽きずに楽しめました。

イラスト

自分が描いたイラストの動物が空間に投影されたりと、参加型の体験も用意されています。描いたイラストは、缶バッジやTシャツ、タオルなどのグッズにすることも可能です。自分でデザインしたアイテムは愛着が湧き、お出かけの思い出にもなりそうです。

デジタルの絶景にたたずむ子供

体を動かす絶景アクティビティからVR、ゆったり楽しめるデジタルアートまで、どんな人でも楽しめる幅の広さが魅力でした。

「福岡は遊ぶところが少ない...」「食べるだけのデートやお出かけは飽きた」という人は、BOSS E・ZO FUKUOKAで福岡の新しい遊びを体験してみてください。

BOSS E・ZO FUKUOKA

  • ● 住所:〒810-0065 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
  • ● 営業時間:絶景3兄弟 SMBC日興証券 平日11:00~18:00 土日祝10:00~18:00、V-World AREA クレディ・アグリコル 平日11:00~19:00 土日祝10:00~19:00、チームラボフォレスト 福岡‐SBI証券 平日11:00~19:00 土日祝10:00~19:00 ※イベント日など営業時間が異なる場合があるので公式サイトでご確認ください。
  • ● 定休日:無し
  • ● アクセス:福岡地下鉄空港線唐人町駅から徒歩約16分
  • ● 駐車場:あり 駐車場は日によって料金や割引制度が変わるので注意が必要
  • ● 公式サイト:BOSS E・ZO FUKUOKA

5.博多エキナカ マイングでお土産探し(16:00~16:30)

博多エキナカ マイング

BOSS E・ZO FUKUOKAから地下鉄を使って約33分、博多駅に戻ります。博多駅内の「博多エキナカ マイング」でお土産を買いましょう。

取材当日も、多くの人で賑わっていました。マイングは、店員さんがブースの外に出てきておすすめの商品を教えてくれたり、試食を渡してくれたりと、距離の近さが特徴です。店員さんとのコミュニケーションを楽しみながらお土産を買うのも、いい思い出になりそうです。

マイングの通路

マイングには、明月堂の「通りもん」、如水庵の「筑紫もち」、福太郎の「めんべい」、伊都きんぐの「どらきんぐ生」など、定番の博多土産が一通り揃っています。甘い系も辛い系も幅広く揃っているので、「とりあえずマイングに来れば博多土産はだいたい買える」という安心感があります。

博多駅構内唯一のスーパー「博多ステーションフード」もあり、観光客はもちろん、地元の方でも賑わっています。博多でお土産を買う際は、ぜひ博多エキナカ マイングで選んでみてください。

博多エキナカ マイング

  • 住所:〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
  • 電話:092-431-1125
  • 営業時間:9:00~21:00
  • アクセス:JR博多駅直結
  • 公式サイト:博多エキナカ マイング

6.歴史に触れて、食べて遊んで! 博多観光を満喫しよう!

博多駅外観

博多エリアは、櫛田神社やふるさと館で歴史に触れながら、博多名物を味わったり遊んだりできる、観光スポットが充実した地域です。

福岡に住んでいる人でも、意外と知らない魅力が多く、新しい博多の楽しみ方に出会えるはずです。

半日から1日で計画的に観光してみたいという方は、今回紹介したモデルコースを参考に、博多観光を楽しんでください。

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福岡をこよなく愛する編集者。株式会社なかみ代表。自身でスポンサーになるほどのアビスパ福岡サポーター。

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