アイスランドでみつけた北欧かわいいお家たち

アイスランドは北欧というだけあってお洒落でかわいい建物によく出会います。三角の大きな屋根に色鮮やかな壁の色。夏になれば庭にたくさんの花を植えて家を飾り、冬になると電飾で家を輝かせます。

ふと目をやるだけでこちらの気分が明るくなるようなお家がとても多いのです。今回の記事では筆者がアイスランドで見つけたキュートな建物たちをご紹介します。

目次

• アイスランド伝統のターフハウス
• 目を惹くアイスランドのカラフルなお家
• アイスランドのお家番外編-レイキャヴィックの音楽ホール「ハルパ」
• 終わりに

アイスランド伝統のターフハウス

＜北の街アークレイリ近くの外れの谷で見つけたターフハウス＞

ターフハウスとは屋根全体が芝生に覆われたお家でアイスランドの伝統的な家屋です。建物の主な資材は石と木材ですが、厳しい寒さから耐え忍ぶ術として芝生が断熱材代わりに使われたようです。

　
現在でもターフハウスを見かけることはありますが、実際に使用しているのはあまり聞いたことはありません。ただ祖父母の世代はターフハウスで生活したことがある人も多いようで、つい最近まで日常的に使用されていたのが分かります。

実際のターフハウスに入ってみると少し薄暗くひんやりとしていますが、感覚的には昔の日本家屋に入ったような、自然とともに暮らしていた様子が肌身で感じられて少し懐かしいような気持ちになりました。

＜ターフハウス内の廊下と台所。壁の様子や昔のキッチンが伺えて面白い＞　

壁の造りも家によってさまざまでターフハウスひとつ取っただけでも、とても興味深いです。状態が良いものだと昔ながらのキッチンや寝室なども見ることができますよ。

目を惹くアイスランドのカラフルなお家

今日使われているアイスランドのお家はターフハウスほどではありませんが、木造だったり、石でできていたり、自然と調和するようなお家を多くみかけます。

どのお家も外観からとても素敵で、まさにキュートなお家がたくさんあります。

独特な色の組み合わせと窓枠、そして窓に置かれた置き物や家の外のベンチや庭など、全てがバランスよく配置されており、まさに北欧センス！。

＜ダウンタウンレイキャヴィックにて＞

＜こちらもダウンタウンレイキャヴィックにて＞

＜北の街アークレイリにあるサンタの家！＞

＜西の街イーサフィヨルズルの公園から＞

個人的に感動するのは、どこの街に行っても外観が統一され、美しくデザインされていることです。心地よい住まいを大切にしているアイスランド人のセンスが表れているなと感心します。

アイスランドのお家番外編-レイキャヴィックの音楽ホール「ハルパ」

かわいいだけでなくお洒落で洗練された建物ももちろんあります。私がぜひおすすめしたいのは「ハルパ」と呼ばれる音楽ホールです。光の巨匠と呼ばれるデンマークを代表する建築家・ヘニングラーセンとアイスランドのアーティスト・オラフルエリアソンによってデザインされました。

おすすめする理由は至ってシンプル、とりあえずお洒落！！建物一面に組み込まれたガラスの壁と洗練された空間デザインは機能的で芸術的だと思います。

ガラスの壁は天候によって光の加減が変わりいつ訪れても美しく佇んでいます。天候が不安定なアイスランドにぴったりの建築物であり、建物内にはお土産ショップやレストランもあるので観光する際の一つの目的地にもおすすめです。

ハルパ コンサートホール

• 所在地：Austurbakki 2, 101 Reykjavík, アイスランド
• 電話：+3545285050
• 公式サイト：ハルパ

終わりに

北欧ならではのカラフルでかわいい建物たちはいかがでしたでしょうか？

今回はレイキャヴィック郊外のアウルバイル野外博物館に展示されているお家も一緒に紹介しました。アイスランドに来た際は、自然を満喫するのと共に北欧らしさ満載のカラフルなお家も探してみてくださいね。

アウルバイル野外博物館(Ár­bær Open Air Mu­seum)

• 所在地：459J+77, Kistuhylur 110, 110 Reykjavík, アイスランド
• 開館時間：6月～8月 10:00～17:00 9月～5月 13:00～17:00
• 入場料：大人 2.450isk、学生 1.500isk、子ども 無料（2025年7月現在）
• 公式サイト：Árbær Open Air Museum（英語）

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