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インドネシアにチップ文化はあるの??旅行前に知っておきたいチップマナー。

みなさん、こんにちは!greenです。
海外旅行する時「チップって渡すべき?」「いくらくらいが妥当?」などなど、よくある疑問のひとつが「チップ文化」ですよね。
今回は、 インドネシア について、「インドネシアはチップ文化があるのか?」「どんな場面で必要なのか?」わかりやすく解説します!!旅行の前に知っておけば、現地での不安も減り、より快適に旅が楽しめますよ。
この記事はインドネシアにおけるチップ事情を理解するのに役立ちます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
インドネシアにはチップ文化はあるの?
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結論からいいますと、 「欧米のようなチップ文化はありません」。インドネシアでは、基本的にチップを渡す習慣はなく、渡さなくても失礼ではありませんのでご心配なさらずに。でも実際には、外国人が多いバリなどの観光地では欧米人がチップを渡すことから、ある程度チップが浸透してきているのも事実です。
特に、ホテルや観光ガイド、マッサージ店などのサービス業では「良いサービスを受けたらお礼として少し渡す」という考え方が増えてきています。
だからといって、必ずしも渡さないといけないということではありません。
「良いサービスをしてもらった」など、感謝の気持ちがあれば渡すくらいの意識で問題ありませんよ。
チップが必要なシーン
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どんなときにチップを渡した方が良いか、難しいですよね。現地の感覚や観光客の実体験をもとに、主なシーン別で紹介していきます。
ホテル・レストラン
基本的にチップは渡さなくて大丈夫です。宿泊料、お食事代にサービス料として加算されていることがほとんどですので、基本的にはチップ不要です。
ただ、お部屋まで荷物を運んでくれたりしたら渡した方がいいと思います。チップを節約したいということでしたら、荷物はご自身で運びましょう。
タクシー・配車アプリ
タクシードライバーは、お釣りはチップでもらうと思っている人が多いので「お釣りはいらないよ」というやり取りがスマートです。
インドネシアは渋滞がひどいので、なるべく停車時間を短くできるように、ちょっとした気配りを心がけていただけるとインドネシア在住者としては嬉しいです。また、タクシードライバーは、お釣りを持ってないことが多いですので細かいお金を用意しておいたほうがいいでしょう。
チップといっても、お釣りの何十円で問題ありません。540円のタクシー代だとしたら、600円渡してお釣りはチップで十分です。
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乗車後、アプリからドライバーの評価をするときにチップを送ることもできますよ。配車アプリでも、支払いを現金にしている場合は上記のように細かいお釣りをチップで渡す形でいいでしょう。
私は、事前に電子マネーで支払っているので、基本チップは渡しておりません。でも荷物の積み下ろしや、場所を一緒に探してもらったりした場合は気持ちチップを渡しますが、100円程度で十分です。
コンビニ
お会計でお釣りが細かい場合は、「端数を寄付しますか?」と聞かれることがあります。インドネシア語で「kembaliannya donasi?(クンバリアンニャ ドナシ?)」と聞かれたら「Yes , No」と答えれば伝わります。
寄付は義務ではありませんので、お釣りを返してもらいたければNoと答えましょう。お釣りが、12.500ルピアの場合500ルピア(約5円)を寄付しますか?という聞かれ方です。
観光客の方がよく「お釣りをくれなかった」と仰ることがありますが、インドネシア語がわからずYes Yesと答えていると、寄付をすると言ってしまっていることもありますのでお気をつけください。
在住者が実際にチップを渡すシーン
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では実際に、在住者がチップを渡しているシーンをお伝えします。
タクシー
こちらは前述したように、「お釣りはいらないよ」感覚で渡してます。20円、30円でもケチつけられることはありませんのでご心配なく。
場所を探してもらったり待たせてしまった場合は100円とか200円くらい多めに渡すといいでしょう。また、タクシーで高速道路を利用する場合は最後にタクシー料金と高速料金を合わせた金額が請求されますので、ぼったくられた訳ではないので勘違いなさらずに。
ポーター
一人で移動している場合、空港・駅などで荷物が多い場合はたまに私もたのみます。出口で空港・駅スタッフのビブ(ゼッケンのようなもの)をつけた人がいるので、その人にお願いします。
金額を聞いても「任せる」と言われるので、荷物が少ない・近いだと20.000ルピア(約200円)、荷物が多い・少し距離があるならば50.000ルピア(約500円)渡せば十分です。ただ、ジャカルタ・バリなどの都会では50.000ルピア~100.000ルピア(約500円~約1,000円)が無難です。
観光ガイド
こちらは既に料金にサービス料として含まれていますが、長い時間拘束しているなどの時は気持ち50.000ルピア~100.000ルピア(約500円~約1,000円)渡してあげるといいです。もしくは、一緒にご飯食べない?とお食事に誘ってあげるのもいいでしょう。
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近所のローカル飯屋
タクシー同様、10円20円のお釣りならいらないよと言ってチップ代わりにしてもらっています。ご近所なので、何か手伝ってほしいときとかお願いしやすいという私の下心が。。。笑
大量の荷物が届くとき
たくさんの荷物を運んでくれたり、屋根の修理など大変そうだなと思う場面ではチップというよりも、ペットボトルのお水であったりコーラをあげたりします。
逆に100円くらいのチップより、冷えたコーラとかお水の方が嬉しいみたいです。こういうことをやらないと、真面目に働いてくれないというのもあるんですけどね。。。
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【番外編】ロードサービス
先日、高速道路を走行中タイヤがパンクしてしまいました。行政が高速道路を管理していますのでそこに電話をいれ、修理しにきてもらいました。
金額を聞いても「任せる」と言われたので、100.000ルピア(約1,000円)を渡しました。
金額を言ってこないってことは、本来は無料で「いくら下さい」とは言えないから任せると言うのだと察しました。笑
まとめ
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いかがだったでしょうか?
インドネシアは基本的にチップはなくても大丈夫ですよ。私もあまり渡しておりませんし、インドネシア人の主人も全然渡してません。笑
チップは良いサービスをしてもらったお礼の気持ちですので「チップをくれ」と言ってくる人には渡さなくてもいいです。
しつこいようでしたら、100円くらい渡してすぐにその場をさりましょう。
チップと言えば、ホテルで渡すことを想像するかとは思いますが、私はインドネシアのホテルであまりチップは渡していません。すでにサービス料として料金に含まれていますので。
それでは素敵なインドネシア旅行になりますように。最後までありがとうございました。
★maki green★
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green
- インドネシア在住で「なんでも屋」をやっているgreenです。猫アレルギーなのに、猫10匹と共存中。在住者だからこそ見えてくるインドネシアの魅力をご紹介します!




























