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シンガポールブランドのスナック、ドリンクを発掘しよう

<TOP画像:Irvinsのインスタントヌードル>
こんにちは、シンゴポールです。シンガポールに来られる際は、現地の食事を思う存分味わうことが旅行の醍醐味であることに間違いはありません。
シンガポールを代表する料理、チキンライス、バクテー、ラクサ、チリクラブ、フィッシュヘッドカレーなどを食すのはもちろんのことですが、食べ歩きに加え、スーパーマーケットなどで売られている現地のスナック、ドリンクを探索するのも別の楽しみとなるのではないでしょうか。
ということで、今回はシンガポールのスーパーマーケットで購入できるシンガポールブランドのスナック、ドリンクを紹介したいと思います。
目次
1. コン・グアン (Khong Guan)
コン・グアン・ビスケット・ファクトリーは、1947年にチュー・チュー・ケンとチュー・チュー・ハンの兄弟によって設立されました。手頃な価格で美味しいビスケットを作りたいというシンプルな思いから、廃工場から回収したビスケット製造機を再利用した小さな会社としてスタートしました。
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<コン・グアンのレモンパフ>
コン・グアンは、創業以来、長年かけて、誰もが知るブランドへと成長を遂げました。その成功の秘訣は、品質、手頃な価格、そして人々のニーズを理解する力にあると思います。コーヒーや紅茶に浸して食べる定番人気のクリームクラッカーやマリービスケットから、甘くてサクサクのウエハース、そしてより贅沢なチョコレート入りの商品まで、コン・グアンはあらゆるニーズを満たす多様なお菓子を提供しています。
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<コン・グアンのカスタードクリームビスケット>
コン・グアンは、その味わいだけでなく、懐かしさと親しみやすさも感じさせることも魅力かと思います。多くのシンガポール人にとって、コン・グアンのビスケット缶は、家族の団欒、子供の頃のおやつ、そしてもっとシンプルな時代の思い出でもあります。
それは故郷の味であり、過去との繋がりであり、共に過ごした経験を思い出させてくれるものです。ちなみにの話ではありますが、コン・グアン・ビスケット・ファクトリーの建物は3階建てのモダニズム建築です。
下層階はビスケット会社の事務所、倉庫、店頭として使用され、上層階は事業主であるチュー家の一部の住居となっていました。船のような形をした建物は長年にわたり、地域のランドマークとなっており、2005年には保存建築物に指定されました。
2. アヤムブランド (Ayam Brand)
1892年にシンガポールで創業したアヤムブランドは、品質と利便性の代名詞と言えるでしょう。象徴的な雄鶏のロゴが描かれている同社の製品は、東南アジアをはじめとする世界中の人々のキッチンで欠かせない存在です。では、アヤムブランドが旅行者を引き付ける魅力とは何なのか?理由は、以下の三つです。
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<アヤムブランド イワシのトマトソース漬け>
まず第一に、利便性が鍵となります。例えば、旅行中トレッキングに出かけたり、ビーチでキャンプをしたりする場合。または、ホテルの部屋で手軽に食事を済ませたい時など、アヤムブランドは持ち運びやすく、すぐに食べられます。食材および調理器具の準備は不要です。アヤムブランドのイワシ、ツナ、ベイクドビーンズの缶詰は、外出先で大いに役に立ちます。
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<アヤムブランド ツナチリフレーバー>
第二に、保証された品質です。アヤムブランドは高品質の食材を使用し、厳格な製造基準を遵守しています。安全で健康的な製品をお届けすることを約束しています。彼らのシーフードは持続可能な方法で調達されたものが多く、多くの商品は保存料や人工成分を使用していない健康的なものです。
最後に、故郷の味を再現した、懐かしくホッとする味わいです。東南アジア出身の方にとっては、アヤム・ブランドは懐かしの味なのです。そうではない方にとっても、東南アジアの多様で美味しい味覚を体験するのに最適な方法です。では、旅行者はどのアヤム・ブランド商品を試すべきか?ここでは、人気の高い以下の品々をおすすめします。
- イワシ:タンパク質とオメガ3脂肪酸が豊富で、ヘルシーで手軽に食べられるスナックや食事です。
- ツナ:用途が広く、手軽に手に入るツナは、缶詰のままでも、サラダ、サンドイッチ、パスタ料理に加えても楽しめます。
- ベイクドビーンズ:定番の家庭料理で、手軽で満足感のある食事に最適です。
次回、シンガポール旅行の準備をする際は、是非アヤム・ブランドを思い出してください。シンガポールをはじめとする多くの国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアで簡単に見つけることができますよ。
3. アーヴィンズ (Irvins)
アーヴィンズは慎ましいシーフードレストランとしてスタートしましたが、シンガポールの象徴的な味である塩漬け卵黄に挑戦したことにより、爆発的な知名度を得ました。
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<アーヴィンズ・ソルテッドエッグ・フィッシュスキン>
看板商品である「アーヴィンズ・ソルテッドエッグ・フィッシュスキン」は、瞬く間にカルト的な人気を博しました。カリッと揚がった黄金色の魚の皮に、濃厚で風味豊か、そしてほんのり甘い塩漬け卵黄ソースを絡め、香り高いカレーリーフとチリで仕上げた一品を想像してみてください。それは、心安らぐと同時に刺激的な、風味豊かな一品です。しかし、アーヴィンズはそこで止まりませんでした。
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<アーヴィンズ・ソルテッドエッグ・ポテトチップス>
ソルテッドエッグの力は拡大し、ソルテッドエッグポテトチップスという、病みつき間違いなしのスナックまで生み出したのです。完璧に揚げられたポテトチップスのパリパリ感を想像してみてください。
そして、同じく抗えない塩漬け卵黄ソースの味付けによって、ポテトチップスは新たな高みへと昇華したのです。では、アーヴィンズが特別なのはなぜでしょうか?それは、質の高い材料と、細部にまでこだわった工程にあります。
塩漬け卵黄には本物のアヒルの卵を使用し、濃厚で本格的な味わいを実現しています。少量生産のため、鮮度と品質の安定性が保たれています。さらに、秘伝のスパイスブレンドが独特の複雑な風味を加え、競合他社とは一線を画しています。
味だけでなく、アーヴィンズは強力なブランドアイデンティティも築いています。特徴的な黄色のパッケージはすぐに認識することができて、遊び心のあるマーケティングキャンペーンは、センスの良い若年顧客層とのつながりを築くのに役立っています。
次回のシンガポール旅行中、ぜひ1袋(いや2袋!)買ってみてください。ただし、このスナックは驚くほど中毒性が高いので、ご注意ください。一度食べ始めると、止まらなくなるでしょう(苦笑)
4. サギコ (SAGIKO)
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<サギコ炭酸ココナッツ味>
サギコは、チア・キム・リー フードインダストリーの缶入り・ボトル入りジュース/飲料の看板ブランドで、独自のアジアンテイストを取り入れています。イノベーションへの飽くなき研究開発により、アジアンティードリンク、ジュース、デザートドリンクなど、さまざまなコレクションで50種類以上のフレーバーを展開しています。これまでに、世界60カ国にサギコ製品を出荷しています。
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<サギコ寒天ソフトゼリー>
では、サギコとは一体何でしょうか?単なる飲料ではありません。外出先での活力、水分補給を目的として、厳選された天然成分をブレンドした飲料です。甘い炭酸飲料ですぐにエネルギーが切れてしまうようなことはもうないでしょう。サギコは持続的なエネルギーと全体的な健康に焦点を当てています。
サギコを買い物リストに加える理由
水分補給:サギコは電解質を配合しており、山登りでも、賑やかな街の散策でも、移動中に失われた水分を補給するのに役立ちます。水分補給はエネルギーレベルを維持し、疲労を防ぐために不可欠です。
天然由来のエネルギー:サギコはフルーツエキスやハーブティーなどの天然成分を使用することで、穏やかで持続的なエネルギーを供給します。これで午後の倦怠感とはおさらばし、旅行に集中できるということです。
美味しいフレーバー:サギコは、爽やかな柑橘系のブレンドからエキゾチックなフルーツの組み合わせまで、刺激的で爽やかなフレーバーを豊富に取り揃えています。きっとあなたの味覚を刺激し、何度も飲みたくなるサギコのフレーバーが見つかるはずです。
次回シンガポールへ来られる際は、是非サギコを携帯して水分補給をしながら旅行を楽しんで下さい。
5. まとめ
さて今回は、シンガポールのスーパーマーケットで購入できるシンガポールブランドのスナック、ドリンクを紹介させて頂きました。
上記のブランドの他にもまだ、シンガポール産のスナック、ドリンクはありますので、是非スーパーマーケットで探索して下さい。あなたのお好みのブランド、商品が見つかるといいですね。
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シンゴポール
- 名古屋生まれ、岐阜育ち。英語を勉強しにシンガポールへ渡星。その後インド系IT企業に勤め、現在シンガポール在住17年目を迎えます。ひょんなことからインド人の利酒師に出会い、それがきっかけで利酒師を取得。今は日本酒の勉強に励んでいます。




























