シンガポールで安い時期はいつ? 相場や安くなるタイミングを紹介!

シンガポール

多民族国家ならではの多彩な魅力にあふれる東南アジアの玄関口、シンガポール。日本から飛行機で7時間ほどで到着し、時差も1時間ほどなので、旅先の候補として検討している方も多いのではないでしょうか。

でも、できるだけ旅費は安く済ませたいもの。この記事では、そんなシンガポール旅行が安い時期について解説。シンガポール旅行の相場や安くなるタイミングについて詳しくご紹介します。

目次

<1. シンガポールへの旅行にかかる相場>

<2. シンガポールで安い時期はいつ?>

<3. 飛行機代やホテル代が安くなりやすいタイミング>

<4. シンガポール旅行にかかるお金を抑えるその他の方法>

1. シンガポールへの旅行にかかる相場

シンガポールドルとパスポート

「マーライオンパーク」や「マリーナベイ・サンズ」をはじめ、見どころ満載のシンガポール。まずは、旅行にかかる一般的な相場を詳しく見ていきましょう。

飛行機代の相場

シンガポールは日本からの直行便が多く、飛行機の選択肢が広いのも嬉しいポイントです。

飛行機代の相場としては、機内食や飲み物、受託手荷物などが航空券の料金に含まれている「フルサービスキャリア」の航空会社の場合は、往復で10万〜19万円というのがひとつの目安になるでしょう。シンガポールへの直行便があるフルサービスキャリアとしては、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)、シンガポール航空などがあります。

一方、LCCと略される「ローコストキャリア」は、機内食や受託手荷物、座席指定などが別料金となったり、サービスが最低限に絞られていますが、その分航空券が安く設定されているのが特徴です。シンガポールへの直行便があるLCCとしては、スクート(Scoot)やジェットスター(Jetstar Asia)などが代表的で、価格は往復で6万円〜10万円が相場となっています。

宿泊費用の相場

シンガポールでの宿泊費用は、宿泊施設の種類や立地、旅行時期によっても大きく異なります。

例えば、費用をできるだけ抑えようと思えばホステル(ドミトリー)と呼ばれる宿泊施設を利用するのが良いでしょう。1泊あたり2,300円〜4,500円で宿泊することが可能です。格安ホテルの相場は5,000円前後、中級ホテルで11,500円〜22,000円、高級ホテルで34,000円以上というのがひとつの目安になります。

安くていくらで行ける?

シンガポールは、ハイシーズンを避けたり早割を利用したりすることで、さらに安く旅することも可能です。航空券とホテルがセットになった格安ツアーの利用もおすすめで、セール期間とタイミングが合えば、3泊4日で50,000円~60,000円というお得なツアーもあります。

2. シンガポールで安い時期はいつ?

シンガポールは熱帯性モンスーン気候に属していて、年間を通して25°Cから32°Cと気温が高いのが特徴です。1年の中でも10月〜3月の雨季はいわゆる観光のオフシーズンに当たるため、旅行費用も安くなる傾向があります。

また、3月と9月は日本の旅行会社の多くが決算時期にあたるため、決算セールが実施されることも少なくありません。タイミングがあれば、通常よりも安くシンガポール旅行を楽しむことができておすすめです。

3. 飛行機代やホテル代が安くなりやすいタイミング

旅上手な方の中には、飛行機やホテルにかかる費用を上手に節約して旅のコストを抑えている方も。ここでは、飛行機代やホテル代が安くなりやすいタイミングについて詳しくご紹介します。

平日の月曜~木曜

飛行機やホテルの代金を抑えるには、やはり週末に当たる金曜〜日曜を避けて月曜〜木曜の平日が狙い目となるでしょう。

オフシーズン

オフシーズンは飛行機もホテルも値段が下がる傾向にあります。シンガポールのオフシーズンに当たる10月〜3月の雨季は格安ツアーなどが登場することもあるため、こまめにチェックしておくのがおすすめです。

早割が使えるタイミング

ゴールデンウィークや夏休みなどのいわゆるハイシーズンは飛行機や宿泊費も高騰しがちですが、早割が適用できるものであれば費用をぐっと抑えることも可能です。

4. シンガポール旅行にかかるお金を抑えるその他の方法

シンガポール旅行を徹底的にお得に楽しみたいという方は、旅行の時期や飛行機代・ホテル代の節約以外にも以下の方法を試してみるのもおすすめです。

食にかける費用を節約する

屋台村のナシゴレン

旅行中は外食がメインになるため、どうしても食費にかかるコストが負担になってしまいがちです。とはいえ、現地での食事は旅行の醍醐味のひとつです。上手に食費を節約して旅行にかかるお金を抑えましょう。

おすすめは、ホーカーズと呼ばれる屋台街での食べ歩き。中華料理をはじめ、マレー料理、インド料理など多民族国家シンガポールならではの多彩な料理の屋台が並んでいて、リーズナブルな価格で楽しむことが可能です。朝早くから夜遅くまで営業していて、観光客だけでなく地元の人たちにも広く愛されています。

おすすめは、アモイフードセンター(Amoy Street Food Centre)やホンリムフードセンター(Hong Lim Market & Food Centre)など地元の人たちが集うホーカーズ。観光客向けではないため、メニュー表記などがわかりにくいケースもありますが、観光地では味わうことのできないシンガポールの日常を垣間見ることができるのもポイントです。ホーカーズでの食費の目安としては、1人あたり500円〜1,000円あれば十分満足する食事が楽しめるでしょう。

屋台の中でも人気の菜飯(ツァイファン)についてはこちら
世界一物価が高い国のシンガポールで庶民は何を食べているのか?庶民飯の菜飯(ツァイファン)を探ってみよう

お金のかからないスポットを巡る

シンガポールには無料で楽しめる観光スポットもたくさんあるため、旅の目的地に加えることで旅費を安く抑えることもできます。シンガポールでおすすめの無料スポットは以下の通りです。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」はシンガポールを代表する人気植物園のひとつです。世界一高い場所にあるプールで有名な、シンガポールのランドマーク「マリーナベイサンズホテル」の正面にあり、超巨大な近未来型植物園として観光客にも人気のスポットです。

特に、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのシンボルとも言える巨大な人工の樹木群「スーパー・ツリー・グローブ」は、高さ25m〜50mの18本のスーパーツリーが立ち並び、圧倒的な存在感で訪れる人を魅了します。また、夜には園内全体がライトアップされて、幻想的な雰囲気に。園内は有料ゾーンと無料ゾーンとに分かれていますが、無料ゾーンを散策するだけでも十分楽しむことができるでしょう。

シンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)

シンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)

近未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」とは対照的に、シンガポールで最も古い植物園として有名なのが「シンガポール植物園」です。

1859年の開園から150年以上にもわたって地元の人々に愛される植物園で、2015年にはシンガポールで初めての世界遺産にも認定されました。敷地面積は約82ヘクタールで、東京ドーム約13個分の広大な敷地は、世界最大級の国立蘭園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」を除いて入場無料。熱帯雨林の中で森林浴がたのしめる「レインフォレストトレイル」や薬草の植えられた「ヒーリングエリア」、植物の進化をたどることができる「エボリューション・ガーデン」など見どころ満載です。

すみずみまでゆっくり見て歩こうと思うと半日以上かかることも。歩きやすい服装で訪れるのがおすすめです。

佛牙寺龍華院・博物館

佛牙寺龍華院

シンガポールのマリーナベイエリアの西側、チャイナタウンの中にある「佛牙寺龍華院・博物館」は、宗教施設と展示施設が合わさった複合施設です。

地上4階建ての1階部分が約100体の仏像が並ぶ寺院エリアになっていて、2階には仏教関連の資料が展示されておりお土産などが購入できるエリアも。3階はシンガポールの仏教に関する歴史や文化を学ぶことができる文化博物館で、4階には仏陀の歯(佛牙)が祀られた佛牙舎利塔が設置されています。

2007年に建てられた比較的新しい施設ですが、観光名所としてだけでなく地元の仏教徒たちの信仰の場にもなっているそうです。建物は唐時代の建築様式が模されていて、地下1階ではベジタリアン料理も提供されています。

サザン・リッジ

熱帯性モンスーン気候に属するシンガポールならではの圧巻の自然を楽しむなら、サザン・リッジがおすすめです。シンガポールの南から南西にかけて広がる、マウント・フェイバー・パークやラブラドール自然保護区を結ぶ約10kmのトレイルコースのことで、緑豊かな自然の中にある遊歩道を歩きながら森林浴を楽しむことができます。

シンガポールの南に位置するマウント・フェーバーからスタートして、ゴールのケント・リッジ・パークまで、ゆっくり休憩しながら歩いて4時間ほど。遊歩道が整備されているものの、途中には階段もあり、歩きやすい靴と服装でなければ大変です。道中には見どころも多く、近代的な建物が並ぶ都市部とは異なる表情のシンガポールを楽しむことができます。

アラブストリート散策

アラブストリート

黄金色に輝くシンガポール最大のイスラム寺院「サルタンモスク」がシンボルのアラブストリートも、無料で楽しめるシンガポールのおすすめスポットのひとつ。MRTブギス(Bugis)駅から徒歩数分のところにあるエリアで、異国情緒あふれるアラブ人街です。通りにはたくさんのレストランやカフェ、お土産屋さんのほか、地元の若者にも人気のローカルブランドのショップもあります。

また、シルクやオーガンジー、レースなどのテキスタイル、キリム(平織り)を扱う店のほか、香水瓶、ランプ、アクセサリーなど、エキゾチックな模様をあしらった雑貨も女性観光客には人気です。通りの壁一面には色鮮やかなウォールアートが施されていて、カメラを片手に散策するだけでも旅気分を味わうことができます。歩き疲れたら、アラブ系料理を楽しむのもおすすめです。

シンガポール旅行の安い時期とお得に楽しむ方法をご紹介しました。世界中から多くの人々を引き寄せる魅力あふれる国、シンガポール。ぜひ、上記の内容を参考にして、素敵な旅のプランを立ててみてくださいね。

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